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毎日JRを利用していると、人身事故による運転障害を割りと多く見かけます。

先週、京浜東北線の鶯谷駅構内で人身事故が発生して、山手線車内から人身事故の救助している様子が見えました。
電車はホームの途中で停止していて、車掌は最後部の乗務員室にいました。ホームでは警察官が立入禁止のテープを張っていました。
その時に既に救助されていたのか、それともまだだったのかわかりませんが、大変そうだと思いました。
また、高崎線内の駅間で事故が発生したときには消防車が止まっていました。

こういう人身事故が発生したときは、誰がどのように対処するのでしょうか?
乗務員(運転士・車掌)が行うのかと思いましたが、この間は乗務員室に車掌がいました・・・。
駅構内・駅間で対処法が違うかもしれませんが、教えていただいたら幸いです。

A 回答 (7件)

乗務員が常務員室にこもることについて


JRの東と西とでは対応がやや異なります

JR東では乗務員が電車の乗務員室にいるのは指令からの無線などをとるためでしょう
駅間のグモ(人身事故を表す業界用語の隠語)の時は最寄駅から駅社員も応援にかけつけます
おおよその事故処理は現場レスキュー(消防隊員)や現場警察官が行います

JR西では乗務員が現場で立ち会います
そのため常務するときに事故時連絡専用の携帯電話も渡されています
これは尼崎駅付近でおきたグモ処理現場に特急が突っ込みレスキュー隊員が殉職したとき以降に定められたものです
これ以降事故がおきると現場では指令の無線から専用携帯電話に切り替えて事故処理にあたります
よってJR西では現場に対し乗務員は臨機応変に動き回らなくてはなりません
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この回答へのお礼

東日本は無線連絡の為に乗務員室にいて、
西日本は携帯電話を持ちながら事故処理を行うと・・・。

同じJRでも会社によって、対処が変わってくるんですね。

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2005/10/16 11:17

ある関東の鉄道会社で乗務員をしております。



実は、今日人身事故がありました。
会社によって対処法が異なる事を、先に質問者様にお伝えします。

○ 事故発生 → 列車無線で運輸指令に一報を入れる。
 これは、大抵運転士が入れ、連絡マイクで運転士→車掌に内容を伝え、車掌が車内の旅客に放送します。

○ 運輸指令は関係列車を止めると同時に、全線各駅に至急で伝えます。隣駅の職員は現場に駆けつけます。

○ はねられた人の状況を車掌が確認し、遺体を線路脇に移します。

駅間が長く、駅職員が速やかに来れない場合は、車掌が現場に残り、列車は運転士のみの状態で発車。次の駅で代行車掌が乗車します。
 最初の到着駅でのドア操作ですが、運転士もドア鍵を持参しているので、運転士がドアを開けます。

 駅係員がすぐ来れる場合は、引き継ぎをし、車掌が乗車して発車します。

○ 乗務区のある駅で、交代の乗務員が待機しているので交代。
 乗務区で事情説明します。

○ その後、警察に出頭し、取り調べを受けます。

警察官は現場に来ると、現場確認をし、事件か事故かを調査します。
駅係員や目撃者、乗務員から事情を調査します。

人身事故の度合いがひどい場合は、レスキューを呼んで、その指示に従います。

対処ですが、基本的には車掌と駅係員で行います。

質問者様が高崎線の事故で見たのは、おそらくレスキュー隊の車と思います。




  
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この回答へのお礼

調べてみたら、なんとなく事故の鉄道会社だかわかりました。
まぁ、そんな事はいいでしょう。

こちらでも車掌・運転士が対処を行うということですね。
やっぱり、駅間によっては車掌が残されてしまうんですか。

レスキュー隊の車でしたか。事故が起きたのは駅間がそこそこ長いところですから時間がかかったのでしょう。

ご回答ありがとうございました。

最後に。
皆さんからの詳しい説明がありましたので、疑問が解けました。
本当にありかどうございました。

お礼日時:2005/10/16 11:23

各会社によって微妙な違いはあると思いますが、関西の某私鉄ですと、次のようになります。



事故発生後、列車が停止したのちに運転士が防護無線を発報・指令無線で事故発生の報告・列車転動防止措置を行い、乗務員(運転士・車掌の両方)が線路上に降りて捜索します。
接触した人を発見したら線路脇などに待避させ、負傷・死亡のどちらにせよ、最寄りの駅から駅係員が到着するまで現場で待機します。
係員が到着したら列車の被害状況をチェックし、運転が可能な状態であれば運転を再開しますが、山間部や夜間駅員無配置駅(つまり、無人駅ってことです)などで係員の到着が遅れる場合は、車掌を現場に残したままで運転を再開する場合もあります。 これは、夜だと相当怖いんですが、できるだけ早く通常運転に戻さなくてはならないため、仕方がありません。

乗務員から引き継ぎを受けた駅係員は、消防及び警察の到着まで、現場で可能な限りの状況を記録しておき、消防・警察の到着後は彼らの指示に従います。
その後に現場を通る列車については、以前は現場手前で一旦停止してから徐行で通過させていましたが、JR西日本で起きた救急隊員死傷事故以来、全面的に列車を止めるよう警察が要請してきます。 列車が来ないことを確認できしだい、消防は接触者の搬送を、警察は現場検証を開始します。
現場検証が終了し、警察からの許可が出たら通常運転に戻します。 ”通常運転”といっても、ほとんどの場合はダイヤが乱れますので、影響が長引きます。

事故列車の乗務員は交代要員がいる駅まで列車を運転したあと、現場に戻ってきます。 ここで、警察からの事情聴取が行われます。
その後、乗務員所属区の助役が、乗務員の証言と駅係員の記録などをもとに報告書を作成し、本社に報告します。

以上は駅間での場合です。 駅構内でもほぼ同じで、無人駅でない限りは係員がいますから、通常運転再開までの時間が少しは早まります。 また、たまたま現場の近くに保線作業員などがいた場合、彼らに応援を頼む場合もあります。
そして、単なる人身事故ならまだしも、自動車が絡む事故であった場合は線路などに支障が出ることもあり、その場合は関係部署からできるだけの人間を集めて処理に当たらねばなりません。 この場合は、近隣の駅から応援が派遣されることもあります。
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この回答へのお礼

(この)関西の私鉄の場合は、運転士・車掌ともに負傷者の対処を行うんですね。
夜に車掌が取り残されるのは恐ろしいでしょうね・・・。

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2005/10/16 11:15

某鉄道会社の者です。



下の皆さんの回答とは少し違いますが、我が鉄道会社(JRではありません)では、飛び込み自殺ではこうです。

(1)運転士が車掌と運輸指令に連絡(第一報)

(2)運輸指令は管轄の警察・消防に連絡

(3)運転士が事故の状況を運輸指令に事故の経緯を報告し(第二報)、最寄の管理駅より係員が現場に急行

(4)当該運転士はその係員に対して、事故の経緯等を報告

(5)列車運行に支障がない場合は、当該列車を運行して乗務員詰所がある交代駅にて交代

(6)現場最寄の管理駅から掛け付けた前出(3)の係員、警察、消防、運輸指令の事故係、現場に戻って来た当該列車の運転士、医師とで現場検証等



事故の状況等により異なる場合がありますが、当該列車の運転士は、最寄管理駅からの係員にある程度の事情を報告して交代可能な駅まで列車を運行してから現場に駆け付けて事故処理等に協力します。

JRで以前現場検証中の消防隊が、復旧したての特急にはねられて二次災害が起こっています。
警察の現場検証は時間がかかる為、可能な限り現場はそのままの状態にして運行を開始するようになっています。(JRでは現場保存して、検証が終わるまで運行してはならないみたいですが)

知り合いの運転士の話では
「仏さんと目が合うてるのに、そのまま交代駅まで運転するのは精神的にキツイよ。メシも食う気が失せるし、しばらく欝になる」
って言う話を聞きました。


なお、バラバラになった遺体やパーツは掃除会社(下請け)のおばちゃんなんかに絶対させませんよ。(司法権の権限等で警察が鉄道会社の人間以外にさせない。意味不明ですが・・・)

警察と運輸区の者で、黒のゴミ袋、たき火等で使用する金鋏、洗濯用のゴム手袋、防塵マスク等を持参してフル装備の状態で拾います。
この時、血の付いたバラスト(線路の石)を交換する為、幾らかのバラストも運輸区の人間は持参します。

よく、「列車に飛び込み自殺をすると遅らしただけで多額の賠償金を請求される」という話がありますが、我が社では遺族に見舞金として1万円が手渡されますが、葬儀には参列しません。
また振り替え輸送で他社の世話にならない限り、賠償金の請求はありませんが、列車にダメージがあった場合(例えば、ブレーキの引通し管損傷等)は、実費を請求されるとのことです。
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この回答へのお礼

この場合は、車掌は事故処理をしないようですね。
運転士さんもやっぱり事故を起こしてしまうと辛いんでしょうね。
鬱な気分になるのもわからないでもないですね。

賠償金を払うというのは私も聞いたことがありますが、逆に見舞金が払われるんですか。初めて知りました。

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2005/10/16 11:12

わざわざ警察が来るのを待っていては運転再開が遅くなります。


警察が来たら経済活動(乗客の往来)等かまいもせずに現場検証をはじめてしまうためです。

ところで、「死亡」の判定は医者にしかできないわけですから、バラバラであっても線路外へ乗務員が「救出」して運転再開すると言うことになります。
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むかしの写真雑誌『Focus』に詳しく書いてありましたが、その時には、素手で人体のパーツを拾い集めているとありました。

時間や費用のロスも半端じゃないと書いてありました。

去年、東横線で目撃した事故の時には、ホーム清掃員の制服を着たおばさんたちが大きなビニール袋を手に右往左往していました。電車に乗っていた私が振り返ったら、反対側のホームに警官が何人か決まった立ち位置で待機していて、ふと見たら、血がたくさんにじんだシーツを被せた遺体が、ホーム下、線路脇に仮置きされていて、足元に靴が置かれていました。電車を運行させつつ、徐々に移動していたのでしょう。

正直、かなり重い体験でした。鉄道関係者にとっては尚更でしょうね。
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この回答へのお礼

実際見てしまうと辛いものがありますね・・・

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2005/10/16 11:07

現場検証には警察官が、負傷者には救急隊員が、それぞれ任務に当たるので、鉄道職員はその指示に従ったり、活動の援助、情報提供を行い、もちろん、その裏では復旧対策にかかりますね。


運転士、車掌は事情聴取に応じるほかは、乗客への対応に当たり、列車などを防護する職務もあるでしょうから、乗務員室にいるのは当然でしょうね。(状況によっては救護に当たるでしょう)

JRでは、基本的に警察の現場検証、遺体の搬出などが完了してから運転再開するので、時間がかかります。
私鉄の中には、運転再開の早いところもあります。
http://www.takagi-ryo.ac/railways/commentary/ato …

参考URL:http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=1667313
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この回答へのお礼

JRでは「基本的に警察の現場検証、遺体の搬出などが完了してから運転再開する」ということなんですね。
通りで1時間近くも運転を見合わせるわけですね。

お礼日時:2005/10/16 11:04

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