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AMラジオで過去ログを見ましたが、その音質への不満が大多数だったようです。私は逆に、AMラジオの音質がとても心地よく感じるのです。車で音楽を聴くのもFMよりもFENで聞いたほうがいい気持ちです。(もちろんちゃんとしたオーディオでいい音で聴くのも好きですが)

質問は2点なんですが、
一個目は、AMが音質的に不利なことはわかるのですが、放送局の段階では出来る限りの高音質で放送しているのでしょうか?それともAMの特質を踏まえた上でそれ用に音質調整(デチューン)して電波にしているのでしょうか?

二個目は、手持ちのCD他の音源を、AMのような音質に加工する方法がわかりますでしょうか?
仮に一個目の質問の答えが後者の調整した音を電波にしている、なのだとしたらどういう加工なのかを知りたいです。
前者だとしたら、AMラジオの音質は原音の何が損なわれているのか。帯域、歪み、SN比・・・??わざと再現してみたいのです。

ちょっと天邪鬼な質問かも知れませんが、ノスタルジーな感覚だけじゃなく、綺麗な音って結構疲れる時もありますよね?

A 回答 (8件)

私は、他の方の意見とは全く違います。

放送技術者ではないのですが、その方面の勉強はしているつもりでございます。

FM放送とAM放送では、使用している機材が全く違います。両者共に、電波の性質に合わせて、あらかじめ音を最適化してから送出しています。

なぜなら、FMと同じような音のまま電波に乗せてしまうと、AM電波のダイナミックレンジが狭いため、音楽情報の一部が欠落し、本来聞こえるものが聞こえなくなってしまいます。これは、放送事故ですよね。

FMにしても、AMにしても、その電波性質と同じだけ、音を圧縮してから送出しています。この機材は、Orban社のOptimod といいます。FMの場合は、Optimod FM 8200や8400を利用しており、そのFM電波の性質に最適化しているだけではなく、時間帯や番組・ジャンルに応じて音質を変化させ(ラウドネス=音圧を上げ)、リスナー環境に最適化しています。

AMの場合は、Optimod AM 9100B2や、9200が使われています。送出前の、このOptimodの音を拾いますと、まさにAMの音ですよ!!

これは、単に帯域制限した音ではなくて、音を圧縮して音圧を最大限に向上させた、最高の音質であると思います。帯域制限では、音圧は上がりませんので、AMの音にはなりません。AMの音が心地よく感じるのは、帯域ではなくて、音圧(ラウドネス)なのです。

ダイナミックレンジは広げれば広げるほど、音圧は下がります。狭くするとどんどん音圧を上げることが出来ます。AMほど狭くすると、音圧は最大限に上がります。これが音がいいと感じる秘訣なのです。ですから、他の方が述べてらっしゃるような、帯域制限の方向では決して解決しませんよ。


本物の放送局レベルの音質を目指されるなら、Optimodを入手されることをおすすめいたします。しかしながら、150~300万円するこの機材を購入するのは困難かと思います。

そこで、お薦めのソフトがあります。T-Racksシリーズです。
http://www.minet.jp/t-racks/
このソフトは、Optimodと同じ仕組みで、イコライザー、コンプレッサー、リミッター、ソフトクリッパーが統合されたソフトです。これの、AM Broadcast Suite セッティングで、まさにAMラジオの音が出ます!

この価格でこの音??と驚くほど、とても優れたソフトですよ!! 私は、CDを聞くのにも、FMの設定で利用しています! T-Racks24で、Wavファイルの変換が出来ますよ!

参考URL:http://www.ne.jp/asahi/radio/rockness/index_r.htm
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この回答へのお礼

こんばんは。

「音圧」て言葉はなんとなくのイメージ的にしか捉えられないのですが、それでも私が心地よいと感じるポイントがそれであると十分わかりました。

御紹介いただいたソフトが、きっとズバリの正解だと思います。ただ・・・お値段が;。

>AM Broadcast Suite セッティング
だけが一桁下の値段で欲しい、と・・・。

なにしろ、AM音の理解と音作りの方向性がほぼ見えた気がします。

ありがとうございました。

お礼日時:2005/07/18 03:57

>アナログへの変換なしで(CD→PC内で加工→MP3等に変換)行うのが希望です。



http://www.cycleof5th.com/products/sefree/help/f …
SoundEngine Free でもある程度で来そうです。
・コンプレッサー/RMSコンプレッサー
 設定値を超えた音量を設定した比率で圧縮して
 ピークのばらつきを抑えるエフェクター。
・イコライザー
 割愛
・ローファイ
 ほんとのところは分かりませんが、サンプリング
 ビットを落としているのかな。

>アンプシュミレータって私がかつて持っていたギターのヘッドフォンアンプにもついてて味付けによく使った覚えがありますが、実際はどういう加工をしているんでしょうね?

http://www.rakuten.co.jp/badge/533422/534559/659 …
まねするアンプによって違うとは思うのですが、zoom
のこれは、アナログ回路の特徴をデジタルでシミュ
レートしているそうです。

アンプシュミレータはフリーのソフトであるのか
分かりませんので、ひとまず、
・コンプレッサー/RMSコンプレッサー
・イコライザー
・ローファイ
あたりで試してみてはいかがでしょう。
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この回答へのお礼

SoundEngine Free< フリーってとこが感激です(笑)。

>・コンプレッサー/RMSコンプレッサー
>・イコライザー
>・ローファイ
私もこの辺の加工が肝だと思うに至りました。
ちょっと気合が必要そうですね。後日絶対試してみます。
ありがとうございました。

お礼日時:2005/07/18 03:45

A1.


ほとんどのAMラジオ放送局では演奏所(スタジオなどがある)と送信所が離れており、
専用の有線や、FM形式の電波で送っているのがほとんどです。
よって送信機までについてはFMラジオ並みの音質。
民間放送局ではAMの特質を踏まえた上でプリエンファシス(高音域を強くする)している場合もあります。

AMの音質は放送局よりもラジオの性能に左右されます。
9KHz間隔で周波数を設定している関係上、隣接チャンネルとの混信が予想されるとのことで、選択度を決めています。
選択度は広くすればするほど高音域が伸びてFMラジオに匹敵する音質で聴くことができる一方、
近接する周波数の放送局の混信を受けることになります。受信性能を抑えて近距離用に仕上げている場合がほとんどです。
逆に狭くすれば高音域が出ないこもった音質になるけど、混信を受けにくくなるようになります。
前者は高音質追求のコンポーネントチューナ、後者は受信性能に特化したBCLラジオに顕著にみられます。

A2.
8bit,8KHzの無圧縮フォーマットで書き出せば、NHKラジオそっくりの音質になります。
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この回答へのお礼

A1の方、よくわかりました。我々が一般に使っているのは一応前者の音質追及型ということでいいんですよね?

A2 低レートで、って意味ですよね?無圧縮フォーマット?書き出す?
試してみたいのですが、よろしかったらもう少し用語とかどんなソフトでするのか補足お願いできますか?

お礼日時:2005/07/17 16:08

二個目のご質問だけですが、AMトランスミッタで音を飛ばし、AMラジオで受信すれば、そのまんまAM音質になります。

 最近はワイアレス装置は全部FM式なので、30年以上前のワイヤレスマイクとか探さないといけませんが、自作される方でしたら、簡単にできます。トランジスタ一石と少しの部品でできると思います。

但し、部品がまだあるのかがネックです。 失礼致しました。
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この回答へのお礼

ちょっとハードル高いです(笑)。
金も手間も出来るだけかけないで、ドライブ用にAMぽい音のCDを焼いてみたい、というレベルです。。

お礼日時:2005/07/17 14:40

>二個目は、手持ちのCD他の音源を、AMのような音質に加工する方法がわかりますでしょうか?



他にも方法はあるかもしれませんが、

http://www.ishibashi.co.jp/webshop/amp-effect/ef …

これを使うと出来そうです。

http://home.c06.itscom.net/fjt/island/q281-290.h …
ここの285番も参考になるかと思います。

>ちょっと天邪鬼な質問かも知れませんが、ノスタルジーな感覚だけじゃなく、綺麗な音って結構疲れる時もありますよね?

エフェクターでラジオ系のは結構ありますので、
同じ事を考える人は多いのかもしれません。
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この回答へのお礼

なるほど。
1はそのものズバリ・・・なのでしょうが、出来れば機器の購入やアナログへの変換なしで(CD→PC内で加工→MP3等に変換)行うのが希望です。我儘で申し訳ないです。。でもツマミなどをじっくり見るだけで何となく参考になる気がします。

2は参考になりました。音域カットは必須のようですね。
となるとイコライザー系でしょうか。コンプって・・・圧縮とかでしたっけ?アンプシュミレータって私がかつて持っていたギターのヘッドフォンアンプにもついてて味付けによく使った覚えがありますが、実際はどういう加工をしているんでしょうね?

お礼日時:2005/07/17 14:37

こんばんは。



そもそも、AMとFMとは何か。
参考になりそうなサイトがありますので、
こちらをご覧になってください。(参考URL)

AMの音質がお好きということですが、
つまり、多少ノイズが混ざっている音と
解釈してよろしいのでしょうか?

この解釈で正しければ…
我々が、母親の胎内で聞いていた音は
ノイズのような音なので、
AMの雑音がこのノイズ音と似ていて、
心地よいのかもしれません。
実際、小さい子供が泣いたとき、
テレビの砂嵐をつけると、この音が、
母親の胎内で聞いた音に似ているため、安心し、
泣き止む。というのをいつかのTVでやっていました。

参考になれば、幸いです。

参考URL:http://www.hatena.ne.jp/1115279526

この回答への補足

参考URL のぞいてみました。
ある程度(?)それぞれの特徴はわかります。

この辺で電波の話は打ち止めにしたいと思います。
(FMも含めて一般のオーディオは全ていい音を現に出し、またそう求めて進歩しているという意味でもうひと括りにします

AMの音(スピーカーの手前までの最終的な音)の特徴、そしてそれの再現法を中心にお願いします。

補足日時:2005/07/17 14:10
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この回答へのお礼

こんにちは。
ノイズについてですが、必ずしもノイズ混じりの方がいいというわけではありません。AM放送も出来るだけきちんとチューニングを合わせて聴いています。ただ、結果としてある程度ノイズが混じっていることも含めて心地いいと感じてしまっているのかもしれません。感覚的な話なのではっきり返答できなくてすいません。

お礼日時:2005/07/17 14:10

 どうも、しがない技術者の卵です。


一つ目の質問ですが、音は波の性質を持っています。オシロスコープにマイクをつなぐと、ちゃんと音の波形が見れます。FMとAMの違いは、この音の伝え方の違いにあります。AMでは、電波の「大きさ(縦・振幅)」を音の「波の形」にあわせて大きくしたり小さくしたりします。技術的にはけっこう簡単だったりします。つまり、「伝えたい音の波形っぽい電波」を送受信することで音を伝えます。

 つぎにFMですが、音は波ですから、当然、波紋状に広がります。
         ))))))))))))))))
って感じですね。これは一定の長さでは無く、
         )))))))))))))
といった具合に、音によって変わります。これにあわせて、電波の「長さ(横・周波数)」を音の「波紋」の形にあわせて(部分的に)変化させてるのがFMです。つまり、「伝えたい音っぽい電波」を送受信することで音を伝えます。AMよりノイズに強いので、きれいな音を伝えることができます。


 というわけですから、二つ目の質問は・・・ちょっと難しいですね。真空管アンプっぽい音に加工する方法はあったと思いますので、試してみてはいかがでしょう?
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この回答へのお礼

こんにちは。
なんとなく・・・しっかりとは理解できませんでした(笑)。
ありがとうございます。

お礼日時:2005/07/17 13:55

(1)AM放送局も中継や録音機材はFM放送局と同じものを使用しています。

送信時に音質を落とすようなことはしていません。FM放送における搬送波の帯域が15KHzなのに対してAM放送は7.5KHzしかないので音質が低下しています。
(2)ソフトウェア的にAM放送の音質を忠実に再現するソフトは見かけません。低音域と高音域をカットしてサンプリング周波数を下げれば似たような音にはなります。
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この回答へのお礼

なるほど。
予めなんらかの処理をされているわけではないのですね。
わかりました。ありがとうございます。

お礼日時:2005/07/17 13:47

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