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一般的に上の人が目下の人に対して使うといわれているかと思います…。施設なので職場ではお互いに「お疲れ様」と言ってますが、ご家族の面会には「ご苦労様」と言ってます。宅配便や訪問者には、わざわざ足を運んで下さって…という意味で「ご苦労様」と使うとありますので、ご家族に言っても間違いではないと思うのですが、反対意見もあります。好ましくないのでしょうか?

A 回答 (11件中1~10件)

「お疲れさま」も「ご苦労さま」も労いのことばです。

労うということ自体が「上から下へ」の考えに立つものなので、「目下に…」となるわけです。
ただ、現実と照らし合わせ、言い換えのことばもよい物が未だに生まれないこともあって、学者の間でも意見が分かれているのが現状です。
ただ、下から言われるとむっと来るという方が多いようですから、使うには十分注意が必要です。
ちょっと古いデータですが、1987年のNHKの調査では、「目上に『ご苦労さま』と言うのは失礼だ」と思う人は三割を切り、失礼でないと思う人が六割を超えています。これからすると、あまり神経質になる必要もないことになります。20ねんまえで既にこれですからね。しかし、抵抗を感じる人もいるのですから、下が上をねぎらうというイメージを弱めるために「ご苦労をおかけしました。ありがとうございます」
「お疲れになりましたでしょう。ありがとうございます」
と感謝のことばを添える表現をお勧めします。
私個人としては、どちらを言われても、気持ちがこもっていれば問題なく受け入れます。もちろん、言う方は、職業上十分注意をします。
「ありがとう」のように使えるようになるといいのですが…
面会のご家族にかけることばも、気になるようならご家族にアンケートでもとってみてはいかがでしょうか?
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。アンケート…上の人に検討してもらえるか聞いてみます。しかし、現在当然の様に使ってる「お疲れ様」も上から下というのがホントびっくりです。

お礼日時:2006/03/05 00:23

配達人には配達する「役割」が、ご家族には扶養義務という「役割」が、それぞれある以上、いずれも「ご苦労様」が適切です。



「ご苦労様」は目上から目下
「お疲れ様」は目下から目上
「お疲れ様」としておけば無難

これはビジネスマナーにおける教え方であり、実際私もこうした内容の研修を受けた記憶があります。昨今では国語辞典にもこうした説明がなされてしまっています。しかし、この定義は、私には乱暴に思えます。はっきり言って逆じゃないの?と思っています。詳しくはこちらをご覧ください。http://oshiete1.goo.ne.jp/qa652374.html(№9が私の回答です)

目上とか目下とかではなく、もっと素直に言葉どおりに解釈するべきです。「ご苦労様」は文字どおり「さぞかしご苦労されたことでしょう」という意味です。これに対し「お疲れ様」は文字どおり「さぞかしお疲れになったでしょう」という意味です。ここでいう「苦労」は主に精神的なもの、「疲労」は主に肉体的なものです。これがスタートラインです。

例えば、組織として一つの仕事をする場合、指示する側と指示される側とでは「大変さ」の度合いは全く異なるわけです。指示どおりに動けばよい下っ端(目下の人)は「疲れる」だけですが、判断・決断を求められる偉い(目上)人には、下っ端には分からない様々な「苦労」があるわけです。つまり「ご苦労様」は、その人の「役割」特有の苦労に対する感謝とねぎらいの言葉なのです。

こう考えると、通説とは逆に、「ご苦労様」はむしろ目上の人に対し使うべき言葉だと思いませんか?

これに対し「お疲れ様」というのは、相手の「お役目」とは関係のない話におけるねぎらいの言葉であり、感謝の意味は薄くなります。例えばレジャーから帰宅したとき、「やっと着いたね。お疲れ様」という感じで用います。会社などでも、日常の退社時における同僚同士の挨拶であれば、これでよいでしょう。

いずれにせよ、「目上・目下」で使い分けるのではなく、あくまで感謝とねぎらいの「内容」により使い分けるべきです。

例えば、いくら会社の上司に対する言葉であっても、社内旅行や社内野球大会などレクレーションの終了時は「お疲れ様」が適切だと思います。これらは単なる「遊び」ですから。でも、幹事さんに対しては、普段は社内では下っ端であっても、この場合は「ご苦労様」と声を掛けてやるべきです。幹事はみんなのために「世話役」という役割を果たしたわけですから。

こうして考えると、荷物を運んでくれた配達員に対し、感謝とねぎらいの意味で「ご苦労様」と言うのは適切であり、むしろ正しいと思います。荷物を運ぶのが配達員の役割(仕事)なのですから。「ありがとう」でも間違いではありませんが、これは単なる「感謝」にすぎません。「役割に対する感謝」という意味を含めたいのであれば、「ご苦労様」が適切です。昔の宅配は、配達先が留守であれば隣の家に預けたものでした。その隣人が「お預かりしていました」といって荷物を持ってきてくれたのであれば、「ありがとう」で十分です。要は、感謝に「本来の役割」を含めるかどうかの違いです。

面会に来たご家族には、施設として「感謝」するという意味合いは薄いかもしれませんが、ご家族にとっては施設に入っている人に対するご苦労があるはずです。その精神的な苦労に対するねぎらいの意味で「ご苦労様」と言うのは適切だと思います。「お疲れ様」だと「遠方から面会に来てさぞかし疲れたでしょう」などという、単なる肉体的な疲労に対するねぎらいになってしまいます。
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いちばん最初に回答したものです。


お久しぶりです。(笑)

NHKのサイトで「ご苦労様」と「お疲れ様」について解説しているのを見つけましたので、ご参考まで。

今回の件に限らず、下記のサイトを見ると、勉強になりますよー

http://www.nhk.or.jp/a-room/kininaru/2004/04/041 …

お元気ですか日本列島(平日日中午後)の1コーナー「気になることば」より
http://www.nhk.or.jp/a-room/kininaru/index.html
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この回答へのお礼

お久しぶりです^^; こんなサイトがあるんですね?ありがとうございます。もはや私の頭は混乱しております…なんか「労う」事から考えなくちゃならない気がしてきました^^;

お礼日時:2006/03/05 01:41

 飯間浩明(いいまひろあき)著『遊ぶ日本語 不思議な日本語』(岩波アクティブ新書75)に、「ご苦労さま」という一節があります。


 筆者によると、江戸時代の浄瑠璃、歌舞伎のたぐいを調べてみたが、身分の上の者が下の者の労をねぎらう言葉として「ご苦労」という語が用いられていた例を見つけるに至らず、かえって、目下の者が目上の者に使っている例が目についたそうです。
 「仮名手本忠臣蔵」では、顔世御前が、夫・塩治判官の上役である高師直に対して、
〈師直様は今しばし、御苦労ながらお役目を、お仕舞あってお静かに、〉
あるいは、家老である加古川本蔵行国が、主君である桃井若狭之助安近に対して、
〈いよいよ明朝は、正七つ時に御登城、御苦労千万、今宵ももはや九つ、しばらく御まどろみあそばされよ。〉
という例が紹介されています。
 特に、後者については「もし、『ご苦労』が主君のことばであるなら、それを家臣が使ったりすれは、『無礼者』ということで即刻、切腹を仰せ付けられるのではないでしょうか。」として、「〈主君が家来をねぎらう〉うんぬんは俗説である疑いが濃厚になってき」た。としています。
 ご参考までに。
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この回答へのお礼

確かにちょっと気になってたのですが、下が上を労うのはそんなに失礼なのかしら?と。実際、部署は違うが友達であり、全体的な上司でもある彼は何人分もの仕事を抱え文句も言わず頑張ってます(;;)大して仕事もしないくせに下からのご機嫌とりを要求している自分の上司は話になりませんが、やっぱり人間として素直な気持ちなのかな?お互いに労いあい?励ましあってもよいのでは?とても参考になりました、ありがとうございましたm(__)m

お礼日時:2006/03/05 00:57

私は宅配便の人には「お世話さまです」って言ってます。

取引先へのメールでは「お世話になっております」。その口語バージョンとでもいいましょうか。
まあ、面会の家族にはお世話になってるわけじゃないから(逆に家族が言うセリフですね)言えませんけどね。
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この回答へのお礼

はい…そうですね^^; ちょっと偏見になるかもですが、自分が言われて嬉しいだろうという言葉がいいのかもしれませんね。ありがとうございました。

お礼日時:2006/03/05 00:45

質問者さんのお考えで合っていると思います。


宅配便や郵便の人、施設入居者?のご家族の方に対して「ご苦労様」と使っても問題ないでしょう。

よく言われる「『ご苦労様』という言葉は『上から下へ』使うもの」という定義は誤りです。
この言葉には、単に「他人の苦労を感謝する(もしくは敬う)」という意味しかありません。どう考えても、この言葉自体に上へから下へと限定した方向性は含まれていないのです。

しかし、会社などでは下から上の人に対して、一般的には「ご苦労様」を使いません。
それは会社などのタテ社会においては、下のものが上のものの労をねぎらう、その行為自体が失礼にあたることだからです。言葉の問題ではなく、社会儀礼上の問題です。「ご苦労様」という言葉が持つ意味の一つである「ねぎらい」ゆへの例外事項なのです。
その意味では「お疲れ様」でも同じことです。そもそも下から上に向けて使う言葉ではありません。「お疲れ様」は「ご苦労様」よりねぎらいの語感が薄いため、こその集団内の慣習や業界用語になったものということが言えるでしょう。

まとめますと、直接関係している目上の人や会社の上司には使わない、しかし、それ以外の人には使える、そのような言葉と考えていいでしょうね。訪問者という意味のお客様にも使えます。

「精がでますね」も同種の言葉です。個人的には「おはよう」もそれに近い語感を感じます。「おはよう」は決して下から上には使いません。しかし「ございます」をつけることで下から上にも使えるようになっています。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。う~ん、ますます難しい事を実感…。とりあえず、適切な言葉が見つかるまでは、気持ちを込め、誤解や不快感を与えないように、という自分のスタンスを守りつつ、場面、場面に合った言葉を正しく使っていきたいと思います^^

お礼日時:2006/03/05 00:40

「ご苦労様」は上の人が下の人をねぎらう言葉だと思います。

時代劇で「ご苦労であった」と言っているシーンを思い浮かべればわかりやすいと思います。

施設に入っていらっしゃる方のご家族に対してですが、使ってもいいと思いますよ。私が施設に入っている方の家族なら、家族がいつも世話になっているのですから、面会に行った時「ご苦労様です」と言われてもまったく違和感ありません。
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この回答へのお礼

ご回答者様のような考え方の人もいらっしゃれば、お金払ってるんだから、世話をするのは当然!と思ってる人もいるらしく…難しいところですね^^; 受け取り方、感じ方にもよるなら人間性も関係しているのかと考えてしまいます。ありがとうございましたm(__)m

お礼日時:2006/03/04 23:32

宅配便の人は仕事で来られているので「ありがとうございます」くらいでいいのでは?


訪問者の方は、こちらから呼んでいるのであれば「ご足労いただきありがとうございます」でいいと思います。

私が「お疲れ様です」を使うのは先に退社する上司に対してや、同僚に対する電話での最初の挨拶代わりくらいです。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。私は構って欲しいと望んでる上司に…あぁ疲れます^^;

お礼日時:2006/03/04 23:15

「お疲れ様」というのは基本的に


・同じ仕事をしている人同士(同僚、お客関係なしに)
・親しい関係同士
で主に使われるねぎらいの言葉だと思いますので、

それに当てはまらない「宅配便や訪問者」には
「ご苦労様」が妥当ですし、
ご家族にもこちらのほうが当てはまると思います。

お疲れ様・・・でもおかしくはないですけどね~
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。そう思うんですけどね~^^; 日本語って難しいですね(>_<)

お礼日時:2006/03/04 22:50

お疲れ様も、敬語ではありません。


目上の人が目下に使う言葉です。
「お前、疲れたやろ」を丁寧にした言葉ですよ。ご苦労様と一緒です。たぶんこの”様”がネックです。
目下の人に対して、逆に様をつけて丁寧感を出しているだけです。
も少し考えて使いましょう。

宅配便の人には「ありがとう」でいいはず。
面会の人は、義務感や責任感で来ているの?そこに来ることはそんなに苦労が多いことなの?そんなに嫌なことなの?
そんな言葉を使わない話し方を心がけるべきですな。
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この回答へのお礼

私は宅配便の方には、お世話様、ご苦労様、ありがとうと全部言ってしまいます^^; しつこいですね^^; お疲れ様も敬語でないとはびっくりです。ご家族の方は洗濯物を取りに来るだけで入所者の前をす通りする方、差し入れしたり身体を拭いていってあげる方、それぞれです。義務感・責任感で来てる方も多いと思いますが、私達にとってはどんな家族も「入所者の家族」です。ありがとうございましたm(__)m

お礼日時:2006/03/04 22:47

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