ハイオクとレギュラーについて

ハイオク仕様車にレギュラーガソリンを入れてしまいますと、実はレギュラーガソリンの消費量が増えますので、レギュラーガソリンの減りが早くなり、結果、ガソリン料金は同じか または増えてしまいます。

「ハイオク仕様車にはレギュラーガソリンのマッピングが入っているので レギュラーガソリンが使える。ただし、パワーは落ちる。」 ということは聞いたことがあると思います。また、車の説明書にも書いてあります。

これは言い換えれば、「同じパワーになるように運転するためには、より多くのガソリン量を必要とし、よりエンジンに負担を掛けることが必要です。」 という意味になります。

もう少し分かりやすく現実的に表記しますと、「同じ距離を移動するためには、より多くのガソリン量を必要とし、よりエンジンに負担を掛けることが必要です。」 という意味です。

ハイオク仕様車にレギュラーガソリンを使いますと、エンジンや排気系にダメージを与えることも事実です。

長期的にみますと、車の不調の原因にまでなりますので、ハイオク仕様車にレギュラーガソリンを入れるということは、あらゆる面で不経済であると断言できます。

なぜ、ハイオク仕様車にはレギュラーガソリンのマッピングが入っているのでしょうか。

それは、もし地方などに旅行中 どうしてもレギュラーしか手に入らない場合用などのためにです。



☆ハイオクとレギュラーの違いは、

全く同じ条件下、同じ圧縮率下では：

ハイオクガソリンは炎のスピードが遅い。

レギュラーガソリンは炎のスピードが早い。

です。


混合ガスは圧縮するほど炎のスピードが速くなりますため、ハイコンプレッションNAエンジンや、ローコンプだけど圧力が非常に高まるターボ車にはハイオクを指定するのです。

例えば、自転車のペダルをこぐ時のことを思い出してみて下さい。ペダルが一番上の時を12時の位置と呼ぶことにします。１～４時位の間の時に力を均等に掛けますね。ドカンと１時の位置で一瞬だけ蹴り落とすようなこぎ方はしませんね。

貴殿のお車はハイオク仕様車ですので、コンプレッションレシオが高いのです（高圧縮タイプエンジン）。これにレギュラーガソリンを入れますとレギュラーにとっては高圧縮過ぎて炎のスピードが早過ぎてしまい、結果、上の例のドカンと１時の位置で一瞬だけ蹴り落とすようなこぎ方と同じことが起きてしまうのです。

レギュラーマッピングは何をするかといいますと、スパークの点火時期を少し遅くするだけです。ドカンと１時の位置で一瞬だけ蹴り落とすようなこぎ方が１時半になるだけです。技術的構造的にそのようなものです。レギュラーガソリン用マッピングが付いているといっても、そんなもんです。

自転車でしたらペダルがそのうちひん曲がるのと同じで、車のエンジンだっていたんでいます。

自転車だったら前になかなか進まないのと同じで、車もパワーが落ちるのです。

自転車だったらあまり進んでないのに疲れるのと同じで、車ですとあまり進まないのに燃費は悪くなるのです。

ガソリンのエネルギーでエンジンを壊しているのですから、前に進むパワーも落ち、燃費も落ちるのです。　　…エンジンを壊すためのガソリンを わざわざお金を支払って購入している ということになってしまっている ともいえないでしょうか。


ハイオクガソリンでしたら、炎のスピードが遅いガソリンですので、高圧縮下では適正なスピードになってくれるのです。適正なスピードであるため、異常燃焼スピードが原因で起こるデトネーションやプリイグニションも防ぐことにもなります。

ハイオク仕様車にはハイオクガソリンのみを入れ続けることが正解であり、最も経済的になります。


ハイオク仕様車にレギュラーガソリンを入れても何の良いこともありません。

レギュラー仕様車にハイオクガソリンを入れても何の良いこともありません。

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取扱書（オ－ナ－ズマニュアル）次第です。

　ハイオク指定　　
　ハイオクのほうが良いがレギュラー入れてもよいとか書いてあるのでは？
メ－カ－はハイオク仕様で、
ハイオクのみの評価しかしていないと、保障できないので、ハイオク指定（壊れない自信が無い）
レギュラ－を入れた場合の評価もしていると、レギュラーでも可としているはずです。

ハイオクは、ノッキング対策ですから、ノッキングのおきやすいハイオク仕様は、ハイオクを入れたほうが良いと思います。

ちなみに、ハイオク仕様にすることで、圧縮比を上げてもノッキングしにくくなり、高出力にできます。

トヨタのスープラというハイオク使用の車に

乗っています。まもなく１５万キロ乗ります
が一度もハイオクを入れたことはありません。

レギュラー入れたところでなんの問題もなく
走ってますよ。

気になるならハイオク入れたほうがいいです
よ。エンジン壊れた場合レギュラーが原因か
なんていらぬ心配しますから(^o^)

俺の場合問題なく走ってはいますが、エンジ
ン内部はカーボンが溜まっていて結果的に燃
費悪くなっているかもしれないですが、レギ
ュラーいれてもエンジンが壊れることは今の
ところないですよ。

全くの素人で恐縮ですが、結論から言えばハイオク仕様の車にはハイオクを入れるべきです。

　ハイオクガソリンはレギュラーガソリンと比較してアンチノッキング（異常燃焼を防ぐ作用）に優れています。

　ノッキンッグ（異常燃焼）は高温、高圧になるエンジン内部（シリンダ）での混合気の自然発火によっておこります。ハイオクはレギュラーと比べ自然発火点が高いのでノッキングが起こりにくいのです。

　高性能なエンジンほど圧縮比が高い為、圧縮圧力が高くなるのでハイオクガソリンの様な対ノッキング性能に優れた燃料が必要となります。逆な言い方をすれば、ハイオク仕様のエンジンはハイオクガソリンを前提に設計されているともいえます。

　最近のエンジンはコンピュータ制御ですから、ノッキングを感知すると点火時期を早めたり、燃料噴射量を調整してノッキングを回避する補正が入り、すぐにエンジンが停止したり故障したりする事を防いでいます。

　しかし、これは設計者が意図した本来の動作状態では無いのです。エンジンに負荷が掛かっているので長期的に考えれば故障の原因にもなり得ます。

　以上の理由からコスト面を考慮して尚、ハイオク仕様のエンジンにはハイオクガソリンを入れるべきです。

やはりメーカー指定のガソリンを入れるべきでしょう。

ハイオクは洗浄剤も入っている為、エンジン内の汚れも取り除き綺麗な状態にしてくれます。
自動車整備している友人がエンジン分解時に違いが解ると言っていました。

もちろんメーカー指定のガソリンを入れてください。

車の取り扱い説明書に「レギュラーガソリンも使用出来ますが本来の性能は発揮しません」とか注意書きがあると思います。

この本来の性能とはエンジンの動力性能や燃費等の事です。

旧運輸省指導でコンピューター制御でハイオクガソリンを使用する車には、レジュラーガソリンでも動くように、二種類の点火マッププログラムを入れています。

これはレギュラーでも良いや、ではなくて地方のガソリンスタンドでハイオクが入手出来ない場合に、応急でレギュラーを入れても故障しない、と言う物です。

クルマは何をお乗りですか。

基本はもちろんメーカー指定のガソリンを入れることです。

ハイオク指定のエンジンでレギュラーを給油しても壊れはしませんが、リッター当たりの馬力が高い高出力型のエンジンの場合、ガソリンにも相応の性能を要求しますので、レギュラーを給油した場合に所定のトルクが発揮できず、燃費が悪くなります。従ってトータルで見ると安くなりません。

これに対して、おとなしいエンジンだとあまり差がわかりませんね。ご質問の感じではハイオクを入れた方がいいように思います。