No.15ベストアンサー
- 回答日時:
ああ日本語って難しいと再確認してしまいました。
前回の書き込みの一行目は「再度の書き込みに参ってしまって頭を抱えています」という意味ではなくて「また書き込みをしに来ました」というだけの意味です。さすがに3回目でしたし、どんどんカテ違いになっていく罪悪感のせいかちょっとへりくだって書いてしまっただけのことなんです。誤解を生む書き込みで申し訳ありませんでした。
そして、前回の書き込みから時間が経ってしまい申し訳ありません。
なかなか上手く書くことが出来ず、時間ばかりかかってしまいました。
その間に新たな書き込みと補足がありましたが、以下の文章の大筋はそれを読む前に書いたものなのでNo13のやり取りが反映されていないことはご了承ください。
さて、説明を主眼として書いてくれとおっしゃられても難しいですねえ。
これでも説明しているつもりなのです。
「現実の同性愛の原因も、同性愛ファンタジーが望まれる理由も対等性を追い求めているからだ」とkumosuke32さんが私の書き込みを読んで解釈したと私は受け取りました。
後者には異論はなかったのですが、前者には放っておけないほどの誤解があると判断しました。
よって、実際に同性愛者が対等性を求めて同性愛者に「なった」というのならば、同性愛者であることのリスクにはこれだけのものがあり、とても対等性という理想と引き換えにするには釣りあわないが、それでも同性愛者は同性を愛することをやめていないという事例を挙げました。
後はおのずと前者が間違いであるということに気づいてもらえるだろうという展開をしたのですが、これは説明であるとは受け取ってもらえなかったのでしょうか?
読み手が自分で考える余地を作った書き方なのが間違いだったのでしょうか?
「そっちが説明をしているはずなのに、いきなりなんで自分が異性愛の理由なんか考えなけりゃいけないんだ?」ということでしょうか?
そもそも、同性愛はおろか異性愛ですら、人が恋に落ちるメカニズムは科学的に完全に解明されてはいません。
理論的説明が確立されていない以上、私は私個人の主観的、感情的な説明しか出来ません。
当事者ですら異なる性的指向を持つ人に正確に説明するのは至難の業、というよりほぼ不可能であるというのをご自分の立場で実感していただきたいという意図もあってあのような質問を投げかけてみました。
そしてその質問についてですが、簡単と言い切られてしまいましたか…いやはや。
DNAを残したいという欲求自体はあっても確かにおかしくないとは思いますけどね。
好きな人がいて、その人と自分のDNAを掛け合わせた子供に会ってみたいという欲求もあるでしょう。
でもDNAを残すことが恋愛感情を引き起こす根本的な第一原因ですか?
ではDNAを残すために異性に惹かれるというkumosuke32さんは、好きな女性(恋人なり、夫婦なりの関係の)が妊娠できない身体だったとして、それを知ったらその愛は冷めるのですか?
とても好みの女性と出合ったとして、その人がどう見ても不治の病に冒されていて余命いくばくもなかったら絶対に恋には落ちませんか?
あるいは逆に、もしご自分が不能になったら(もしくは男性不妊だとしたら)恋もしなくなるのですか?
老人と呼ばれる年になってなんらかの理由で一人身だったとしても誰かに恋をすることはありえませんか?または、あったとしてもその対象は同年代ではなく若くて妊娠できそうな女性でしかありえないのですか?
もっと飛躍するならば、DNAさえ残せれば伴侶となる人がいなくても良いのですか?
(例えば、卵子提供&代理母で子供を作るとか、いっそクローンを作ってしまうとか)
まあ、上記に確かに当てはまるというのでしたら、それは確かにDNAを残すことが第一でそのために恋愛する方だと思います。ありえないとは限りませんけどね。
さて、本当にDNAを残すことが異性を好きになる根本的な第一の理由ですか?もしそうだとしたら、私はなにも説明することが出来なくなります。説明するために必要なお互いが持つ根本的な共通認識がずれているということになりますので。(時間をかければわかりませんが、この場ではなかなかそういうわけにもいきませんし、そこまでやる気力もないです。さすがに)
ちなみに私個人がなんで同性を好きになるのかという問いの答えは「わかりません」です。
根本的な「なぜ?」に対する理由はわかりません。理由なんかわからないけれど惹かれるんです。何年も堂々巡りして開き直りました。
でも理由はわからずとも、同性を好きになるという現象は確かに存在します。
ですので、この件に関しては「理由を知って理解する」というアプローチはお勧めできないんですよ。それを言葉で言ってもなかなか理解してもらえない経験があるので、[ならばあなたはどうなんですか?」という回りくどい誘導をしたわけです。
また、「なぜ?」に対する回答ではなく、「人間の性が、肉体の性、精神の性、恋愛対象の性という観点でどのように分類され、どのようなバリエーションがあり、その中で同性愛とはどのような現象を指すのか」といったことならば性科学の本等を参照すれば説明されていると思います。
とりあえず、wikipediaの性的指向の項を参考URLに入れておきますのでそちらも参照してください。そこから同性愛、性同一性障害等の項目へのリンクも貼られています。その辺りから関連項目を辿っていけばある程度は情報が出てくると思います。
さて、自分からしゃしゃり出ておいてどうかとは思うのですが、正直なところこのやり取りに精神的に疲れてきました。どうしても長文になりがちで時間があまり裂けないというのもあります。
またいい加減にカテゴリ違いな方向に傾かせすぎたという思いもありますので、この先また書き込みにこれるかどうかはわかりません。ので、これ以上の書き込みはあまり期待しないでください。
非常に申し訳ありませんが。
参考URL:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%80%A7%E7%9A%84% …
この回答への補足
再度の回答ありがとうございます。
確かに、誤解というか、行き違いがありました。自分に配慮の足りない部分があったことを認めます。すいませんでした。
DNAを持ち出したのは、もっとシンプルに考えることはできるのではないかという意味で持ち出しました。ただ、DNAの働きは皆さんが持ち出している例では説明はできないとは思います。
主題とずれてしまったことは否めません。後から続いた回答にこのことを引きずってしまったのを見て、悩んで、ほかのカテゴリーでこのテーマをあげたほうがいいかなと思いましたが、お互いの話す上でのコンセンサスというか、かなり情報を共有して、お互いの認識を理解したうえでないと難しいのではないかと思い始めました。
気分を害されたようなので、また、ここに書いてくれとは言えません。精神的にも疲れるお気持ちもわかります。自分の未熟さが出てしまいました。そこは本当に申し訳ないです。
今回のやり取りは大変参考になりました。「ニューヨーク・ニューヨーク」もやっと手に入り読み始めています。思いがけない方向に話が進みましたが、自分の理解できないことを理解しようとすることの難しさや、そこに立ちはだかる壁というものがあることを改めて知ることができました。勉強になりました。
行き違いはありましたが、そういう読まれ方もあるのかという感じで、とても参考になりました。
僕のために時間を割かれてしまったこと、申し訳ないです。人間的な未熟さはなかなか精進しないものでした。今後はなるべく気をつけようと思います。ありがとうございました。
No.14
- 回答日時:
BL好き女です。
私が好きな理由、他の方の様にあまり深い意味はありません。
私は基本的に漫画やアニメのキャラのBLが好きなのですが、元々はBLよりその片方の男の人のことを単体で好きになります。で、その人の裸を見たいとか、ヤりたいとか、恋愛してるところみたいとか思うんですよ。
でも、絶対に自分とはできない。
妄想で自分とくっつける事はできますが、やってて悲しいです。そこで同じアニメや漫画の世界のキャラとくっつけてしまおうとおもうわけですが、女性とくっつけると、も の す ご く嫉妬してしまいます。見てられません。
なので、最終的に2番目に好きな男性のキャラや、
その人と良いコンビの男性とくっつけてしまうんです。
男性同士なら、不思議と嫉妬しないので・・・
これが私がBL好きな理由です。
もしかしたら、少し特殊かもしれませんが・・・。
ご参考になれば幸いです。
この回答への補足
なるほど、感情移入が深まって現実の存在と同じかのように好意をいだいてしまうのですか。それはすごいですね。
男性同士だと嫉妬しないというのはおもしろいですね。
てことは、自分でその作品を作るかするんですかね?それとも、そんな望んだ作品が探せば出てくるということなんでしょうか?それとも妄想でですか?どれにしてもすごい世界ですね。
こういうパターンはかなり予想外でした。びっくりです。なかなか面白い指向ですよね。
参考になりました。同時に現実の男性も好きになることがあるのかなぁなどと思いました。ありがとうございます。
No.13
- 回答日時:
こんばんは。
ずっと前から、このご質問の成りゆきを静観していました。けれども、そろそろ締め切られそうなので書き込みにまいりました。もっとも、ちょっと長文を書けるような余裕もないので、箇条書きですが・・・。・BLを読んだことはないので、自信はありません。
・ギャルゲーなどの方法論で、男性は簡単に萌えられる。
いっぽう(一部の)女性は、ギャルゲーでは萌えにくい。
そこで、女性が萌えやすいものとしてBLが現れる。
・百合は、男性向けの萌えをさらに発展させたものだと思う。
「発展」という都合上、なかなか大衆受けはしないと思う。
また、女性にとっても読みにくいのかも・・・。
・BLと同性愛は別物なので、あまり混同しないほうがいいと思う。
・同じく、同性愛と性同一性障害も別物だと思う。
・こうした議論では、性をめぐる四つの視点を知っておいたほうがいい。
生物学的性(股間に何がついているか)
性自認(自分を男だと思うか、女だと思うか)
ジェンダー(男らしく振る舞うか、女らしく振る舞うか)
性志向(異性を愛するか、同性を愛するか、両方を愛するか)
・これら四つの観点の噛み合わせが、同性愛や性同一性障害の一因になる。
・といいつつも、その原因は解明されていない。
・逆にいうと、なぜ異性を愛するのかという理由も分かっていない。
・もしDNA云々という理由なら、同性愛者は遺伝的欠陥者?
・結局のところ、同性愛や異性愛の「理由」は分かっていません。
・ただ分かるのは、そういう人が現実に存在しているという「事実」だけです。
・DNAという理由を根拠にできるのは、質問者さんが性行為を知っているからです。
・幼少の頃にDNAを残すつもりで恋心を抱く人は、たぶん少ないはずです。
・「自分はなぜかく生まれたのかという根本原因」は、哲学的にも難しい話です。
もし暇があったら、また書き込みに来るかもしれません。期待せずにお待ちいただければと思います。
この回答への補足
書き込みありがとうございます。ちょっと気になったので、少し書いておきます。引用させてもらいます。
>・BLと同性愛は別物なので、あまり混同しないほうがいいと思う。
これは、混同していたわけではありません。回答を読んだときに、ボーイズラブとは別に、という表現だと思ったので、そう受け取って補足を書いたところ、違うと指摘されたのです。最初から混同はしていなかったのです。
>・同じく、同性愛と性同一性障害も別物だと思う。
これは、別物として扱っていましたが、表現がたりなかったのかもしれません。
>・これら四つの観点の噛み合わせが、同性愛や性同一性障害の一因になる。・といいつつも、その原因は解明されていない。
性同一性障害については原因はあります。胎内において体と頭の性決定期間の違いがありまして、その時期にホルモン剤などの投与によって頭と体の性に違いが出てしまうのです。それゆえに、社会的にも小学校などで性同一性障害の子を頭の性に合わせて扱おうという動きが出てきたりするわけです。医大などでの治療が同性愛などと比べても大きく扱われるのは薬害・人害という側面があるからです。同性愛もそれなりの見解はいくつか出ているはずです。薬害・とか人害とかではなくてです。そこを探っていくということは自己受容では大事な作業かと思います。
・逆にいうと、なぜ異性を愛するのかという理由も分かっていない。
・もしDNA云々という理由なら、同性愛者は遺伝的欠陥者?
・結局のところ、同性愛や異性愛の「理由」は分かっていません。
・ただ分かるのは、そういう人が現実に存在しているという「事実」だけです。
異性愛でDNAを持ち出したのは一番わかりやすいからです。それ以外にもさまざまな要素があるという前提で書かせてもらいました。質問者さんが「理由」がわかっていないといわれてるのは科学的に何らかの形になっていないということだと思います。でも、すでに述べているようにDNAを残すという必然からの「理由」はすでにわかっていますし、哲学者は男性と女性は一体となって初めて一人前になるというような考え方がありますし、どういった側面で考えるかによって「理由」がわかっていないか、わかっているかということは変わってくると思います。例えば、自分がどうして異性(または同姓に)に惹かれるのか、といったことを自分の心を覗いたところでわからないでしょう。これはごく、自己観察という側面からでアカデミックではありませんが。生物学的には「理由」はわかっているますし。
>生物学的性(股間に何がついているか)
性自認(自分を男だと思うか、女だと思うか)
ジェンダー(男らしく振る舞うか、女らしく振る舞うか)
性志向(異性を愛するか、同性を愛するか、両方を愛するか)
一つ一つ分解するとより混乱するし、それぞれからの視点を交えるとよりまとまらなくなってくるのではないでしょうか?これらを交えるとここの文字数では語りきれないでしょう。もっと、シンプルに根源的に考えることは可能だと思います。例えば、性同一性障害を考える上では基本的に先ほど述べた部分をピックアップすればいいし、性志向は性同一性障害の場合、頭の性に準じますし、同性愛を語る上でも混乱します。ボーイズラブにはこういった視点は大事だと思います。
>・「自分はなぜかく生まれたのかという根本原因」は、哲学的にも難しい話です。
哲学でなくてもなんでもいいのですが、根は同性愛も同じですよね。「なぜ自分はこんなんなんだろう」「なぜ自分は人と違うのだろう」と悩まない時期はないはずです。最初から受け入れられる人はいないでしょう。僕の場合はパーソナリティにあったわけですが。
>・BLを読んだことはないので、自信はありません。
・ギャルゲーなどの方法論で、男性は簡単に萌えられる。
いっぽう(一部の)女性は、ギャルゲーでは萌えにくい。
そこで、女性が萌えやすいものとしてBLが現れる。
・百合は、男性向けの萌えをさらに発展させたものだと思う。
「発展」という都合上、なかなか大衆受けはしないと思う。
また、女性にとっても読みにくいのかも・・・。
そういうのはわかります。ただ、もっと掘り下げるといろんな面が出てきそうですよね。最近の一般化したボーイズラブではなく真性のボーイズラブ希求者にはそれこそいろんな理由があると思います。真性でなくても色々ですが。
・DNAという理由を根拠にできるのは、質問者さんが性行為を知っているからです。
・幼少の頃にDNAを残すつもりで恋心を抱く人は、たぶん少ないはずです。
前者に関しては”知りません”と恥ずかしながら申しておきましょう。自慰に関しては別ですが。幼少の頃を例に出しましたが、DNAに答えを求めるなら、性行為を結び付けてるからそう思うからで、その性格は幼少も変わらないはずです。
同性愛者が遺伝的欠落者とは思いませんよ。性というものの、ひとつの性格みたいなものです。戦国時代の武将は小姓を置いて同性愛行為をしていましたし、その後小姓が出世して有力な武将の列に並ぶということまで珍しいことではなかったですし、近年まで夜這い(女性からのもあり)があった日本が性に対してここまで硬直してしまったのはなぜかなとは思います。歌舞伎では女形はあたりまえ、俳優でも美輪明宏(その後続いていない気もしますが)がいますし。遺伝子欠落者という考え方でいくと僕ら精神病患者(こっちの偏見もすごいですが)もそっちに括られてしまいます。
と、簡単に書いてみました。しばらくは続けるので、また、時間があれば感想聞かせてください。
No.12
- 回答日時:
一度、女性を本気で怒らせるか女性にストーカーされてみればわかりますよ。
女性不信か恐怖症になること保障します。
同じ女の私でもそうですから(笑)
この回答への補足
そうですね、女性のよい面、悪い面ありますが、そういうときの女性はすごいですよね。僕も一時期女性恐怖症でしたから、その話はわかります。女を武器にしたりされると男にはどうしようもないときがあります。でも、男としての僕は女性がすきなのは変わりなく、人間としての僕は女性恐怖症でした。
まぁ、男もひどいとこは相当ひどいですけどね。
う~ん、あの話からこういう話になるとは意外でした。びっくり箱を開けちゃったみたいな感じです。
なるほどです。ありがとうございました。
No.11
- 回答日時:
再度書き込みに参りました。
う~む、私の書き方が悪かったなあと反省しつつ。
なんだかどんどん主題から逸れていっている気もしますが・・・
まずBLや百合っていうのは、はたから見た(もしくは想像した)同性愛を描いたファンタジーなんですよ、基本的に。
そして現実の同性愛と、同性愛ファンタジーっていうのは基本的には隔絶したものだと思っていいです。私のように同性愛ファンタジーに寛容で、自身もそれを楽しむ同性愛者もいますが、その反面「あんなものは同性愛者の性的搾取だ、ふざけるな」って人も中にはいます。それだけかけ離れたものなんですよ。
それでですね、kumosuke32さんが誤解しておられるなと思ったのは、同性愛ファンタジーも現実の同性愛も、対等性と言う理想を求めた結果だと解釈しているらしき点です。
私がBLを読んでいた理由にそれを挙げたのが誤解の元になってしまったような気がしますが……
同性愛ファンタジーを求める気持ちの一因として対等性への憧れがあるというのは確かに私の考えとして挙げましたが、現実の同性愛の原因としてそれを挙げるのは間違いです。
というか、「同性愛の原因」なんてものを探すこと自体がナンセンスなんですけどね、本来は。
「はじめに理想ありき」ではないんです。もしそうだったら世の中の同性愛者の大半は悩む前に異性愛に宗旨替えするんじゃないかと思いますね、私は。
「同性愛者であることを苦にして自殺する思春期の若者はアメリカ全土で5時間に1人発生する」というデータから、それを減らすことを目的としたホワイトリボン活動なんてものも必要ないでしょうし、同性愛を死刑とする国に同性愛者はいなくなるでしょう。
でもいるんですよ、悩みぬいて自殺してしまう同性愛者も、国によって罰せられると知っていても同性を愛し続けて、人権を得るために戦っている人も。
国が同性愛を罪としなくとも同性愛者であるという理由だけでリンチによって殺された同性愛者は何人もいますし、日本ですらそのような事件は過去に起こっています。
対等性という理想がこれだけのリスクと釣り合うと思えますか?
そもそも、女性同性愛者はともかく男性同性愛者が発生する余地がなくなってしまいます。既得権を捨ててまで対等性を追い求めて、なおかつ差別や命の危険を背負い込もうだなんてそれじゃまるで苦行僧か何かのようではありませんか?
まあ確かに女性同性愛に関していえば、対等性を追い求めるという理想から女性解放運動の一環としてレズビアンに「なった」という人もいたようですけどね、昔は。
でもそれはかなり例外的な事項です。
同性愛者は同性愛者に「なる」のではありません。同性愛者であることに「気づく」んです。そこには理想もなにもないと思いますよ。
そう簡単には変えることのできない、自分の心の中の本質的な部分にある一つのパーツに「同性に惹かれる」とおそらく生まれたときから刻まれていたことに気づくんです。
そしてそれは無理に力ずくでねじ曲げようとすると他のものまでねじれてしまうような、大事なパーツなんです。
同性を愛するという感情を異性愛者の方が本質的に理解するのは無理でしょうね。説明するのも難しいです。理詰めで推測したり、想像したりすることは出来るでしょうけれど。それは逆もしかりです。
かといって「理解できるわけもない」と突き放したいという意図ではありません。理解しようとすることはお互いにとって良いことだと思いますしね。
ちなみに説明するのがどれだけ難しいのかといえば、kumosuke32さんは「なぜ自分は異性愛者であるのか」という質問に理路整然と答えられますか?ちなみに「それが当然」「本能」「子孫繁栄は義務」あたりの回答は無しです。定型の答えで思考を止めずに考えてみると恋愛感情の理由というのが、いかに説明しがたいものかわかるんじゃないかと思います。
異性愛者は普通そんなこと考えませんが、やってみるのもまた一興かもしれません。
ちなみに同性愛者は、嫌と言うほどそんな自問自答の堂々巡りをせざるを得ないです。
なんだか随分と話がBLから逸れてしまいました。そして書いてみると、やっぱりレズビアンがBLを読む理由に対等性を持ってきたのは矛盾してしまったな、という感じですね。BLの中に対等性への憧れがあるという推察を引っ込めるつもりはありませんが。
混乱の元を作ってしまってすみませんでした。
私自身も中高生の頃はともかく、今となっては現実の同性愛に対等性があるとは思っていませんしね。そこをちゃんと書くべきでした。
ドメスティックバイオレンスに悩むレズビアンカップルの片割れの方と話したことがありますが、結局多かれ少なかれ上下関係は出来るものみたいです。
対等性ファンタジーは結局ファンタジーなんでしょうね。
ああ、ちなみに前回書いたハーレム漫画との類似性ですけど、それほど自信はありません。男性がハーレム漫画に望むものという点についてはどうしても想像の域を出ていませんので。あまり自信のない仮説です。
この回答への補足
その、理想と書いたことは誤りますが、同性愛と性同一性障害は違うのでしょう?悩んで苦しむのもわかりますし。それによって死んでしまうという人が多数いるのもわかります。
そんなに参らないでくださいよ。わからないものを知ろうとするとき間違いはあるものではないじゃないですか。お気持ちはわかりますが、もう少し、こんな言い方をしては気分を害されるかもしれませんが、説明を主眼として書いていただけないと、こちらとしても対応ができにくいです。あらめて、ほかのカテゴリーで同性愛と性同一性障害の違いを聞いてみます。
異性に惹かれる理由は簡単です。自分のDNAを残せるからです。でも、同姓ではそれはできない。同性愛もDNAの情報としてあるものなのでしょうけど、そこには異性愛とは違う理由があると見るべきでしょう。そういうことを知りたいと思いませんか?自分はなぜかく生まれたのかという根本原因を僕は探っているのです。
No.10
- 回答日時:
>主にではどのような作品を読まれているんですか?
質問からだいぶ離れるとマズイ気もしますが(苦笑)とりあえず……。
少女マンガなら殆ど「花とゆめコミックス」です。
希に「りぼん」「なかよし」「フラワーコミックス」なども買いますが、圧倒的に少ないです。
「マーガレット」系列のコミックスはここ何年も買っていませんし、買う予定もないです。
いわゆるレディースコミックもほぼ持ってませんね。
例外で「花とゆめ」の頃から好きだった漫画家さんの本は買ってますが。
漫画家さんの名前を挙げるとしたら
ひかわきょうこ/日渡早紀/神谷悠/樹なつみ/葉鳥ビスコ/
菅野文/山田南平/柳原望/冴凪亮/安孫子三和/
種村有菜/こげどんぼ/
などでしょうか。(敬称略)
自分が本を買っている方の一部です。
友人に借りているので読んでるだけの方ならもっと沢山います。
少年マンガだとジャンプ、マガジン、サンデー、ガンガン系あたりが多いでしょうか。
ジャンプ・マガジン・サンデーのコミックスは弟が担当しているので買いません。
殆どがガンガン系列のマンガです。
ガンガン、ガンガンパワード、Gファンタジー、ガンガンWING、ブレイド、ゼロサムのコミックスが殆どです。
荒川弘/高坂りと/住吉文子/結賀さとる/真柴真/岩佐あきらこ/
大清水さち/藤原ここあ/天野こずえ/あやめぐむ/浅野りん/
藤野もやむ/東まゆみ/松葉博/空廼カイリ/桃川春日子/
小箱とたん/渡辺祥智/木下さくら/片山愁/峰倉かずや/
などですかね。(敬称略)
全体的に少年マンガの比率の方が多いんです。
ただ、ガンガンとガンガンパワードは本誌を買っているのでコミックスは買ってないのが多いです。
金田一蓮十郎/衛藤ヒロユキ/藤原カムイ/は弟が買ってます。
BL系マンガは実はコミックス持ってません。
借りたり、立ち読みですませたり、というのが多いです。
ライトノベルでは角川スニーカー文庫、電撃文庫、ダッシュ文庫、富士見ファンタジア文庫、富士見ミステリー文庫、講談社X文庫、角川ビーンズ文庫、コバルト文庫などです。
休刊しちゃったのも入れると、多分もっと多いですけど。
作家さんの名前は思い出せないくらい多いので(苦笑)書きませんが、少年マンガで書いたくらいの数の作家さんの本は買ってると思います。
BL系の小説は主にリーフノベルズですね。
たまに白泉社花丸文庫も買いますが。
青年マンガになると殆ど買いません。
弟が買ってるので買わなくてもいいというのも理由ですが、弟が買ってなかったら読んでなかっただろうな、と思う作品も多いです。
買う本もそれなりに多いですが、読む本になるともっと多いです。
30冊は2%未満、というのも「持ってる本に対して」なので「読んだ本に対して」となるともっと少なくなりますね。
(30冊程度、というのには読んだだけの本なども含みます)
この回答への補足
遅くなりました。すいません。
すさまじい読書量ですね。僕の知ってる範囲だと、それだけ読む人は少年・少女の枠は簡単に超えてしまう人が多いですが、そこを超えていこうとしないところにmizuki_hさんの精神性が現れているように思えました。ボーイズラブもその表れのように思えます。mizuku_hさんって、かなり若い方に感じられました。。
No.9
- 回答日時:
>なぜ30冊ほどもボーイズラブをお読みになったんですか?
>少女漫画でもよかったのではないですか?
たまたま最初に買ったボーイズラブ作品(小説)が面白かったんですよ。
で、その作品を買った理由は「挿絵が可愛かったから」です(苦笑)。
今でもその方が挿絵を描いてらっしゃると、つい手に取ってしまうんですよね。
ボーイズラブ作品以外でも挿絵を書いてらっしゃる(コバルト文庫とか)ので、そっちも買いますけどね。
ファンタジー系統の少女マンガなら買うんですけど、恋愛メインの少女マンガは買わないんですよね。
いまいち自分に合わない(読んでいて面白いと思えない)ので。
どうして面白いと思えないのか、というと大抵主人公(ヒロイン)の考え方が気に入らないのが原因です。
なんかもう読んでて腹が立ってくるというか(苦笑)。
何か恋愛関係でトラブルがあるたびにウジウジしてたり、好きな人以外に告白されてふらふらとどっちつかずだったり、なんというか「女のとしての嫌な部分」が目についてあまり好きではないのです。
具体的にどこが「女のとしての嫌な部分」か、と聞かれると困るんですけど(^^;
でも恋愛メインの少女マンガだって共感出来る部分もありますし、ファンタジー系統のものだって「女のとしての嫌な部分」が目につく作品もあります。
ただ、恋愛メインの少女マンガの方が私の嫌いな部分が多いというだけだと思います。
ボーイズラブ作品を30冊程度読んだと書きましたが、私が持ってる本の冊数からするとかなり少ない方なんですよ。
持ってるマンガ(少年マンガ含む)と小説(殆どライトノベル)のうちの2%にも満たないと思います。
だから「30冊も」というより「30冊しか」読んでないんです。
この回答への補足
なるほど、比率で言うと30冊程度になるんですね。そうすると相当本を持っていると言うことになるんですね。そこら辺も面白そうです。
恋愛メインの少女漫画だと、その少女像も結構ステレオタイプになってしまうんですかね。聞いてる感じだと、少年漫画に出てくる少女像とあまり変わらないような気がします。恋愛メインだけに、そこばかりがクローズアップされると嫌いな人はつらいという感じですかね。
僕は、女性と付き合ったことがないのもあってか、まだ、女性像というものが捉え切れてないんですよね。女性の心理は見ていても非常に複雑です。
本題とはかなり外れてしまいましたが、主にではどのような作品を読まれているんですか?よければ教えてください。
No.8
- 回答日時:
凄い量のお礼文を有難うございました。
正直驚きました。あれだけ考えてもらえたのかと思うと嬉しいですが。とりあえず幾つか気になったので・・・・
百合の読みは「ゆり」です。花のゆりが由来です。
男性同性愛の象徴が薔薇なので(薔薇族っていう雑誌名くらいは聞いたことがあるのではと思います)女性同性愛は百合とされています。まあ隠語みたいなものですね。
もっとも最近は現実の同性愛よりもファンタジーとしての女性同性愛を指すことが多いと思います。GL、ガールズラブという言い方もありますが百合の方が使われる頻度は高い気がします。
また、やおいはBL、ボーイズラブと同義語です。
それから、今回はファンタジーとして描かれた男性同性愛であるBLについて考察したので、それを持って同性愛への理解と言われると少々不安を覚えてしまいます。まあ、現実の同性愛への感じ方の性差に関しても触れたのでその辺りのことであるのなら良いのですが。
この質問からは脱線気味ですが、もし実際の同性愛について理解を深めたいとお思いでしたら、せっかく漫画カテゴリなので一冊紹介しておきます。
「ニューヨーク・ニューヨーク」羅川真里茂
BLの枠からは外れているゲイの物語です。実際の同性愛者からも絶賛された少女漫画ですのでよかったらどうぞ。テーマの割りに男性でも抵抗なく読める少女漫画としても評価されてるようです。
ついでに手前味噌ですが、私の名前をクリックして回答履歴を辿っても少しは参考になるかもしれません。
あの後、No.4さんの回答を読んで思ったのですが、女性がBLに対して期待するものは男性に対する百合と比較するよりも、男性がハーレム漫画やギャルゲーに期待するものと比較した方が男性の直感的な理解を得やすいのではと思いつきました。
大した取り得もない主人公がなぜか女の子に言い寄られまくるあれです。
共通するのは読者を傷つけることのない恋愛ファンタジーであると言う点。ダメダメで特徴の薄い主人公であっても女の子達は愛してくれる。決して主人公を根本的に否定したり糾弾したりはしません。それを読んで自己を振り返ってみても、主人公と同じように平凡な自分を傷つけるものはその物語の中にはない。そして多くの女の子にモテたいという欲求を満たしてくれます。
女性に対するBLが読者を傷つけないのは前回の回答で述べた通りで、同じように対象読者が傷つかずにただただ心地よい物語を模索していった結果(意図的な模索と言うより、人気のあるものが残っていった結果こうなったと言う感じでしょうが)、対象読者が忌避するものや取り巻く環境、感じ方の違いで全くもって外見の違う二つのジャンルになったのではと思うのです。
ところで、BLは男性にも受け入れられると言う推察がなぜ導かれたのか理解できませんでした。BLも百合も受け入れられない男性の方が多数派だと私は思っているのですが。
この回答への補足
すいません、素人なので読めてませんでした。百合はゆり、漢字の読みのまんまなのですね。
同性愛のことは、現実の場面においても男女の恋愛で、男と女が真に完全な対等な立場では、性差、力の違いなでによって、成立しないことがポイントだと思ったのですが、間違っているでしょうか?その理想を求めると同性愛しかないなと思えたのですが、間違っていたら説明していただけると助かります。
参考漫画、早速買ってみます。
ちょっと、混乱してきているので整理かつかないのですが、ハーレム漫画とギャルゲーに期待するものと同じなのですか。もうちょっと、時間をください。
その下のほうの項も僕の勘違いかもしれませんが、混乱しているので正確には述べられません。すいません。
また、時間のあるときに、回答履歴のほうも読ませてもらおうと思います。
No.7
- 回答日時:
私もボーイズラブはあまり読み込む方ではないのですが。
新鮮だから、かな?
男女のラブストーリーはどれだけ工夫されていてもどうしてもどこかで見たようなパターンにあてはまってしまい、面白くないです。
男男だと、ある意味型破りな発想や展開が期待できるのでそこそこ楽しめました。
女女は…う~ん、正直女同士というのは男女より生臭い感じで、とても百合などというきれいなイメージは持てないですね。。個人的に。
最近はボーイズラブ人気で、多く出回りすぎてこれもパターン化してきた感じであまり面白くなくなってきました。
言動が女の子みたいな男の子が出てくれば即効投げます。
この回答への補足
新鮮さを求めてですか。なるほど。男男の型破りな発想や展開は見てみたいですね、確かに。
これだけ出回ってしまうと商業的側面が強くなりますから、作家性は薄れてしまうのはしょうがないと思います。隠れて見るものから、堂々と見れるものになりつつありますよね。
このブームはいづれ沈静化するでしょうから、そのときが、また面白い時期となるのではないかと思います。
女女はだめですか。生臭い感じというのはどういうものでしょう。よければ教えてください。
No.6
- 回答日時:
女性がボーイズラブにはまる心理、をさっくり研究しておられるサイトを参考URLにてご紹介しておきます。
私自身は、ボーイズラブにとくべつ興味はないのですが、まわりに好きな人がおおく
このサイトを教えていただいて、「なるほどー!」と色々なことがひらけた気がいたしました。(笑)
冷静で第三者的な、わかりやすい文章で書かれています。
お時間のあるときにでも、是非ご一読くだされば。
(もうご存知でしたら申し訳ない)
参考URL:http://801.ifdef.jp/
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