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しゅうは と読みますよね。意味もわかります。
あまり一般的な言葉だと思わないのですが、日
本経済新聞の記事(時には見出しにも)によく
この言葉が出てきます。「小泉首相、民主党に
秋波」とかいった感じで。
私は活字はよく読みますが日経新聞以外でこの
言葉をあまり見かけません。
くだらない質問ですが日経新聞はなんで「秋波」
にこんなにこだわるのでしょうか。20年来の疑
問です。

A 回答 (3件)

「秋波」はそれほど死後ではありません。


特に「秋波を送る」として使われる事は多いようです。

秋波を送る(しゅうはをおくる) 女性が、異性の関心を惹(ひ)こうとして、媚びを含んだ目付きで見る。 類:●色目を使う●ウインクする 参考:秋波(しゅうは) 美人の涼しげな美しい目元。また、女性の媚びを表す色っぽい目付き。色目。流し目<国語大辞典(小)>

秋波を送る(しゅうはをおくる)
 「秋波」とは元々は秋の澄んだ水波のことを指すが、美しい女性の涼しい目元になぞらえられ、やがて女性が男性に媚びを売る目つきをも意味するようになった。したがって「秋波を送る」とは、女性が男性に媚びを売り、色目を使うという意味である。

だが、組織・集団同士の政治的経済的駆け引きに於いても、女性の潜在的な目的を持つ色目になぞらえてこのコトバがしばしば使われる。

3月7日ハワード豪首相がインド映画界に秋波:ロイター

ヤフーがオーバーチュアに秋波を送る:Cnet Japan記事

AP Digitalワイヤレス事業者に秋波: 海外internet.com
発の記事 

日本経済新聞社はこの言葉に特別な思いがあるのかもしれませんね。入社試験の問題にも出題されています。

65問「秋波を送る」と同じ意味の言葉を選べ。
1. 精彩を放つ
2. 触手を伸ばす
3. 二の矢を継ぐ
4. 流し目を送る
5. 二枚舌を使う
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こんにちわ(/は)。



あいにく日本の新聞紙は手にして読んだことはありませんが、販売している新聞紙は基本的には売文です。売文なら一枚でも多く売るのが最終目的です。一枚でも多く売ろうとすれば人の目を引かなければなりません。その他の新聞紙と同じような記事を書いていては目的が達成出来ません。嘘は書けないし編集長は頭が痛いです(たまに捏造記事事件もありますが)。するとどういうことが発生するのか、そうです"奇を衒う"ことになります。簡潔で的を得た単語・短文は人目を引きます。並みの言語では人目は惹けません。すると頭を絞って出てくるのが古典や古語や外国語に落ち着くと思います、最終的には。 秋波(しゅうは)は、日本社会ではもう古典の部類になっているのかもしれません(不明)。または20年来の編集責任者の好みか方針がそうであったのかもしれません。

本来、日本語の中の"秋波"はあまり高尚・上品な言語ではなかったと思います。明治のころから一時期盛んに使用されていたようです。ちょうど夏目漱石のころです。語源はご存知の如く中国語です。原義は"美人の瞳"これだけです。
日本語に取り入れられてから語義がたくさん派生しました。上品とは言えない日本の政官財界の記事を書くときには"皮肉"を込めて思いっきりこの"秋波"を用いているんではないでしょうか。
これも一種の編責任者の目に見えない"シグナル"なんではないでしょうか(私見)。新聞や売文を書く者はインテリゲンチャです。そのくらいの知恵は持っているはずです。特に経済紙は並以上の購読者が多いはずです。編集責任者の意図を一瞬で理解可能の購読者は大勢いることでしょう。そういう手ごたえを感じているから秋波を存続させていたのかもしれませんね。

また、一般の新聞紙では、秋波はすでに死語または死語になりかかっていて並の人に理解して貰えない危惧があって書かないのかもしれません。ネット新聞のスポーツ欄なんかには時折出ますね。『何とか選手が何とかティームに秋波を。この秋移籍か』な~んて具合に。

まったく日本の新聞事情は知りませんがご参考の一助になれば嬉しいです(^^♪。
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秋波を送る・・・質問文のように本来の意味(女性→男性)から離れて組織対組織、組織の代表者(男性)対他の組織の男性間で使われるのは特に珍しくはありません。

むしろ、秋波は第一義、第二義での用途がだんだんと減り新聞雑誌では第三義である例文のような使い方が多くなっていると思います。

ご存知の通り、新聞の見出しなどでは小さなスペースを生かし読者の注意を引くため日常語以外の単語を巧みに使用したり、文法無視の短文を使うのは日本語だけではありません。
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