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はじめまして。

実は自動車の板金塗装についての質問なんですが、これって上手い下手ってあるんですか?

時々、光の加減によりドアの色が違って見える車を見かけたりすることがあるのですが、これは塗装技術が下手だったということでいいんでしょうか。
それとも微妙な色の違いはしょうがないのでしょうか?

併せて板金の上手い下手もあるんでしょうか。
よろしくお願いします。

A 回答 (8件)

okanouenobakaさんが回答されてるの光の事は正解です。



でも調色で調色を仕事としてる人間から見ると不可能では?

板金は一切分かりませんが新車のときの塗料と板金塗装で使う塗料は違いますので厳密に言うとドンピシャの色は出ないし、日本ペイント、関西ペイントなどメーカーの原色の細かい色違いもあると思います。

実際に調色をしてる所を見てもらうのが良いですのですが、回答のお礼で機械調色はこんな言い方は正しくはない?とは思いますが機械調色は大体あってるなというイメージです。全国同じメーカーなら全く同じ色が出ます。
調色するのは手間が要らないのでらくです。
それと利点として前回あわせでデータ-がはっきりしているのでドンピシャ色をすぐに作れます。
欠点としたらデータ-がないと調色は無理です。

同じ色番号でも手調色の場合は人によって薄い濃い色が効きすぎてる少し足りないなど、近いけど違う状態にはなります。
ほとんどの色は自分の目で見て判断して最適な原色を用意してするのでほとんどの場合色的にでない色を除けば出来ない色は無いです。
欠点は前回あわせなどで回数がかさむと色ずれが起こります。

これは当たり前ですが蛍光灯などの下では調色はしません。
調色ランプの下ではします。
日光の光よりは直射日光の当たるとこよりは日陰になるようなところでします。

職人のこだわりは光ももちろん大切ですが経験と技術、技能でどこまであわせれるかが職人のこだわりです。
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この回答へのお礼

cacollさんですね、何度もありがとうございます。

おかげさまで塗装技術のノウハウが見えてきました。
素人目には凄い世界なんですね。
ひょっとして絵の具の調色なんかも、お手の物なのでしょうね。

色ずれの話しは大変興味を持てました。
言われてみなければ分からないことでした。

また何かありましたらアドバイスをお願いします。
ありがとうございました。

お礼日時:2001/12/13 23:41

補足に対して。



私もカー○○○○クラブに関して詳しくは知りません。ですが、前に求人情報で見た際に経験者のみという募集項目でしたので、一応技術者を雇っていると思われます。
早さを売りにできるのは普通の鈑金屋とは違う材料を使っているためです。
通常の鈑金屋ではパテなど乾燥させるまでに時間がかかります。夏場でも日光の下30~40分ぐらい、冬場になると冬用のパテですらヒーターを当て30~40分かかります。研げるようにするにはもう少々時間かかるかな。ですが、この○○クラブではある特殊な光を当てるとわずか数秒から数分で乾燥できるというパテを使っています。こんな便利なものをなぜ通常の鈑金屋が使わないかというと、材料があまりにも高いためです。よほど入庫がひっきりなしに入ってくるような状況でもなければ通常のパテの乾燥時間で十分だからです。乾燥している間に他の仕事をしたりするからです。塗料の方もそのような速乾性のものを使っているみたいですね。実際にそれを見たわけではないのでこれ以上詳しくは知りませんが、前に塗料屋さんに聞いたところそのような材料を使っているためあのような早い時間で仕上げられるということみたいです。
それに、通常の鈑金屋のようにあまりにひどいものは手をつけないでしょうし。
通常は部品交換もあるし、たたき出ししたりしますから。そのような手間をパテ処理でいける程度のものを限定してやっているのでしょう。
でなければ、部品を外したりつけたりなどしていてはあのような時間では到底できないからです。
時間がなく、ある程度で仕上がっていれば良いという考えならあのようなところでやってもらえば短時間で直してもらえるでしょう。材料費がかかる分、普通より高い気がしますが。(安く仕上げる処理などの相談もしてくれそうもないですし)
時間はかかっても安く仕上げたい(中古部品や鈑金で直したり)仕上がり重視に綺麗にしてもらいたいという人はちゃんとした鈑金屋さん(腕の良い)にやってもらうと良いでしょう。

参考になりましたでしょうか?
○○クラブ等のことに詳しい方、語弊がありましたら、補足願います。
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この回答へのお礼

ducatiさーん。
昨日に引き続きありがとうございます。
お蔭様でこの質問コーナーは非常に内容の濃いものになってきた気がします。

そうですか、材料に秘密があるんですね。
速乾性があり、しかも高い!
なぞが解けました。
安さを売り物にしていたと思っていたのは、単に広告を変に理解していただけだったと認識しなおしました。

カー○○○○クラブに詳しい方のご意見やお話しは、私もぜひ聞いてみたいので、どなたかよろしくお願いします。

お礼日時:2001/12/14 22:37

以前に板金屋でアルバイトをしていた時の職人さんについで書かせていただきます。


これは板金の経験のある方からすればものすごい事だと解ってもらえると思うのですが、求人募集で一人の職人さんが来て、オーナーにどの程度出きるのかと聞かれて、ドアをたたき始めたのですが、普通よりも時間が掛かっていたのでオーナーも「丁寧だけどまだ経験が浅いのかな。」と言っていました。でも仕上がりを見てビックリ。パテもりなしでハンマーでたたいただけできれいに復元したんです。
普通はどんなに丁寧にたたいてもハンマーの跡が残るのでパテをつけるのですがその仕上がりは、へこんでいたのが全くわからず、オーナーだけでなく他の職人さんもビックリしていました。
でも、これはあくまでもパフォーマンスで実際に仕事になると時間が掛かりすぎるしそこまではしないのですが。
もう20年ほど前の話で、その事を思うと今は板金の職人と言うよりも部品交換屋みたいな感じのところが多くなっているのはちょっとさびしく思います。
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この回答へのお礼

とても貴重なお話しをありがとうございました。

20年程前の話しだとのことですが、そういう伝説?の板金職人さんっていたんですねえ。
今も活躍されていたら素晴らしいことです。

やはり現在では、そういった技術を持った方は少なくなってきているのが現実なんでしょうね。
寂しく感じました。

職人さんも、商売上、コストや時間を考えると、そんなに手間を掛けられないのが現実だということが、徐々に理解できてきました。

そうなると、↓の方のお礼でも書いたのですが、「○ー○○○○クラブ」ってところは、どう考えたらいいんでしょう。
仕上がりの速さを売り物にしているようですが、それ相応の出来なんでしょうか?
それとも、最新ハイテク機器を導入した技術でも使っているんでしょうか?
ご存知の方がいらっしゃいましたら、ぜひ教えてください。

ありがとうございました。

お礼日時:2001/12/14 09:39

元鈑金塗装工です。


鈑金塗装は技術差は整備などよりはっきりでるでしょうね。調色にしても鈑金、パテ研ぎにしても一朝一夕でできるものではありません。何年も経験を積み、時には勘も必要とします。
この技術差で色合いが違ったり等出てくることも当然あります。ですが、お客の要望で安く済ませるためわざとそのようにしている場合も無きにしも非ずです。
たとえば、通常ドアを塗装する場合、フロントフェンダーからリアドア、色によってはリアフェンダーまでぼかしを入れます。当然工賃や塗装料もかかります。
ですので、ぼかしなしでドア一枚塗り等して安く済ませるということもあります。
鈑金も当然技術の差が歴然とでますよ。
これは耐久性にも差が出てしまうものなのです。
最近の車の鉄板というのは昔と違いコストダウン等で安全基準ギリギリまで薄く作ってあります。
強度はプレスなどにより出しているのです。
このプレス部分が潰れると強度が出ません。直すのに鈑金してたたき出すわけですが、下手な人がやるとポイントもわからずやたらめったらたたくので鉄板が伸びてしまいます。こうなるとペコペコになってしまい、強度が落ちます。なので、焼きを入れるわけですが、これは鉄板を縮ませるので形を作るのがとても大変になってしまうのです。たたき出した後、パテを盛り、ならして形を作りますが、鈑金の段階できちんと出し切ってないとパテを厚盛りすることになるのでこれもまた強度が落ちます。パテは盛りすぎると剥離するので薄ければ薄いほどよいわけです。(材料費もかかりませんしね)これが技術がいるわけです。
パテ研ぎにしても腕がないと中々形が作れないため何度も何度もパテを塗り、削るという作業をしなくてはなりません。基本はパテ3回ぐらいですね。
鈑金し、強度のある厚盛りできるパテを1回、研いで次に中間パテを塗り研ぐ(この段階で形ができていることが望ましいわけです)最後にピンホールやペーパー目を消すため薄くパテを塗り研ぎます。
サフェーサーを吹き、塗装に入っていくわけです。
このパテ研ぎがちゃんとできていないと塗装にもろ影響します。というのは、パテやサフェーサーの段階で目立たない傷やゆがみが塗装を吹くともろに浮き出てきて目立ちます。

こんな大変な作業ですが、はっきりいってお金にはならないんですよねー。
私がやってたときもコンビニのバイトとたいして変わらないぐらいでしたから。
なので、生活苦のため他の職に転職しました。
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この回答へのお礼

大変詳しいご回答をありがとうございました。
やはり経験者の方のお話しは為になります。

結構大変な業界なのですね。
ホントに職人さんって感じがしました。

そこでちょっと新たな疑問が湧いてきたのですが、今流行の「○ー○○○○クラブ」って所の技術はどうなんでしょうか?
確か安さを売り物にしているみたいでしたが・・・

お礼日時:2001/12/13 23:08

完璧に職人技の世界です。

あ、私は一応、関連業界人です。

調色技術は一朝一夕には身につきません。最近は塗装色に番号があって、これでおおまかな色合わせはコンピュータで出来るようになりましたが、紫外線に晒されている塗装はそれぞれに独特の変化をしています。つまり新車時の色とは微妙に異なっているわけです。
これをピッタリ合わせるのは経験と技術がなくてはうまくいきません。
そのうえに、電燈や蛍光灯の光というのは太陽光線と違って色がひずんで見えます。普通の蛍光灯の下でピッタリ色が合っても、太陽光の下に持ち出すと全く合っていなかったりします。これを避ける為に調色ランプとか太陽灯などという特殊な証明を使いますが、できるだけ日光の入るところで色を合わせるのが職人のこだわりといえると思います。

また、調色の他に吹き付けの技術というのもあります。ホコリなどのない環境で、ピンホールが出来ないようにするのは勿論の事、塗り重ね回数を多くして手間をかけてくれるところは良心的です。逆に言うと、短時間で仕上げようとすると綺麗に仕上がりにくいわけです。

バン金技術はいわずもがな、というか、当然に技術の差があります。どこを叩くか、どこを引っ張るか、といったことはこれまた技術と経験が大きくものを言う世界です。位置合わせの穴のズレや隙間の均一さ加減などをみれば、成型がうまくいっているかどうかは素人目にも判ります。まあ、技術の差というよりはどこまでやってくれるかという親切さ加減の差といえるかもしれませんが。パテの盛り方削り方にも技術の差は出ます。超ヘタクソがやると、仕上がりが波打ってたり段差がうっすら見えたりします。まあ、ここまでひどいのはあまり見かけませんが。

私見ですが、整備工場よりもバン金塗装工場のほうが慎重に選ぶべきだと思っています。
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この回答へのお礼

大変貴重なご回答をありがとうございました。
そうですか職人さんのこだわりが関係してくるんですね。
そうですよね。こだわりがなければ、いい仕事にはなりませんよね。

でもどうなんでしょうか。そこまでこだわりを持って仕事をしていらっしゃる職人さんって居るんでしょうか?
そういう職人さんが殆どだったらスミマセン。

お礼日時:2001/12/13 22:31

めちゃくちゃありますよ!



本当に腕のある板金屋さんならば(少なくとも素人目には)絶対、分からないくらい完璧に直して貰えますね
逆にヘタクソな板金屋さんだと素人プラスアルファくらいの所もあるようです

色の違いは塗料の調合技術でしょうね
板金塗装では"○○色"みたいに初めから塗料が用意されていて其れをタダ塗るのではなく、普通はそれぞれの車両によって塗料を調合して使います(もちろん、調色の基準はあります)これには色褪せや個体差に対応する理由もあります
もっとも(バンパー等は材質が違うので特に)新車時から多少色が違ったり長年の使用で退色したりしている場合もありますが。。。

これはプロだけに限らず、素人が作業した場合でも同じ事が言えます
いかに良い道具を揃えたとしても技術が無ければ良い仕上がりはまず望めません

よってもし板金塗装に出される事があれば、単純に金額の大小だけで選ぶと後悔するかも知れませんよ。。。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。
塗装技術も職人さんによりけりなんですね。

バンパーの話しはなるほどと思いました。
確かに新車の時から微妙に色が違う車があるなと思っていました。

お礼日時:2001/12/13 22:22

板金・塗装の技術は自動車修理の業界でももっとも職人的な要素の多い部分でしょう。

各車種ごとに一応の塗料の調合リストがあるのですが、時間がたった塗装ではその通りやっても、まず色が合いません。これは経験とセンスによるものですから、はっきりうまい下手があります。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

経験が物を言うわけですね。その通りだと感じました。

お礼日時:2001/12/13 22:16

自分は塗料調色(色あわせ)をしてました。



色が違うのは板金よりは調色技術の問題で経験です。
車の場合は5年以上経験しないと合わないと思います。

調色で全く同じ色を出すのは不可能です。
どのくらいまで近似色にもっていけるかは、目で見てどの色が多くて、どのくらいその色が少なくて、よく効きすぎている色をどのように消すかは経験でしかないです。それと原色をどんな色を何色用意すればでるか?判断も必要です。

調色で自分の目で見て、本当に微妙なくらいまで合わせてる人は相当上手い人です。


シルバー系色の場合は光の加減で色は違いますし、合わせるのも難しいので仕方の無いことです。

家などの塗装の色もそうですが調色は職人芸の世界です。

歳をとると目もきいろぽっく見えてしまいますので少し黄色味がかったりした色になります。

今はデータ-調色する機械もありますが一回で合うことは無いので何回も修正をしてデータ-を取り調色していきます。

この回答への補足

ご経験者の方からのアドバイスでありがとうございました。
大変参考になりました。

せっかくの機会ですので、よろしかったらもう少し詳しく教えいただけないでしょうか。

最近は調色機械があるとのことなのですが、これからは手作業で調色といった技術は無くなってくるんでしょうか?
また、現在のこういった状況の中において、機械調色と職人芸を持った上手い人とでは、どちらがより近い色を出せるんでしょうか?
それと、塗装を依頼する時はお店を選んだ方がいいのでしょうか?

よろしくお願いします。

補足日時:2001/12/13 22:03
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この回答へのお礼

貴重なアドバイスありがとうございました。

お礼日時:2001/12/13 23:09

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