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以前どこかのサイトで
「温室効果によって気温が上がろうとしても、
それによって海水の蒸発量が増えれば大した上昇はないだろう」とか
「もう少しだけ気温が上昇してシベリアの永久凍土が溶ければ砂漠化によって農耕不可能になる土地よりも、広大な面積の農地が手に入る」
などという発言を見たことがあります。
「恐竜が住んでた時代はもっと暑かったし、逆に今は地球が冷えている時代」(だから恒温動物が栄えている)という意見もどこかで聞いたことがあります。
日本が住み難くなるとかの話ではなく、地球規模で見た際、現在の地球温暖化の傾向はアリなのかナシなのか。

皆さんのご意見を教えてください。

A 回答 (6件)

シベリアの永久凍土が解けたら、分解されずに蓄積された有機物がメタンを発生して、さらに温室効果を進めるので「もうすこしだけ気温が上昇して」なんていう虫のいい話はできなくなると思います。

シベリアって、温度が上がりさえすれば農業に適するような土地でしたっけ?面積だけでなく、降水量とか、いろんな要素が必要です。

海水の蒸発量が増えても、それが安定した水蒸気で存在するわけでなく、局地的な集中豪雨など、災害を招く可能性がずっと高いはずです。

恐竜の時代と較べてどうする。今年の夏の暑さでも、日本人はぎゃ―ぎゃ―言ってたはず。
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 第一に、地球温暖化の問題に関しては、確かに質問のような意見もあることも事実ですが、それはあくまでも可能性の1つに過ぎず、もちろん気温上昇による海面上昇も可能性に過ぎず、実際に起こってみないとどうなるかわからないというのが実際のところだと思います。

しかし、起こるかもしれない。起こらないかもしれない。という状況では、我々はどうすべきでしょうか。例えばもし火事が間違えなく起こるという状況であれば誰もが、なんらかの対策をするでしょう。貴重品だけでも外に出すとか、新しい家を準備しておくとか、あるいは火事が大きくなる前に何とかしようと消火器を用意しておくとか。しかし実際には、火事が起こるということは、可能性があるからみんな万が一のために備えているわけです。洪水や地震でも同じことでしょう。地球温暖化でもまったく同じことが言えるのではないでしょうか。目先の利益を優先して何も対策をしないで、のちにすべてを失うのと、とりあえず目先のことはある程度犠牲にして長い目で見て将来にわたって利益を得るのではどちらが賢い選択だと言えるでしょうか。
 第二に、確かにシベリアの永久凍土が溶ければ砂漠化によって耕作不可能になる土地よりも、広大な面積の農地が手に入る可能性も否定は出来ないかもしれません。しかし、ロシアいいかもしれませんが、砂漠化する土地はロシアだけではありませんし、むしろロシア以外の国でしょう。そこの国の人がロシアに引っ越して耕作するわけにもいかないので、結局は輸入するか、お金がなければ餓死するしかないのでしょうか。
 第三に、恐竜の時代は現代より暖かかったかもしれませんが、問題は急激に暖かくなることではないでしょうか。生態系と言うものは環境の変化に対応して徐々に変化するものですが、急激な変化にはなかなか対応しきれないものです。もちろん(ほぼ)全生物が滅びることがなければ、長い目でみれば順応してゆくのかもしれません。そこの滅びない生物に人間が含まれているかどうかはわかりませんが。しかし本当に地球の生態系のためには、そこで人間が滅びたほうがいいのかもしれませんが・・・。人間は過去の過ちに気づいていながら、同じことを繰り返す生き物ですから。
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私は「あり」だと思いますし、学者の意見もそうでしょう。


ただしその結果、人類が生き残れない可能性があります。
今まで、恐竜が全滅し、マンモスが全滅してきたわけで、
ヒトという生物が全滅することもあるでしょう。

もう少し「だけ」気温が上昇して...なんていうことはあっても、
そのさじ加減は人間が制御できるはずもなく、
それで永久凍土がどうこういうよりも、
今の状態を続けた方が人類にとって幸せでしょうね。
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温暖化で砂漠化したり水面下に沈んだりして滅びる国はあっても、ただちに種としての人類が全滅するほどの話ではないと思います。



また地球上の生物種全体としてみても、環境変化で滅びる種もあれば、それを契機に勢力を拡大する種もあり、また新たな環境に適応する種もあり、全滅することはないでしょう。地球史的には、一過性の流行病のようなものです。

ただし、そういった環境変化が与えられてから、再び安定した生態系バランスを構築するまでの時間が一万年なのか百万年なのか一億年なのか、ともかく地球史的にはそれほど長くないけれど、人類の時間間隔からすればおそろしく長い時間が必要です。その間、農業分野での害虫の異常発生など、生態系不安定に起因する不都合を被りつづけるのが嫌ならば、環境変化は「程々」に抑制した方が人類としては得ではなかろうかと思います。環境への影響をゼロにはできませんから、「程々」の影響を与えることによる不都合は、子々孫々にいたるまで甘受する覚悟を持ちましょう。
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ご質問の内容にあるような発言をされる方たちが、多くいることは存じております。


個々の現象を、ミクロ的に見ればすべておかしいとは言い切れませんが、問題の根本を履き違えています。
また、科学者が陥りやすい間違いの一つに、「現時点における知見」というものがあります。
現在の科学の知識では、可能性はないと考えられる。というものです。
これは、一般常識からすれば、大変に身勝手な論法ですが、彼らの世界では通用してしまいます。
科学者にとどまらず、政治家も良く使う手ですがね。

温暖化に対する是非は、本来、可能性で考えるべき問題です。
知見が及ばないのなら、その現象が起きる可能性に沿って対処するべき問題です。

温暖化のことを真剣に考えるならば、エネルギーレベルを下げる方策を考えすぐに実行するべきです。
化石燃料の枯渇を問題にする前に、化石燃料を使い切ってしまうことの是非をハッキリするべきです。(ハッキリしているとは思いますが)

私は、人間という生物は、全生命体の中で最も知能が低い生命体だと思っています。
自らの「種」が滅亡するかもしれない、可能性の考えられる「愚行」を気が付きながらも止められない。

温暖化の問題は、温度が何度上がるのか、大昔は寒かったなどという次元の問題ではないと思います。
地球上の生命体に、危害が及ぶかもしれない行為を、即刻止める。
そのためには今、どのように行動すべきか。

本来は、「種の保存」のレベルで考えるべき問題と承知しております。
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何の専門的知識もないので分からないのですが自分の思う所を書いてみたいと思います。


 温暖化によって気温が上がっても海水面への影響はないというのは以前ニューヨークタイムズで見たことがあります。しかし、化学的なことは分からないのですがもし仮に海水面の変動がなかったとしても、気温が上がるということはもっとたくさんの影響が出るように思います。例えば新たな疫病がでてきたり、生物の生態系が壊れたり、その他予期しないことがたくさんあると思います。
 大昔は温かい時代があったというのもありますが、それは自然の成り行きで気温が変動したわけですからそれはゆっくりとした変化だったのだと思います。ですから生物もそれに順応してゆくだけの時間があったのだと思います。しかし今現在のは人工的なものなので急速に変動しています。ですからその変化に生物が順応していけないということも考えられると思います。
 ですから自分の考えとしては自然に起こる気温の変動意外に人工的な気温の変動要因をあたえるべきでないと考えます。我々も自然の生き物なのですから
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