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銅の母材にニッケルメッキを施し、85℃85%雰囲気中に放置すると、表面が紫色に変色してしまいました。
同じように125℃雰囲気に放置すると、表面が銅と同等の色になってしまいました。
この原因は何なのでしょうか?
申し訳ありませんがわかる方、説明をお願い致します。
※銅はC1020でφ20mm 長さ50mmの円柱
 ニッケルメッキの光沢メッキで厚さは0.5μm以下なので
 ピンホールができてる可能性大です。
 メッキが出来上がった状態では2μmでメッキしたものと
 同じような状態で特にかわった感じはありませんでした。

A 回答 (3件)

>イオン化についてもっと勉強しておきたいのですが



参考になるかわかりませんが・・・(汗)

http://homepage2.nifty.com/organic-chemistry/cal …
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この回答へのお礼

ご親切にありがとうございます。まずは教えて頂いたURLの内容で勉強していきます。この度はほんとうにありがとうございました。

お礼日時:2005/08/01 22:06

> ピンホールができてる可能性大です。



専門でもないですし記憶もあやふやなのですが、0.5μというのは通常のニッケルメッキよりかなり薄いですよね?
(比較されている2μあたりが、やはり標準でしたでしょうか)

だとすればピンホールができているのはほぼ確実ですので(というかもっと大きい穴の可能性も・・・)、高温高湿条件によって「銅-水-ニッケル」の接触がおこり、イオン化傾向が銅より高いニッケルの腐蝕が早められたものと推測されます。

 イオン化のしやすさ:ニッケル(Ni)>水素(H)>銅(Cu) 

メッキが出来上がった状態では通常と同様とのことですが、ひっかいてみたりなどはされたのでしょうか?
地金のC1020も金属光沢があり、ニッケルで完全に被覆されていなくても「ほぼ銀色」に見える可能性があります。
このため、ニッケルが腐蝕されて表面が荒れた時には紫に(ニッケルの表面が荒れるとグレーになることが多いですが、これに地金の色が混ざって見えた?)、そしてニッケルが完全に腐蝕されると地金の地肌が見えた、のではないかと思います。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。その通りです。通常発注する時は2~5μmの条件ですが、めっきがしっかりのっていなかったのか、一部に0.5μm以下の部分がありました。(現在使っている膜圧計では0.5μmが限界なので)断面カットを行いめっき厚を顕微鏡で見ると0.1μmぐらいのような感じでした。とするとピンホールとかのレベルでなく、目には見えないがもっと大きな穴があるということですね。普通、0.1μmのめっきとかはありえませんが。。。
紫色への変色はイオン化と下地の銅の影響ということですね。イオン化についてもっと勉強しておきたいのですが、ネット上で説明しているとこなどありませんでしょうか?
この度は丁寧に説明してくださりありがとうございました。

お礼日時:2005/07/29 08:24

紫色の変色が説明できなくて回答のレスがつかないのだと思います。


・・・無理を承知でトライ・・・
変色の合理的な説明として,ご質問から光沢ニッケルメッキということなので,有機系の光沢材を用いて銅の母材に直接電気ニッケルメッキをしているものと推測します。
紫色の変色は,おそらくメッキ表面の過剰の光沢材(有機物)の分解に関係しているように思います。
また,125℃に温度を上げた場合に,母材が見えてしまうのは,メッキ膜厚が薄すぎること,ピンホールがたくさんあって,皮膜強度が得られないこと。メッキの密着が悪く,はげてしまっていること・・・で説明が可能と思います。

対策としては,密着性をあげるための下地処理をする。膜強度をあげるため,膜厚をもっと大きくするなどでしょうか・・・
もちろん,過剰の光沢材も量を調整する必要があると思いますが。
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この回答へのお礼

さっそくのご回答ありがとうございます。
たしかに光沢剤が多く、普通の光沢メッキよりも光沢があるサンプルでした。(メッキ屋さんが装飾品を得意とする会社でした)
125℃の場合はメッキがはげてしまうというのは大気中に分解してしまうということでしょうか?
どちらにそよ、メッキ厚を分厚くして、光沢剤を減らすか、半光沢にする必要があるということですね。
情報不足の質問に対し、親切に回答してくださりありがとうございました。

お礼日時:2005/07/28 16:57

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