子供とのコタキナバル旅行について

こんちわ！　うちも下の子供も　5年生で行きました。

　7月末でしたが　虫除けスプレーは　オランウータン保護区には　必需品です！　ものすごい湿気と　薮蚊の大群です。ホテルのよりは　プロペラ機に乗ってサンダカンに行くのが　良い経験ではないでしょうか・・・
ホテルは　シャングリラでしたが　エステも　良かったですし　ホテルには　日本語スタッフが　常駐していて　日本語PCもあり　娘は　喜んで友達にメールしていました。　町までのシャトルバスもあり　一人で町にショッピング可能ですし　治安も良かったです。　バリ島などより　都会ですよ（笑）　食べ物は　量が多いことを除けば　香辛料もきつくなく　子供も十分食べれます。　町の中華料理店は　とても美味しく　バイキングでは　たくあんも出てきて　吃驚しました★
お正月過ぎは　意外に混んでいる事を聞きました。
ポーリン温泉は　期待はずれの上　給湯に時間がかかり　良い印象はありません！　つり橋は　怖かったけれど　ラフレシアが見れて　良かったです。　どのホテルからも　意外に遠くて　帰りは　道路事情が　悪く　遅くなりました。　あちらは　速度違反が　あってないようなもので　100キロは当たり前のスピードです（笑）　飲み物と　食べ物は　必需品です。日暮れ後の町は　とても暗いです！
娘に聞いた所　行く前は　嫌だった　”アユン川の　ラフテイング”が一番楽しかったようです。　母の私の　後悔は　宇宙服のような物を着て　海中探検ツアーを　見逃した事です！　お土産は　絶対ココナッツジャムです。　町のデパート（日本でいうスーパー）で売られています　それと紅茶は　喜ばれました。　どちらのホテルにしろ　あの辺りは　イギリスによって作られた埋立地なので　スマトラ沖地震の後が心配です。

　長い第一報を書いてから、質問事項に答えていないことを知り、改めて気候や食事などを紹介します。

今年は２月と６月の二度訪問しましたが、２月のときはとても気候がすばらしく、湿気が無く、気温も２５～２７℃くらいで
普通は少し雨季のシーズンらしいのですが１月からぜんぜん雨が降らず、ちょうど日本の初夏のようにすがすがしい気候でした。
６月のときはやはり熱帯らしい天候で、日中は蒸し暑く外に出るのは少し控えた方が良いでしょう。赤外線もかなりきついと思われました。
　食事のほうはラサリアは市内から遠いのでほとんどはホテルですることとなるとおもいますが、日本食はありません。
朝食ではおかゆはあります。果物は豊富でした。
レストランはバイキング方式なので好きなものをとれば良いでしょう。
味付けはそんなに辛いものばかりではないです。
タンジュンアルではホテルから定時に出発するシャトルバスを大いに利用して盛んに街へ出かけ、食事もほとんど市内で済ませました。
特に好評だったのは魚市場近くの海鮮料理でした。
店の入り口には多くの水槽に入った魚や海老を選んでからその魚に応じた料理方法で調理してくれたものを食べるのですが
とてもおいしかったですよ。
短い時間ですべて体験しようとはしないで、ゆったりと、やり残したことは次の機会にと言う気持ちで楽しい思い出を作ってください。

コタキナバルは熱帯雨林など自然が残る良い所です。

マレーシアの１９ある国立公園の内１６もこの島にあると言われています。
６日間と言うと帰国を入れると５泊と言うことでしょうか？
　私のお勧めはラサリアに３泊、そしてタンジュンアルに２泊をお勧めします。
移動はホテル間のシャトルバスを利用する手もあります。

ラサリアは市内から車で５０分離れたところにあり、とても不便なように思いますが、その分ホテルの中でリゾートが味わえる環境が整っています。
ホテルの前に広がる整備されたゴルフ場、後ろはとても広い砂浜の海岸、右手には東京ドームの何倍もあると言うホテル所有の奥深いジャングル、
そこには現在親のいないオランウータンのあかちゃんを６匹保護しています。
オランウータンは普通、一匹の子供に母親が７～８年かかってじっくりと可愛がって育てるのですが、親と離れたり殺されたりした
赤ちゃんのオランウータンは生きるすべを知りません。
そのためここでは遊び方から餌のとり方まで人間が教えています。
ここを卒業すると次のステップのサンダカンの保護地区に移され、最後にはジャングルに戻されるのだそうです。
その様子を毎日朝１０時と午後２時の二回オランウータンが餌付け場所に集まってくるのを見学することが出来ます。
最近参加希望者が多いので、前日には予約を入れておきましょう。大人一人３５ＲＭ（約１，０００円です）
この自然保護地区にはオランウータンだけでなくいろんな動物を保護しており、自然に近いネーチャーなジャングル探検も可能です。
オランウータンのしぐさが可愛くて何度も此処をたずねましたが、この施設には日本人のジョーさんという人がいますので、
日本語でも解説してくれます。子供さんに小学校５年生の子供さんがおられるとのこと、ぜひ自然破壊が進む中、
オランウータンの生態を知るにもぜひ見学されることをお勧めします。
同じシャングリラのタンジュンアルに滞在してもこのオランウータンには会えますがホテル間が１時間程度かかるため朝７時３０分出発との事、ラサリアなら歩いて数分のところにあり時間の無駄がありません。
ネーチャーツアーも５年生の子供さんでも雨さえ降らなかったらそんなにきつくないので、ぜひ参加されたら良いと思います。
天気さえ良かったら一時間程度で辿り着く頂上からはキナバル山のすばらしい景観が望めます。
　またキナバル公園とポーリング温泉も予定に入れられていますが、私はあまりお勧めはしません。
最近中国人の参加者が多く、温泉と言っても自分で湯を入れてはいる温泉ですが、人が多くてなかなか入れないそうです。
ジャングルを高い所から見ると言うキャンピー・ウオークも子供さんには少しきついでしょう。
ラサリアではホテル内で充分にリゾートを楽しまれて、後半のタンジュンアルでは市内見学やサピ島などにいかれてはいかがでしょう。
サピ島はとても綺麗な島で、ホテルに隣接する波止場からボートが出ます。
またこのホテルから望む夕陽はとてもすばらしく、その夕陽を見ながら海岸でのバーベキューもとても感慨深いものですよ。

熱帯雨林のジャングルの中に地上４１ｍ、長さ１５７ｍの吊り橋があり、

ここを通る観察路がキャノピーウォークです。
人が一人やっと通れるくらいの細い吊り橋で、
歩くと揺れるので、かなりスリルがあります。
もともとは、熱帯雨林の生態を間近で見るための学者さんのための施設（？）です。
運がよければリスとかに会えますが、悪く言うとただ吊り橋を渡るっていうだけ。
それでも、木々を目の高さに見る機会なんてないし、
よい体験になります、双眼鏡を持っていくことをオススメします。

ポーリン温泉は個室が開いていれば、有料ですがそちらをオススメします。
露天部分は、日本でいうと足湯（子供用プール？？）くらいの感覚かな？
入りたければ水着 or 短パン＋Ｔシャツ着用、でも個室だと裸でもOKです。
露天部分は開放的でそれはそれで楽しいですよ。
日本人のイメージする温泉とは全く違います。

服装ですが、日本の夏服のような感じでいいと思いますが、
建物の中は総じて冷房効きすぎで超寒いので、
羽織るものを持っていくことをオススメします。
寒がりならば見せ掛けの（？）薄手のカーディガンとかじゃなく
て、
しっかりと寒さを防げるもの。
紫外線は強いです。
日焼けもイヤですが、単純に強い日差しにあたると体力を消耗するので、
首にタオル掛けて歩くといいと思います（みっともないですが）。
スポーツドリンクで粉末状になったものを持っていくと、
ミネラルウォーターのボトルに入れて慣れた味が楽しめますよ。

北ボルネオ鉄道は週１回の観光用列車の日ではなく、普通の日に現地の人（学生、買い出しの人、通勤の人等と一緒に乗り合わせましたのでとても感激しました、家畜の鶏や犬が乗っていたり、現地の人と身振り手振りで話しをしたりしました。

キャノピ－ウォ－クは木の間を細い吊り橋がありますが、いかにも観光用に作りました！と言う感じでした。食べ物はインドネシアの料理の代表的な、ナシゴレン、ミ－ゴレンを始め、フル－ツはどれもおいしい物ばかりです。子供はバナナの天ぷらが気に入っていました。せっかくですので日本では食べれない物をたのしんでください。

昨年ステラハ－バ－がダブルブッキングでシャングリラタンジュンアルに泊まりましたが、素敵なホテルです、お奨めは北ボルネオ鉄道、オラウ－タン（サンダカン）キナバル山等です、ポ－リン温泉は期待はずれでした、野生のテングザルを探索するマングロ－ブの川下りも素敵でした。

食べ物はおいしい物がいっぱいありますのでよほど好き嫌いがなければ心配不要と思います、気候は湿気が多いのと突然の雨がありますので注意する位でしょう。
素敵な旅行を！