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すみません、あほな質問します。
イギリスとイングランド、違いがいまいち分かりません。
地域の違いと言うぐらいしか分からないのですが、なにかスパットする定義みたいなものないのでしょうか?

それと、サッカーは、イギリス代表ってないのでしょうか???

A 回答 (8件)

既に他の方から回答があった通り、日本でいうところの「イギリス」という『国』は、United Kingdomです。

じゃぁ、WalesやScotland, Englandは何かというと、英国人(=British)にとっては、これも『国』です。スパッとする定義ではないですが、住民の意識からすれば、実際はこういう事です。イギリス(United Kingdom)という『国』の中に、イングランド(England)といった『国』が存在している、という事になります。

通貨は同じ(スコットランドでは独自の紙幣が発行されているが、通貨そのものとしては同じポンドで、一応、イギリス全土で通用する)だし、国境らしきものは、高速道路を車で走っていると「ようこそウェールズへ」といった看板があって初めてウェールズに入った事がわかるぐらいですから、たしかに、イングランド、スコットランドといった区分は、普通にイメージする『国』ではなく、『地域』と言いたくなってしまいますが、住んでいる住民にとっては、別の『国』(nation)です。特に、スコットランド人やウェールズ人に対して、「イングランド人」と呼びかけるのは、(私の持っている本曰く)「よくて無神経、悪ければ侮辱」です。ウェールズ人(Welsh)と言った呼び方をしないのであれば、Britishと呼ばなければなりません。(ただし、カトリック系の北アイルランドの人をBritishと呼ぶのは、別の問題があります。Irishと呼ぶべきでしょう。)

また、「オランダ人はケチだ」とか言った、国毎の性格を言う時には、Britishはごく自然に、Dutchは…、Germanは…と言った普通の国と並列的に、Irishは…、Welshは…といいます。
法律面でも、イングランド(及びウェールズ)とスコットランドは、若干違います。専門家ではないので詳述しませんが、スコットランド法は、イングランド法よりも、かなり大陸法に近くなっています。スコットランドには、1999年から法律制定権と若干の徴税権を持つ独自の議会もあります。(ウェールズ議会の権限は予算執行権程度、北アイルランド議会は、紛争の関係で現在停止中)

ただし、British(日本で言うところのイギリス人)とEnglish(イングランド人)を混同してしまうのは、日本人に限った事ではないし、またイングランド人も、時折British/United Kingdom(あるいはGreat Britain)というべきところを、English/Englandと言ったりします。イングランド人の場合、理屈の上ではイングランドとウェールズやスコットランドが別の国だとわかっているのですが、色々な意味でUK内の他の国を圧倒している存在なので、時折U.K.とEnglandを無意識のうちに同一視してしまう傾向はあります。

尚、U.K.内の各国が、独自のナショナルチームを持つのは、サッカーだけでなく、ラグビーやクリケットなど、U.K.起源のスポーツではこちらが普通です。ラグビーでU.K.の3カ国、アイルランド、フランス、イタリアのナショナルチームが競うリーグ戦は、Six Nations(6カ国対抗戦)と呼ばれます。サッカー最初の国際試合とされているのは、1872年のイングランドVSスコットランド戦です。

一方、オリンピックは、U.K.という単位でオリンピック委員会が作られており、イングランド、スコットランド、ウェールズといった単位では参加できないので、イギリスは代表をオリンピックに送っていません。イングランドといった単位で予選に参加して、勝ち抜いても、本大会には出られません。そこらへんは参考URLをご覧下さい。(ただし、参考URLの、「各々の地域には独自の紙幣が流通し」というのは、スコットランドだけで印刷されている紙幣があるというだけだし、1999年にできたスコットランド議会は、独立を念頭にいれたわけではありませんから、内容の全部が正しいわけではありません。)

全く、スパッとしていないので、かえってわかりにくくなったかも知れませんが、現実はこういう事であって、イングランド、スコットランド、ウェールズは、『イギリス』国内の『地域』ではありません。

参考URL:http://www.eigotown.com/culture/story/football/f …
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
なるほど、地域ではなく、国ですね。
いろいろと微妙なものがあるようですが、何とかまとまっていると言うのも面白いですね。
スポーツに関しては、いろいろな大会で取り決めがあるみたいでややこしいですね。(笑)
一度、行ってみたくなりました。

お礼日時:2006/07/06 19:27

「イギリス」は現在の「グレートブリテン及び北アイルランド連合王国」(正式名称:The United Kingdom of Great Britain and Northern Ireland、通称:United Kingdom、略称:UK)という国家の


ことで、「イングランド」はそのなかのロンドンを中心とするグレートブリテン島の中南東部の地域のことを指しますが、かつては独立した王国の名称でした。

日本語の所謂「イギリス」(英国)は幕末から明治にかけての外交交渉の際に、イングランドを表すオランダ語のEngelsch(エンゲルス)またはポルトガル語のIngles(イングレス)が訛り、「エゲレス」または「イギリス」という読みと「英吉利」という当て字が用いられるようになったことから生まれたと言われています。この当て字の先頭の「英」から「英国」「英語」などの言葉が生まれてきました。

1707年、もともと独立した国家だった「イングランド王国」と「スコットランド王国」が合同して「グレートブリテン王国」となり1801年にはさらに「アイルランド王国」も合同して「グレートブリテン及びアイルランド連合王国」となり、更に1922年アイルランド島の南部が独立したために現在の「グレートブリテン及び北アイルランド連合王国」となりました。
現在のイギリスの国旗(ユニオンジャック)は「スコットランド」(青地に白の斜め十字)と「イングランド」(白地に赤十時)及び「アイルランド」(白地に赤の斜め十字)の国旗を合成して作られたもので、イギリスの統合の歴史を物語っています。
(「ウェールズ」は13世紀末にすでに「イングランド」の支配下に置かれており、その国章はユニオンジャックには含まれていません。)

FIFAワールドカップでは近代サッカー発祥の地であるイギリスはその構成国である「イングランド」「スコットランド」「ウェールズ」「北アイルランド」がそれぞれ別枠で参加しています。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
日本語での「英国」の由来も教えていただいてありがとうございます。
国旗にも歴史的なものがいろいろあるのですね。
勉強になりました。

お礼日時:2006/07/06 19:30

そもそも「イギリス」なる単一国は存在しない。


GB=Great Britain
UK=the United Kingdom of Great Britain and Northern Ireland
とも表記される。
The Commonwealth of Nations=英連邦には50数カ国がありオーストラリアとかニュージーランドも含まれる。
確か両国は国家元首がエリザベス女王だったはず。

乱暴に言えばイングランドはイギリスの一部だと思って下さい。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
そうなんですね。
私も、イギリスと言う国が存在しないことに驚きました。

お礼日時:2006/07/06 19:31

イギリスという国は存在しません。



ロンドンがあるところはEnglandですが、北の方のネッシーが目撃されたネス湖があったり、ユアンマクレガーやブレア首相の出身のスコットランド、キャサリンゼタジョーンズ、W.Cニコル氏の出身のウェールズ。
そして少し離れた島の一部である北アイルランド。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8C%97%E3%82%A2% …
北アイルランドとアイルランドについては他で調べていただきたいです。
ENGLANDもSCOTLANDもWALESも別々のすばらしい文化と歴史があります。

一緒にしないであげてねっっ
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
国が存在しないと言うのは少し違和感がありますが、事実なんですよね~、驚きでした。

各国の文化もいろいろ調べてみようと思います。

お礼日時:2006/07/06 19:33

因みに、このサイトをご覧下さい


http://okwave.jp/kotaeru.php3?q=2081628
http://okwave.jp/today.php3?c=0&start=2016&pt=2096

>「王国連合」ですのでサッカーでは別の地域として扱われます
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
URL大変参考になりました。

お礼日時:2006/07/06 19:33

イギリスとは「グレートブリテンおよび北アイルランド連合王国」の通称です。



で「グレートブリテン…」は、
イングランド、スコットランド、ウェールズ、北アイルランドの4カ国が、
共通の国王(現在は女王エリザベス2世)を戴く形になっていますが、
政治や外交は一本化されています。

サッカーは、ご承知の通りイギリスで生まれたスポーツなので、
創始国に敬意を表して、
イギリスからは例外的に、
4つのナショナルチームが参加することが認められています。

ですから、もしかしたらイギリス代表の4チームが、
ワールドカップのベスト4を占める可能性も、
ないとは言えませんね。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
ワールドカップのベスト4がイギリス???っていうのも面白いですね。(笑)

お礼日時:2006/07/06 19:35

所謂イギリスは、「グレートブリテン及び北部アイルランド連合王国(United Kingdom」です。


多分質問者さんが「イギリス」と考えている、ドーバー海峡の北に位置する島は、グレートブリテン島といい、かつてはイングランド、スコットランド、ウェールズといった国が割拠していました。これにアイルランドの北半分を加えたのが「イギリス」です。
まあ極端に言えばソヴィエト連邦のようなもんです。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
日本的に「イギリス」と言うのは、少し無理がありそうですね。(笑)

お礼日時:2006/07/06 19:37

イングランド地方ははイギリスの一部です。



イギリスにあるサッカーの(地域選抜の)チームはウェールズとかいくつかあるみたいですね。
日本にたとえると「北海道代表」で出してるようなもんです。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
確かに複数のチームがあるみたいですね。
同じ国に複数チームと言うのは???ですね。(笑)

お礼日時:2006/07/06 19:40

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