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ホメイニ師のイスラム革命以後、宿敵の敵同士のイランと米国。米大使館占拠事件に関与したと噂されているアフマディネジャド大統領の強硬姿勢は留まるところを知らないと思われます。またラムズフェルト国防長官が次のような声明を発表、イランのイラク領内への関与を非難しています。

<ラムズフェルト国防長官発言>
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060308-00000 …

またイスラエルもイランの核保有を憂慮しています。そして日本はかなりの石油をイランに依存しているので他人事ではないと考えます。

そこで皆様に質問させて頂きます。

1)米国とイラン戦わば、戦局はいかなるものになるか?

2)米国とイランの交戦によって、混迷イラクの情勢はいかなるものになるか?

3)イスラエルが単独行動としてイラン核施設を爆撃する可能性はあるか?

4)イラン有事の際に、日本のエネルギー問題にどのような影響をもたらすか?

以上の4項目の質問、よろしくお願い申し上げます。

A 回答 (2件)

殆どこちらのサイトの受け売りになるんですが↓


http://tanakanews.com/g0207iran.htm

実際は、イランの核利用はあくまで平和目的であり、IAEAの査察も受けていて、兵器目的ではないようです。
むしろ、アメリカとイスラエルが、イラクの時のようにイランと戦争したいが為に捏造している節があるようです。

1)アメリカは大敗(既にイラクでも大敗ですが)すると思われます。
イラクを見て既にご存知の通り、泥沼化していて、米軍は疲弊しきってます。
日本の在日米軍でさえ、イラクに回されて空洞化しており、そこで更にイランと戦争するとなると、今度こそ自滅を招くと思われます。

2)更なる混迷を招くでしょう。
具体的にはイラクの侵攻や、反米勢力による武器・人員の派遣が考えられます。
親米のクルド人以外は皆、米軍に対し反感を持っているので、一気にイラク国内がイラン寄りになる可能性も考えられます。

3)アメリカによる空爆が先だと思われますが、イスラエルも先制攻撃を辞さないという態度をとっており、可能性としては低くないと思われます。
No.1さんが既に仰っていたように、情勢が非常に不安定な為、何が起きてもおかしくない状況だと思います。

4)想像したくないですね;
石油価格の更なる高騰は免れないでしょうし、イランにはタンカーが通航するホルムズ海峡があるので、ヘタをすると石油経済そのものが破綻しかねないと思われます。
日本はアメリカのイラク侵攻を支持していた節があるので、既にイスラム社会から嫌われており、最悪石油を売ってくれなくなる可能性もあります。


もはや、他人事どころか風前の灯に近いかと…;

この回答への補足

ちなみにラムズフェルトの発言が正しければ、もし米国かイスラエルがイランの核施設を爆撃したら、その報復にアフマディネジャド大統領は、イラクに地上軍を出兵させる可能性があると私は診ています。ブッシュにとっては頭の痛い問題だろうと察します。

補足日時:2006/03/09 14:17
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この回答へのお礼

田中宇さんの記事ですね。私も良く拝見させて頂いています。イランは元々親日的な国なので米国との対立で関係が悪化するのは非常に残念です。

1)仰るとおりイランは、エジプトに次ぐ中東随一の大国でイラクと違ってペルシャ民族が多数を占め、宗教的にもシーア派で統一されています。飢えている訳でもないし「悪の枢軸」の中では一番磐石な国家体制を持っていると言えるでしょう。米軍が最新兵器を携えて大規模地上軍を送り込んでもベトナム以来の大量出血を強いられるのは必定。今のイラクの情勢をみれば言わずもがなです。

2)米軍はイラク駐屯部隊をイランに送り込まなければならず、イラクはそれだけ手薄になるし、南部のシーア派は当然イランを支持します。それを恐れてスンニ派が武力闘争を開始して内戦化。イラン・イラク・トルコにまたがって居住しているクルド人は一応親米ですが悲願は独立ですのでその運動の機運も高まってくると観測します。アフマディネジャドは既に計算していたのか…。

3も4も、おおむね私もmaddogさんと同意見です。

今の日本国民は外交だと中国や韓国の問題に関心が向いている傾向があると思うんですけど、中東から石油が止まったら、即日常生活に甚大な影響を及ぼすのでこの地域の知識をしっかり持ち、情勢を注意深く見守る必要があると思います。

お礼日時:2006/03/09 14:04

情勢が流動的かつ不透明な現段階では、どのような結果になる可能性も否定


できません。

特に日本の既存メディアには、イランの国内情勢に関する情報が基本的に不足
しており、十分な考察が難しいです。
英語やアラビア語の情報を直接入手できればより確かな考察ができるかと思い
ますが、私自身には現状そこまでする余力がありません。

とりあえず、参考になりそうな情報を紹介します。
『NET EYE プロの視点』-『オシラクの悪夢、再び』
 http://www.nikkei.co.jp/neteye5/sunohara/2006021 …

この回答への補足

・イラクのスンニ派とシーア派の対立激化
・イランのアフマディネジャドの対米強硬姿勢
・アフガンのアルカイダ・タリバンの勢力復活
・パキスタンのムシャラフ軍事政権の弱体性

ティグリス川からインダス川に渡る4カ国の情勢が現在非常にきな臭い色に染まっていると私は感じます。

補足日時:2006/03/09 14:23
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この回答へのお礼

ありがとうございます。ご紹介のサイト参考にさせて頂きます。

お礼日時:2006/03/09 12:57

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