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私は現在国立の外国語大学に在籍しています。
私は大学の英語科の教授になりたいのです。

国公立の大学の教授になるにはどうしたらいいのですか?
やはり母校で大学院に行き教授に認めていただくしかないのでしょうか?

私立と国公立の大学教授ではなりかたに違いはあるのでしょうか?

全くわかりませんので教えてください。

A 回答 (8件)

大学の教員です。

私の例を示しましょう。

某国立大 → 横綱院で修士博士 → 博士号をとらずに満期退学 → 学術振興会特別研究員(というのがあって、だまって研究しているだけで給料がもらえる場合があるんです)を2年間 → 週1コマないし2コマ、非常勤講師として某公立大、某私立大で講義。このころが一番貧しかった。 → 関東某私大に公募で採用(最初は専任講師) → 助教授 → 東大教授に招かれる(うそ)

この例は、客観的に見ると、とても幸運なキャリアと言えると思います。大学院を満期退学してから、公募には20回くらい落ちましたが、100回落ちだって珍しくありません。そして1回も通らない人も、たくさんいます。コネや人脈や業績で一本釣りされる人もいます。学閥とかいろいろありますが、基本は、こんなところです。

キャリア・パスはわかったとして、どうやってアカポスをつかむかといえば、やはり研究業績。文系でしょうから、専門的な研究論文をいくつも書かなければなりません。理系工系とちがって、先生が課題をくれるとか、共同研究の一部に加わって、とかいったことはあまりないでしょう。研究業績が作れるかどうかは、なんともわかりません。人それぞれです。

私が思うに、質問者さんの最大の問題は、「英語」というところです。いまや英米の大学で学位を取ってくる人もいるし、何年も留学しているのは当たり前だし、バイリンガルの人だってたくさんいます。英語の教員を公募すれば、半数以上はバイリンガルで英米の博士号所有者、なんてことも大いにあり得ます。日本の大学で英語の教授になるよりも、アメリカの大学で日本語教育の教授になる方が簡単かも。そのくらい、厳しいと思った方がいいです。

なお大学の英語の先生の仕事の中心は、大学生に英語を教えることです。英語学や英文学の専門研究で日本を代表するレベルになったとしても、毎日のお仕事の中心は、大学1年生に簡単な英語の挨拶をおしえたり、アメリカ映画のセリフを書き取らせたりすることだったりするわけです。ちょっとややこしいのですが、ポストを得るには高度な専門的業績とパーフェクトな英語力が必要なのに、ごく一部の先生(質問者さんの外語大の英語学科のような)を除けば、日々の仕事はその人の能力よりもはるかに低位のものであるということです。自分の大学に勤務したいと考えて大学教員を目指すのは、いいアイディアとは言えません。なおこの手の問題を専門に扱うサイトを紹介しておきますね。軽い気持ちでのぞいてみて下さい (^^;

参考URL:http://jbbs.livedoor.jp/study/3974/
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教授になるためには、回答者にお礼を書く程度のマメさや心配りは必要ですね。

研究能力には特に差はでないので、重要なのは好感をもたれること、あるいは、そういうことに配慮できる程度の感性をもっていることが重要です。

ささっと、お礼程度かけないあなたには教授は無理です。
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ドラマ「白い巨塔」を見れば、教授になる方法が(デフォルメされていますが)分かります。

ただし医学部なので参考にはならないかも。
変な回答ですみません。
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国公立の大学と私立で一番違うのは「定員」です。


独立法人化になって、これからは違うかも知れませんが、現在では文部科学省の省令で、大学のポストは決っています。ポストに空きがない限り、絶対になれません。現在在職中の教授が定年退職するか、私立などに招かれて退職しない限りポストは空きません。助教授以下でも同じですが、教授が定年退職すると助教授が昇進してポストが空くことがあります。したがって、定年退職教授がいつ出るかが重要です。
私立は定員というものがないので、財政との見合いで決ります。東大の定年退職教授を招いたりするのも比較的自由です。
で、お尋ねの教授になる方法ですが、同じ学科で助手→助教授→教授と昇進するケースがかなり多いようです。もちろん、各職位においてそれなりの業績がないとダメです。
最近は公募が原則となり、助教授の頭越しによそから教授が来ることもあります。理工系では、博士学位を所持していることが先ず条件ですが、ポストに関連した最近の業績(査読のある学会論文誌の論文)がいくつかあることが求められます。
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一口に英語科と言ってもその専門性は多岐に渡ると思います。

英語科の何を専門となされるのかで変わってくるでしょう。
英語教育法・教授法なら学校現場のノウハウが生きてくるでしょうし。

No.1さんの回答にありますように、企業で実績を残し、50前後で招かれる、というコースが可能性はある(大学に残り、研究者としての生活を送るより)と思います。
また一般的な傾向として、学生が減少する2007年問題があります。ということはこれから先、教授ポストも減る可能性が高いわけです。
優れた研究業績というのはとても曖昧です。自分で売り込んでいけるだけのものを磨くことが一歩近づくことではと思います。
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 まずはじめに、確実に大学教員になる方法はありません。

大学教員というのは、職業研究者の一形態で、誰にも負けない不屈の研究への情熱と、傑出した専門能力が求められます。一定の条件を満たせば採用されるというようなものではありません。最低限必要なことは大学院へ進学して専門教育を受け、学位を取得して業績(学術論文と学会での報告)を蓄積することです。ただし、博士号をもっていて業績がたくさんあっても、採用枠は限られていますので、よっぽど才能と「運」に恵まれないと就職は困難です。
 「母校で認められる」のではなく、学会で認められるレベルでなくてはなりません。私立も国公立も「公募制」を基本としていますが、完全な実力主義ではなく、コネが幅を利かせている世界です。そういう意味では、研究者を多く輩出している大学院を出ることが有利といえます。
 いずれにしても、大学教員のほかにも研究を続ける道はあり、よく検討されたほうがいいと思います。
 

参考URL:http://jrecin.jst.go.jp/
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哲学者の鷲田小彌太さんが、皮肉をこめて「大学教授になる方法」を熱っぽく書いていますよ。



教員免許がなくて、唯一教師になれるのが大学教授、中卒でも大学教授になれるという不思議な世界。すぐ役に立つわけではないかもしれませんが、視野を広げる意味でも一読の価値はありますよ。

鷲田さん個人はべらんめい調で、ずっとつきあっているとちょっとしんどいお方なのですが(^-^;

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学部卒業~修士課程修了~博士課程修了~ポスドクまたは非常勤講師~助手~助教授~教授、と段階を踏んでいくのが普通です。



国立の場合は、たとえば地方大学の助教授~都会の大学に配転~地方大学の教授~都会の大学に配転、みたいなのが多いと思います。

博士でなくても教授をやっている大学もあれば、
博士でなければ助手にもなれない大学もあります。
学部と院と学校が違っても構いません。

よほどの業績を民間企業で積めば、50歳くらいでいきなり教授に招かれる例もあります。
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