ＪＡＬとＡＮＡのマイレージ、どちらにするか悩んでいます

こんにちは。

私はJALで9年ほど、ANAで8年ほどマイルを貯めています。

飛行機に全く乗らずにクレジットカード利用などのみでマイルを貯める、いわゆる「陸マイラー」の方ならば、既にお調べになっておいでのようにJAL Mileage Bank (JMB)よりはANA Mileage Club (AMC)の方が有利と言えます。
この点については後ほど論じるとして、まずは質問者さんが一番気になさっている「特典航空券の取りやすさ」について考察してみます。

私はJALとANAとの間で、特典航空券の取り易さに有意な違いを感じたことはないのですが、感覚で議論しても始まりませんから、データで検討してみたいと思います。
まずは2005年11月の伊丹→沖縄那覇、JAL/ANAそれぞれ朝1番の便での特典航空券の空席状況を、両社のWebサイトで調べてみました。(10月28日22時時点　申し上げるまでもなく空席状況は常に変動しています)

●JAL2081便(伊丹0900発)　*JALのサイトでは「残席あり○　なし×」だけが表示される
3日×　8日×　11日×　12日×　14日×　15日×　18日×　19日×　20日×　23日×　25日×　26日×　27日×　28日×
それ以外の日は空席あり

●ANA103便(伊丹1000発)　*ANAのサイトでは「△は残席少ない　数字は残席数(9席以下の場合)　×は残席なし」まで表示される
1日×　3日×　10日△　11日×　12日△　13日7席　14日7席　15日～26日×　28日△　29日×　30日×
それ以外の日は十分な空席あり

どちらも週末を中心に「残席なし」の日がありますが、ANAが1か月のうちに16日、JALが同じく14日ですから大きな違いはありません。復路(沖縄那覇→伊丹)もざっと調べましたが特段の差はありませんでした。こちらも日曜の午後便を中心に両社とも取りにくくなっています。
出発地がどこであれ那覇線は人気があり、JAL/ANAとも特典航空券で取ろうとしたら早めの予約が望ましいと言えます。一方でJAL/ANA間の比較なら、特典航空券の取り易さに有意な差はないというのが私の結論です。

その他の点については以下に述べます。もし既にご存じのことと重なっていましたらご容赦下さい。

【マイレージプログラムの概要】
JMBとAMCで共通の部分を整理してみます。
・マイルは獲得した翌々年の12月31日まで有効(最長3年、最短2年ということです)
・クレジット機能付きカード(JALカード/ANAカード、*1)の年会費は2100円から。
・特典交換には通常、1万マイルが必要(JALだとJAL利用クーポン、ANAだと電子マネー"Edy"やギフト品など)
・特典航空券交換には1万5千マイル必要(国内線の任意の2区間)
日系2社のプログラムは海外他社と比べた場合、マイルが貯まる特約店が多いなどで日常生活では貯めやすいのですが、マイルの有効期限が最も短い部類に属するので「有効期限内に特典交換に足るだけのマイルが貯まるか」にはご注意下さい。

【クレジットカードで貯める】
クレジットカード利用のみの場合の貯めやすさならANAに軍配が上がります。詳細は別の回答[1-3]などをご覧下さい。
・ANAカード利用の場合、最長5年計画で貯められる(クレジットカード会社のポイントとして2年+マイルに移行して3年)。JALカードは支払月にすぐマイルに変換されるので最長3年。
・ANAはマイルへの移行手数料(2100円）が3年に一度で済む。JALは移行手数料は不要だが、「ショッピングマイル・プレミアム」会費(年2100円)を毎年払わないと、利用額→マイルの換算率が半分(200円=1マイル)になってしまう。
・ANAカード、JALカードとも年に1000マイルのボーナスがあるが、その付与のタイミングはANAが「毎年の年会費支払い時」なのに対しJALは「毎年の初回搭乗時」で、JALは乗らないと付与されない。
・ANAはANAカード/AMCカードに付帯する電子マネー機能"Edy"の利用でマイルが貯まる。JALは今のところその種のものはない(*2)。

利用額→マイルの換算率は100円=1マイルが標準的ですが、利用額や支払方法の選択によっては2倍程度まで上げることができます。これも別の回答[4]に記してありますので興味があればご参考に。
ANAですと、ANA VISAカードに入会しリボルビング払い「マイ・ペイすリボ」を設定することで100円=2マイルになります。
JALの場合自社のJALカードでなく、三洋信販系の「ポケットカード」を使えば最高で100円=2マイルになります(リボルビング払いにした場合)。また2005年度は最高で100円=3マイルになります(2006年度以降については未定)。ただし換算率をそこまで上げるためにはポケットカードの「シルバーカード」(年会費1200円)に入会し、さらに「プレミアムコース」(年間参加費5250円)に参加する必要があります。

【特典航空券除外日】
JAL、ANAとも年末年始、盆、ゴールデンウィークを中心に除外日があります(国際線、国内線とも)。ANAではこのほか、国内線で3連休にも除外日が設定されます。
よって特典航空券を「3連休での国内旅行」に使われる予定ならJALが有利です。ただしJALでも3連休など需要が多くなる時期は、特典航空券への割当て座席数が減りますから、実質的な差異は縮まります。
どうしても繁忙期や連休などに旅行したい場合は、マイルを「JAL利用クーポン」や「ANAご利用券」に引き換え、それで通常の航空券を購入する方法があります。特典航空券に残席がなくても一般の有償航空券に空席があればこの方法で旅行できます。
特典航空券に直接引き換える場合に比べると「お得度」は下がりますが、どうしてもならこんな方法もあるということで。

【提携航空会社】
普段全く飛行機に乗られないなら考えなくてよいですが、海外旅行をされる可能性があるならご参考に。
ANAは航空提携グループ「スターアライアンス」に加盟しているため提携会社が多い点で有利です。関空発ですと加盟のルフトハンザ、ユナイテッド、エアカナダ、アシアナ、タイ国際航空、シンガポール航空などで加算が可能です(*3)。スターアライアンス加盟会社以外ではマレーシア航空、中国国際航空などでも加算できます。
JALでの海外旅行は、自社便以外では実質的にマイル加算不可と考えてください。他社との提携は存在はしますが、他社の日本発着便エコノミークラスで加算できるのはアメリカン航空を正規割引航空券で利用した場合と、香港ドラゴン航空を成田以外から利用した場合くらいです。
JALは航空提携グループ「ワンワールド」への加盟方針を決定しましたので、今後加算対象は増えると予測されます。それでもスターアライアンスに加盟会社数で劣る上に、ワンワールドは他社プログラムへの加算にシブチンな航空会社が多いので、引き続きANAが有利となることでしょう。

【結論】
国内線について言えば、JALとANAで特典航空券の取り易さに有意な差はないと考えます。他方、「陸マイラー」のマイルの貯め易さならANAが有利と言えます。
従って私ならANAを推します。ただし、どうしても利便性を重視されるならJALという選択もありです。

[1] http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=1506731
[2] http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=1549875
[3] http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=1601315
[4] http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=1728100

*1 クレジット機能のないカードは「JMBカード」「AMCカード」と呼ばれます。本回答では特に断りのない限り、「JALカード/ANAカード」の語はクレジット機能付きのカードを指します。
*2 JR東日本の"Suica"機能つきのカードもあり、ご承知のようにJR西日本の"ICOCA"と同様に使えるので関西でも利用価値はありますが、Suicaを電子マネーとして使ってもマイルは貯まりません。
*3 航空券の種別によっては加算対象外のものもあります。特に断りのない限り本回答において同じです。

１．便数について

ＪＡＬは、マイレージサービスが始まったころから入っています。　ＡＮＡも入っているのですが、ＡＮＡは国際線が後発（ＪＡＬに比べてですが）なので、色々な海外に出かける時に使い勝手が悪いのでＪＡＬを使っています。
２．サービスについて
ＡＮＡのサービスでは、世界で２位に輝いたこともあるだけに良いのです。　若い客室乗務員の方が多く、一生懸命であるのは優れものです。
３．得点について
ＪＡＬはすでに残高が１０万マイルを越しています。　最初のころは得点を有楽町のＪＡＬショップで使えたり、座席のアップグレードや、航空券に代える点数が良かったのですが、だんだん制限が出てきてしまいました。　改悪されるのは、やめて欲しいですね。　でも、ワンワールドに入ると、そういうことも止まるかも。　いっそのこと、ＡＮＡと同じ陣営に入れば、我々は助かるのですが。
まだまだ、比較すると、色々とあるのですが、どちらもクレジットカードでせっせとポイントを貯めるのが手っ取り早いです。

ANA系のよいところは

1.北海道方面の路線が「やや」充実しています。
2.地方-那覇線+那覇-石垣/宮古線なら、ピーク時順方向でもマイルで八重山に行けます。地方発が午前～昼なので丸一日かかりますが、東京を新幹線で朝出ても間に合います。
3.提携航空会社が多い。
4.ANAのEdyのほうがコンビニなど、日常生活で使える店が多い。チャージできるところが少し限られてますが...。

JALは「ワン・ワールド」への加盟を目指すことを決めましたので、

加盟が決定すれば貯め安さは上がるのではないでしょうか。(予測ですが)
やはり、在住地に有利な方で貯めるのが、良いかと思います。

参考URL：http://www.jal.com/ja/press/0000319/319.html

両方持っていますが、選ぶとなると迷いますね。

大差ないのですが、どちらかといえばＪＡＬが若干良いかもしれません。ＡＮＡは特典航空券の利用除外日が多いので使いにくい面が有ります。
ＪＡＬのカードを作れば更にマイルが加算されすのでお勧めです。

ＪＡＬ使っています。

ＪＡＬは過去３年分しかマイルたまりません。
羽田から北海道、沖縄に何回か行きましたが、なんの
不便もなく予約とれました。

でも羽田－石垣島（宮古島）はさっぱり予約とれませ
ん。やっとの思いで予約取って乗りましたが飛行機
ガラガラでした。よほど無料の席数が少ないのでしょ
う。