この間「日本の、これから」を見て疑問に思ったのでアンケートをお願いします。
1.米軍とのより強い連携
日米安保に基本を置き、米軍の再編に積極的に協力する。憲法を改正し、後方支援を通してアメリカに協力できる体制を作る。
2.米国と一定の距離を保ちながらの連携
日米安保は基本に置くが、国連待機部隊を編成し、国連の合意に基づいて海外派兵を行ない、アメリカとの海外活動に一線を画する。
3.日本単独
アメリカと協調しながら、自主独立目指し、必要なら日本単独での核装備も考える。
4.非武装中立
敵対しなければ侵略はないという考えを前提に、軍事力を段階的に削減し、日米安保条約も破棄し、将来的な自主独立を目指す。
1~4の前提に基づいた回答でも結構ですし、前提を変えてのお答えでもかまいません。
よろしくお願いします。
No.7ベストアンサー
- 回答日時:
日本という国が
1)貿易国家である
2)輸出入の多くを海路に依存している
3)特に食料とエネルギー(石油)の安定的供給がなければ、即座に崩壊してしまう
という現状をかんがみると、世界の海を支配するアメリカとの同盟もしくは連携は不可欠でしょう。
よって回答は1または2または3となりますが、2を選んだ場合、国連は緊急の有事にはあまりあてにならないという現実問題があるので、日本の安全を考えれば1または3になるのは必然的結果であると思います。
私の本音は3にかなり心が引かれるのですが、現実問題として国民の大半が核武装に前向きではないので、当面はアメリカの核の傘の下に入らざるをえず、また今の日本の国庫に、自主防衛に必要な装備を整えるカネがないことを考えると、消去法による選択ですが1を選ぶ結果になると思います。
他にも言いたいことはいろいろあるのですが、No.4の方が詳しく書いているので、そちらを参照願います。(No.4の方の意見には、個人的には賛成です)
次に、アメリカとの連携を強化すれば、アメリカが国外で行う戦争にも付き合えと強く言われるでしょう。
それについては、日本の国益をかんがえみて、ケースバイケースで対処すればよいかと思います。
例えば、台湾海峡で紛争が起きた場合は、周辺事態法が既に存在するので、アメリカと連携して台湾を助けることになるかと思います。
イラン、ないしは他の国の紛争については、その時々の様子を見ながら決めればよいでしょう。
まあ無難なのは、今までみたいに後方支援に徹することですが、同盟というのはこちらも誠意を見せないと長続きしませんので(戦前の日英同盟は、日第一次世界大戦でイギリスの要請に応じてヨーロッパに陸軍を派遣していれば、壊れることはなかったと思っています)、日本政府は慎重な判断が必要かと思います。
余談ですが、「自衛軍」という名称が今ひとつだなと私も感じています。
できれば「国防軍」か「国軍」がいいですね。
「日本国軍」とか「日本国防軍」の方が、響きがいいと思います。
No.13
- 回答日時:
3番、10番です。
>cse_ri2さんが興味深い事を質問されているのでよければ御回答ください。
11番、7番どちらに答えればよいのでしょうか?
とりあえず11番に回答します。
>アメリカの脅威を悪化させるだけでなく、中国・韓国・北朝鮮などの日本侵攻の可能性を高めるだけの結果となると思いますが……
いかにアメリカといえども、日本占領の場合の苦労は、イラク以上です。
大国を占領するのは、それほど大変です。
ですから、日本の軍隊(自衛隊)を意のままにあやつり、政権を思いのままに動かす事をするのです。
自衛隊が、アメリの軍隊として動く事が、にほんにとって一番危険な事です。
>第二次世界大戦当時、ポーランドは世界から見捨てられて、ドイツとソ連に占領されました。その後、イギリスとフランスがドイツに宣戦布告していますが、時すでに遅しです。
これは、ポーランドの外交ミスです。
ポーランドは、東のソ連とも西のドイツとも対立していました。
第一次世界大戦の結果、ロシア人と同族のベラルーシ人の土地を半分奪い、ドイツ人の土地をも奪っています。
自分達は、何もしなかったのに。
しかも、ポーランドの北は、ドイツ領のケーニスブルクであり、南はドイツの保護国スロベニアでした。
これに東のソ連、西のドイツと、四方を敵に囲まれた状況でした。
そのような状況になったことが、ポーランド外交の失敗なのです。
>永世中立をかかげていたオランダとベルギーも、ドイツ軍に蹂躙されています。
これも問題があります。
オランダにしろ、ベルギーにしろ、戦争となった時は、英仏軍がドイツ迎撃のために、侵攻してくる事になっていました。
つまり、両国は、英仏側に立っていた事になります。
スイスの場合ですが、スイスは、ドイツ側に立っていました。
そのため、ドイツの侵略が有りませんでした。
また、スイス軍が、基本的に防衛軍のみで、ドイツ侵略の能力が無かったため、ドイツとしては、ほっておいて敵側になっても、全く脅威にならなかったので、そんなところにムダな戦力を裂きたくなかったのが本音でしょう。
もしも、スイスに機甲師団が3つくらい有れば、ドイツも無視できなかったでしょう。
つまり、スイスが侵略を受けなかったのは、ドイツの脅威となる軍事力を持たなかったからといえます。
クゥエートの場合も、外交の失敗です。
イラクとの領土問題を抱えながら、豊富な石油資源により、豊かな生活を一部の人達が行い、それを見せびらかすような事をするからです。
クゥエートは、あのまま滅んでもしかるべき国だったと思っております。
>ルール無用の暴れ者が一国あるだけで、平和と安全は無残にも打ち砕かれてしまうというのが、歴史が教えている事実です。
現在では、ルール無用な北朝鮮でも、暴走できません。
たとえアメリカといえども、暴走すると、とんでもない損害を受ける事を、ようやくブッシュ大統領も分かってきたようです。
長年のアメリカの好き勝手な政策に、南米諸国の反発も生まれています。
No.12
- 回答日時:
数年で世界情勢や地域の経済力や軍備も動く時代ですので、一概にこれというのではなく、その時々で数年後・数十年後を見据える必要があると思います。
しかし、いまのところ、3,4 は理想に近いとはいえ、現実の選択肢からはずれると考えます。
中立国は、周囲国の支配下にも置かれないよう(他国や地域紛争に利用されないよう)、その中立のポジションを守るよう周りからも求められます。中立国はスイスのように武装と徴兵は必要です。
ですので、非武装での中立は、何100年か先に人々の意識に大きく変化がある時代は可能かもしれませんが、他国の多くが武装・軍備を進めている以上、私たちが生きている時代では理想でしかないと捉えています。
日本単独も、ある程度軍事力を高める必要があります。日本の軍事力と機動力は高いといわれますが、昔ながらの陸上戦になった場合、絶対的に数がすくないともいえます。また、徴兵など国民に基本的な教育と訓練をしておく必要がありますが、そこにいくまでには政治的にも時間がかかり、いますぐに取る選択肢にはなりえません。
米軍との関係のみならず、日本は政治による世界との外交や、経済もつかった布石を打ち、いろんなケースでの防衛(単純に爆撃戦だけとは限らないため)を考えておく必要があります。
フィリピンが米軍撤退で昔過ちをおかしました。
世論の高まりもあり、フィリピンから米軍撤退を求め、米軍も沖縄やグアムがあるからか、あっさり撤退交渉にはいりました。
そして1980年代後半、実際に撤退してしまいました。
すると当時フィリピンであったはずの南沙諸島に、中国が軍を送り占有してしまいました。オイルが出る可能性があったからです。
フィリピンは準備もせずに、米軍をおいかえしてしまいました。
もちろんフィリピンはアメリカに再度防衛の助けを求めましたが、当時のベーカー長官は断ったそうです。
中国はベトナムにもどさくさにまぎれて兵を送って、ベトナムはいまでもそれを覚えています。
もし米軍が沖縄やグアム近辺からいなくなったら、台湾と尖閣諸島に対して行動を起こすのは目にみえています。
現在すでに中国国内ではオイルの資源不足で、ピーピー言っています。
No.11
- 回答日時:
No.7ですが……
現時点で日本を占領する能力があるアメリカに対抗するには(中国は日本を核ミサイルで灰にすることはできても、渡航能力に乏しいので占領は難しい)、相当な重武装が必要ではないでしょうか。
それなのに、日本を組織犯罪に対抗する程度の軽武装にしてしまうと、アメリカの脅威を悪化させるだけでなく、中国・韓国・北朝鮮などの日本侵攻の可能性を高めるだけの結果となると思いますが……
論理が矛盾していませんか?
なお、外交努力による安全保障は、確実性の面で劣ります。
第二次世界大戦当時、ポーランドは世界から見捨てられて、ドイツとソ連に占領されました。その後、イギリスとフランスがドイツに宣戦布告していますが、時すでに遅しです。
永世中立をかかげていたオランダとベルギーも、ドイツ軍に蹂躙されています。
一方、平和な国のイメージが強いスイスでは、予備役を総動員して国土防衛に努めました。
第二次世界大戦中、スイスは中立を貫き通しますが、その裏では国をあげての必死の努力があったことは事実です。
また最近では、湾岸戦争で無防備だったクウェートは、フセインの命令によりイラク軍に占領されました。
その後、多国籍軍の反撃で国土を奪還しましたが、クウェート国民が受けた被害は甚大なものでした。
このように、政策や外交だけで安全保障を確立しようとしても、ルール無用の暴れ者が一国あるだけで、平和と安全は無残にも打ち砕かれてしまうというのが、歴史が教えている事実です。
日本に住む人たちの、平和と安全と人権と財産を守るために、必要十分な軍事力があるのとないのでは、大きな差があると私は思います。
No.10
- 回答日時:
3番です。
>日米安保は破棄ということになると思いますが、それで日本の国防は担保できるとお考えですか?
現時点で、日本を攻撃できる国は、アメリカだけです。
北朝鮮は、軍事行動を起こしたとたんに、崩壊します。
中国に関しても、現在の日本との関係を0にしてまでの侵略行為は、中国自身の崩壊を招きます。
日本に対しての、軍事行動には、数年の準備期間が無いと、侵略は不可能です。
船舶の調達、船員の訓練、港湾整備それらを行わない限り、日本への攻撃は不可能です。
また、そんな事をすれば、国際的に孤立して、経済がおかしくなります。
日本攻撃の能力が有る事と、意図があることは、別です。
意図があっても、能力が無ければ、攻撃を受ける事はありません。
核兵器に関しても、同じことです。
核兵器を使用したと同時に、自国の国家・政権崩壊になります。
米軍の駐留が国防に必要であれば、自衛隊の存在価値は、0です。
ベトナムやモンゴル、フィリピンに米軍は駐留していませんし、核兵器も所持していません。
日本の防衛は、軍事力ではなく、外交努力による防衛を中心とすべきです。
その点では、小泉外交は、0点どころか、マイナスです。
ただし、国家が関知しない組織などに対処できるだけの軍事力は必要ですので、軽武装を提案しています。
No.9
- 回答日時:
4です。
日米同盟強化したとして近隣への派兵(紛争)の歯止めですがこれは政府の役割です。勘違いしている人が多いのですが軍が暴走して対外戦争に突入するケースの方が歴史的にも稀であることをご理解願います。
多くは政府の見通しの甘さやイデオロギーにとらわれすぎたり、国民が政府を突き上げた結果としての紛争への介入や突入が大部分です。アメリカのベトナム戦争や旧ソ連のアフガン侵攻にナポレオンやヒトラーのロシア侵攻はその最たるものです。これらはほぼ泥沼の長期戦に突入しています。共通して言えることは政府首脳が軍事を理解できていないケースや逆に元軍人出身者が多いことにあります。これらの人物で言える事は分野こそ違えどバランス感覚に欠けているということです。
健全な政府は戦争の開始と終結の時期をシビアに見定めて長期戦に持ち込まない様に苦心しています。こういったケースでは多くの場合短期戦で終わっています。例えば織田信長の天下統一の過程や日露戦争ですね。信長は強敵の武田家や上杉家とは可能な限り交戦を避けています。日露戦争では軍事的な全面勝利はありえない事を前提に短期決戦を連続で強いていき、世界中のメディアで世論形成し判定勝利を狙っていった形跡があります。
話が逸れましたが国民は戦争が長引くと厭戦感情が噴出し前線の将兵にモロに影響を及ぼします。補給やその他でも莫大な費用がかかり、終結後の戦後処理でも相手国の国民との悪感情で軋轢が大きくなり良い事は一つもありません。
それから勝ったとしても必要以上に国民を驕らせ戦後処理で障害になる事は多いものです。 これらは国民の政府に対する信頼関係でカバーしていくしかありません。この事はとても地道な作業の連続であり時として評価さえしてもらえない事も珍しくありません。
さて、前回では軍事面に限定しましたが今回は政治・経済面での個人的な意見です。
1文化交流
人が争う理由の一つは相手との価値観の相違です。もっと言うと同じ価値観の共有です。これが底にあると争いになり難く、あるいは妥協が成立しやすいのです。もっとくだけて言うと昼食の予算が1000円の人と500円の人は相当に価値観が違うとは思いませんか?それじゃ無くてもスポーツが趣味で休日はドライブやキャンプを愉しむ人とアニメやゲームが好きで休日は家から一歩も出ない人の組み合わせでも結構です。これらの場合は多くはウマが合わないと当事者が感じると思います。
2借金を増やそう。
借金は面白いもので金額が少ないと債権者が強く、多くなると立場が逆転する性質があります。例えば企業等では億の単位で銀行から借りるケースも珍しくありませんが、もしもその企業が倒産の憂き目にあったら?より慌てるのは銀行の方でしょう。そうならなない為に経営面でもより利益を出せる様に介入するケースは多い事がそれを物語っています。コントロールできる範囲であれば借金は武器なのです。超大国たるアメリカが借金漬けであることはなによりの証拠。
3各国との良好関係の樹立と内部工作
敵の敵は味方。1とも関連するのですが利害関係の一致や相違は一時的であってもありえない共同戦線が実現可能です。「遠交近攻」とは中国の古典の言葉ですが真理ですが隣接国とは良くも悪くも交流や因縁が深いものです。それが平和的に人や物の交流だけであれば良いのですが、軍隊同士の銃弾や砲弾を使った交流も多々有りうるのです。
このことは日本と隣接した国も同じことが言えます。例えば中国は長年ロシアやインドとは険悪だったのですが近年はそれが急速に改善されつつありますねこれは日本にとっての脅威の増大と直結と捉えられます。
今の日本が遅れを取っている分野ですね。
一方で国は小さければ結束力が大きくなり国が大きければ逆の傾向にあります。主に国内の価値観の相違によるものでこれは当然のことであり特に少数民族を弾圧したり小国を無理に併合していくとそうなり易いのです。
・・・チャンスですねw
この場合は相手国内部の離間を狙って工作するのがセオリーです。気が引けるなら人道的配慮に基づいて援助等の名目で買収すると良心は痛まずにそれらが可能です。
基本的な考えとしては全て性悪説に基づいており、より具体的には「人の不幸は蜜の味」や「分割し統治せよ」とか「漁夫の利」という分野です。軍事に頼らず安全保障を担当するなら最低限のセオリーです。
No.8
- 回答日時:
2です。
戦後、私達の国は『アメリカの傘の下』で安逸を貪って来た。 その上,東西冷戦を肴に未曾有の経済発展を享受しても来た。 これは、『不労利得』に類するものである。 あまりに長く傘の下にあって惰眠を貪っていたため、『平和ボケ』して、思考力を失っている。
東西の冷戦が終結した現在、世界のパワーバランスは新たな展開を見せ始めている。 どの国も特定の同盟関係に拘束されず、『是々非々』『合従連衡』によって、目前の案件を処理したいと考えている。
それは東西冷戦に基づくパワーバランスが一度崩れ,シャッフルされた状態にあるからである。 これまで、日本が絶対視して来たアメリカ自体が近未来の自国の姿を見失っている。 間違いなく、今のアメリカは自閉症を患っている。 自信を喪失している。
聖書はいう。 『ヴィジョンなき国民は必ず滅びる』 この言葉は今のアメリカの姿を如実に示し,鏡に映して我々に警告してくれている。 アメリカは必ず滅びる。 日本も一緒に無理心中する義理がどこにある。 そして、そんな馬鹿がどこにいる。
私が幼少の折には、5才年上の兄貴は何でも立派に見えた。 人生の晩年を迎える今,兄弟に対する見方は大きく違って来ている。 かっては、日本は幼く、しかも無力だった。 だから、力の強いアメリカが光り輝いてまぶしかった。 しかし、今は違う。 長所も欠点もわかる。 そして、何より、そんな兄貴と対等に付き合えるまでにこちらも成長しているのだ。
No.6
- 回答日時:
元自衛官です。
日本は日本として独立しつつ、かつ、米軍との強い連携が良いのではないかと思います。
それには、自衛隊の軍隊昇格も必要になりますが、少し前話題になった「自衛軍」っていうネーミングだけはなんかダサい感じがします。
その他、今の自衛隊は入るのでさえ困難な状況ですが、もっと強化すべきではないかなとも思います。
(これで、ニートの大幅な撲滅もできるのではないかと)
条件としては、以下の形でいいのではと思います。
・俸給は現時点と同じ
・大学に進学しなかった者の強制徴兵
・初回1年任期制の導入(陸海空すべてで)
・(自動で昇給する)士階級制度の一部見直し
・すべての26歳未満の男女に対し、所得税が一定以下であれば、強制徴兵
・強制徴兵に対する必要な緩和の設定
・女子は任意制とし、志願すれば誰でも入れるようにする。
・その他、再入隊に関する緩和
No.5
- 回答日時:
私も、No.2さんの意見ですね。
特に、終戦以来アメリカ軍が日本に駐留を求めるなら基地外で罪を犯した米兵に対して、駐留国の国内法に照らした処罰や所属基地内でも処刑をも含めた厳罰化があってしかるべきと思います。それに「思いやり予算」と呼ばれているものも日米双方で折半するくらいは当然と思います。
日本単独案は、資源が乏しい加工貿易国である日本には不可能です。それこそかつての二の舞となり、自殺行為です。
この回答への補足
すいません、一つだけ教えていただきたいのですが、2番を選択した場合、非常任理事国である日本が国連に日本の主権を白紙委任したような形になり、国益に沿わない紛争にも参加するようなカタチになる事もありえると思うのですがどの様にお考えですか?
時間のある時でかまわないのでお返事いただけるとありがたいと思います。
No.4
- 回答日時:
1
現時点で最も最良の選択です。同盟先の相手としては中国やロシアという考え方は最も最良に近く見える最悪の選択でしょう。特に中国は日本では機動隊で対処できる規模のデモに装甲車を突っ込ませて轢逃げアタックを決め込む国ですからね。アメリカの最も嬉しいのは軍事力の提供です。同盟と言うにの力関係の上下はあって当然であり更に共通の敵に対しては共同戦線を張るのが基本です。今までの金だけとか今の後方支援限定だけでは同盟とは言えないと思います。
2
国連が国際紛争や内戦に介入して丸く収まったケースは皆無です。
残念ながら力のぶつかり合いを止める事ができるのはより大きな力(現時点では良くも悪くもアメリカ)のみです。重要なのは短期間で一気に紛争等を治めてから軍事力を背景に戦後処理を入念に行う事です。どの道紛争は必ず何処かで発生するのですから早期に終わらせて双方が抱きがちな憎悪を最小限に抑えるのがベターだと思います。
3
ある意味で太平洋戦争の再現となること請け合いです。特に核武装はアメリカを完全に敵に回します。この場合日本と北朝鮮が核武装したらアメリカはどちらをより大きな脅威と見做すかと言うと圧倒的に日本です。優れた工業技術・経済・1億2千万の膨大な人口を鑑みれば明白でしょう。そしてアメリカを敵に回す=世界を敵に回す事は話を21世紀に限定してもお分かりかと思います。
4
もっとも話にならない選択です。そもそも前提が既に終わってます。「敵対しなければ侵略はない」では無く「敵対しなければ侵略し放題(され放題)」というのが常識です。この辺りはWW2でのドイツ軍がフランスへ侵攻するルートを見ればわかります。どれも非武装中立国ばかりを通っています。唯一侵攻していないルートはスイスのみです。この国も最初は非武装中立でしたが何度も国土を蹂躙されてから国民皆兵・重武装という結論に達しました。
以上の事を書きましたが、アメリカも万能や良心的とは程遠い国です。
しかしながら最もベターである事の否定材料もあまり無いと思いますがいかがでしょうか?
私個人に意見としては軍事に限って見ても・・・
1諜報機関の設置
情報収集・防諜・分析は最低でもおさえておきたい物です。これを巧く運用できれば予算や流される血は減るでしょう。勿論、偵察衛星もガンガン飛ばすべきです。
2海兵隊(或いは類似の部隊)の創設
日本は海岸線が長く、島も多く、殆どの県は海に接してます。名称は別の物でも良いのですが軽武装高機動力の初期展開部隊と重武装高火力の打撃部隊の2種類で編成された緊急展開部隊は必要だと思います。
3海上&航空戦力の充実
日本は空路もですが海路での交易で成り立っています。現在の兵器は射程は軽く100キロ超えている物も多くその為のイージス艦は必要不可欠です。もっとも数も必要ですが質も重要です。熟練した乗組員は短時間では育ちませんから現在の1.5倍にしても良いくらいだと思います。潜水艦隊も敵国が原水で核を撃ってくるのを防ぐには一番効率が良いのは撃たれる前に沈める事です。
航空戦力も空中給油機は作戦時間の延長・パイロットの精神的負担の軽減・作戦そのものの柔軟性の向上と言った点でも安い買い物だと思います。
4国民の意識改革・法整備
まずは防衛庁の省への昇格。有事法制は勘違いする人が多いと思いますがこれは軍をコントロールする為です。以前に自衛隊の高官が有事には超法規的措置も必要になりうると言ってクビになりましたが、現時点で有事の際自衛隊が職務を全うし国家と国民の生命・財産を守ろうとしたら必然的にそうなります。世界中の軍隊では敵前逃亡は銃殺です。しかし自衛隊では禁固程度だったと思います。仮に犯罪を犯しても罪は軽いという訳です。これはいかなる場合でも人を傷つけたら刑罰を科す一般法規では戦闘中に戦って殺傷する必要がある有事には対処できない為です。そのための軍事法廷が必要なのですが自衛隊にはそれが無く、そして必要なのです。
この回答への補足
回答ありがとうございます。
とても詳しく書いていただいて、とても参考になりました。
それで、もしお時間があれば教えていただきたいのですが、アメリカとの日米同盟を強化すると、当然、イランや中国(台湾海峡)の問題で、当然どんな形であれ戦争に参加を強いられると考えるのですが、それに対する歯止めはどの様にお考えですか?
時間があるときでかまわないので、御意見を伺わせてください。
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