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温暖化すると、逆に冬に気温が落ちてしまうのはどうしてですか?
よろしくお願いします

A 回答 (6件)

温暖化すると、気温が上がった分、水の蒸発量が増え、大気中の水分量が増えます。

そうなると、当然、雪の量も増えるわけですが、問題はここからです。
ただ雪の量が増えただけで気温が落ちると説明されてもわかりづらいと思いますが、雪というのはある程度積もると急激に熱を反射するようになるのです。そのため大気中に熱があまり残らないために気温が低くなるわけですね。
雪が白いのは雪の結晶が各種の光を様々な方向に反射してるためですが、雪は氷であるため、積雪の厚みが薄ければ透過し、厚ければ、透過せずにほとんど反射してしまうのです。本格的な冬の到来を表す言葉として根雪という言葉がありますが、昔の人は経験によって感じていたのでしょうが、ちゃんと根拠があったわけですね。
実際に南極の氷は雪が雪自身の重みで長い時間をかけてできた氷なので結晶が均質で光を良く通すそうです。
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例えば5年間平均で気温をとれば、冬も暖かくなっています。


ここ2年暖冬が続いていたので、今年が平均より寒くても通算すればプラスのはずです。
どちらが先と言う因果関係はさておき、温暖化により暖気が極地近くまで上がっていき、寒気が押し出されて下まで降りてくると言う事で、今まで経験の無いところで氷が溶け、経験の無いところで雪が降る現象が起きます。
氷河等の恒久的氷が溶けた部分は、今まで反射していた太陽光を吸収するようになるので、温暖化に拍車をかけます。
温暖な地に降った雪は根雪にはならないので、寒冷化のスパイラルは発生しません。
と言う訳で、ばらつきが激しくなりながら、温暖化が進んでいると言うのが現在の状況でしょう。
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一番簡単に説明しますね



温暖化になると 南極や北極の氷が溶けて 地球上の水の量が増えます

地球上の水の量が増えると 大気中に含まれる水分が多くなります 水は そらに上がって 雲になります

この雲(=水)が雨や雪になるわけです
以降はこの繰り返しです

単純に 雲の量が増える=雨が増えるです

雨になるか、雪になるかは その季節による気温の違いだけです つまり 夏なら大雨による水害
雪なら大雪になるわけです

一度 氷から 水になった水分は 空と地上や海を行き来するだけです

この雨
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冬の寒気、たとえば北極から見ると、大きく蛇行して流れることがよくあります。

今回の大雪、日本付近に蛇行で南下している部分が当たったのでは、との説を聞いたように思います。
数年前には、別の場所で寒波による大雪、凍結などの被害が出ていたように思います。
仮に地球全体で温暖な傾向にあったとしても、ある場所をみれば気温の変動は大きいので、寒いと感じる年はある、と思います。
理科年表には、年毎の月平均気温が載っていますが、かなり変動していますよ。
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この冬が厳しい寒さになっている原因は「北極振動」と呼ばれるものです。

簡単に言うと、北極からの寒気の吹き出しが、一様ではなく、寒気の流れ出す道が出来てしまうと、なかなか解消されずにその方面は厳しい寒さになるということです。その道から外れたところは、暖冬になります。今年はその道の一つが日本に来ています。

温暖化は地球全体の気象変動です。たまたま日本が厳冬だからといって、地球全体が寒くなっているわけではありません。温暖化は地球全体のトータルな気象変動なのですから、自分のところがたまたま寒くなっているからといって、地球全体が寒冷化しているわけではないのです。温暖化を考えるのならば、もっと視野を地球全体のトータルな気象現象がどうなっているのかを考えないといけません。

参考URL:http://www.jamstec.go.jp/frcgc/jp/report/2004/ja …
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今年だけ12月に雪が降ったといって冬に気温が落ちたと判断するのは少し性急です。



雪の降るのは南と北の温度差が影響します。
北から冷たい風が来るのも影響しますが
南からの湿った空気の影響も多いです。
この南の湿った空気が温暖化の影響といえば言えないことは無いでしょうが。
まだ本当のところは分かっていません。
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