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いつの間にかこのような言葉を格言か至言みたいな扱いで使っていましたが、
いったい誰が言い出したのか忘れてしまいました。

「風邪性の下痢は人を哲学者にする」(いしいひさいち)
なんてパロディがあるくらいですから、もとネタはあると思うのですが。

そんなのねーよっ。という考えもまとめて思い当たる方、お返事ください。

A 回答 (3件)

 


  これは、誰が論じていたのか分かりませんが、変な「哲学的問い」として、歯痛は本来存在しないものである(実際は存在する)。なのに何故わたしは歯痛に悩まされるのか、存在しないものが人を何故悩ますことができるのか? 歯痛はそもそも存在するのか、存在しないのか? 実体として存在しないはずである……ならば、わたしの感じる痛みは何なのか?云々というような議論が確かあり、こんなことを考えている人は哲学者になると云う意味ではないかと一つに思います。(感覚は、実在するのか、という問いです)。
 
  もう一つ、シェイクスピアの有名な言葉があります。
 
  >“There was never yet philosopher who could endure the toothache patiently, however they have writ the style of gods, and made a push at chance and sufferance.” (Shakespeare: Much Ado About Nothing, v. 1.)
 
  古い英語なので、意味が取りにくいのですが、大体、こういう意味のはずです。
 
  >「かつて、歯痛に辛抱強く耐え得た哲学者はいなかった。しかし、彼らは、神々のように著作を著し続け、かくて、時として、歯痛に対し反撃を行ったのだ(苦痛を耐えたのだ)。
 
  訳が間違っているかも知れませんが、歯痛と哲学者をシェイクスピアが、ここで結びつけています。この正しいかどうか分からない解釈から考えると、シェイクスピアの文章は、「歯痛に耐え得た哲学者はいなかったが、哲学者は、神々のような態度で著作を続け、時に、苦痛にも耐えることができた」という風に読めます。つまり、「歯痛を耐えて著作を続けることで、人は歯痛に対抗し、哲学者となるのだ」とも読めます。
 
  (philospher は単数なのに、次に they で出てきて、これは複数です。「苦痛に耐えた哲学者はいなかった」は、哲学者一般なので、単数無冠詞で、次に具体的な哲学者たちが出てくるので、ここは they なのかも知れません。シェイクスピアの文章はかなり難しいと云われていますが、その通りです)。
 
  これが、「歯痛は、人を哲学者にする」の起源ではないでしょうか。
 
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この回答へのお礼

ありがとうございます、お見事!
シェークスピアスタート、と考えておいていいような気がしてきました。

歯痛に耐えるだけで哲学者になれるなら
私は簡単に今哲学者になれてしまうけど、
耐えて何か書くとなるとさすがだね(苦笑)

お礼日時:2002/01/10 13:54

シェイクスピアが「歯痛は哲学者でも耐えられない」と言ったというのは聞いたことがありますが…



それじゃ「風邪性の下痢は人を哲学者にする」のもとネタにならないですよねえ。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
それを私も調べてて見つけて、それかな?と半分思い始めています。

いしいひさいちがらみで「マンガ」の掲示板で聞いた方がよかったのかな。

お礼日時:2002/01/09 15:17

元ネタといえるかどうか・・・


良妻を持てば幸福者に、悪妻を持てば哲学者になるという内容が、ソクラテスの言葉にあったと思うのですが・・・
とりいそぎ、自信なしで・・・
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

その言葉は私はソクラテスだと知っているので、
(悪妻は百年の不作!という言葉もありますね)
明らかに違うような気もします・・・。

お礼日時:2002/01/09 10:39

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