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テロのニュースで同時通訳やテロップはxxx氏と言ってますが、原語ではなんと言っているのですか?

A 回答 (3件)

>ウサマ・ビンラディンに「氏」を付けているのは、日本だけではないでしょうか。


いえいえ,そんなことはないですよ。
イギリスの新聞Financial Timesや,パリに本社のある英字紙International Herald Tribuneなど,Mr. bin Ladenと書いています。
両紙は日本でも購読できますが,Web上でも記事を読むことはできます。(参考URL1番目,2番め)

人名につける敬称の扱いは,国内,国外を問わず,それぞれの新聞社・通信社・放送局がそれぞれの基準を設けて,それに従って記事を書いています。
詳しくは,別の回答(http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=135575)でも書きました(参考URL3つめ)。

呼び捨てになっている社では,ビンラディン氏以外の人物も呼び捨て(初出時だけ肩書き)なのが一般的です。たとえば,最初だけPresident Bush said...と書いて,2度目からはBush said...とします。日本で出ている英字新聞もこの方式です。
初出時肩書きなのは,前出のFTやIHTも同じですが,2度目以降が,Mr. Bush said...となるわけです。
そういった基準に従った結果,ある社は「氏」つきになり,またある社は呼び捨てになっているのであって,「反米スタンス」「単に放送局が被テロを回避したい打算」という問題ではありません。
まして,「悔しい被害者を交通事故のように扱いたい勢力がある」などというのは根拠のない邪推というべきでしょう。

このような各社基準がなぜあるかといいますと,「こんな極悪人に肩書きなんぞいらねえ」と呼び捨てで,本文も犯人と決め付けたような,感情に任せた報道をしておいて,実は無罪だったとか,あとから真犯人が出てきたような場合,重大な人権侵害となるということから,明らかに真犯人であっても,そうとは決めつけないという考え方が生まれ,また敬称・呼称についても,何らかの客観的な基準で判断するようになってきたのだといえるでしょう。

なお,同ページで0011001100さんからフォローがある通り,読売新聞は9月14日の朝刊から同氏を呼び捨てにしています。
読売には読売なりの何らかの基準があるのでしょう。あるいは,今回の事態を受けて基準の手直しがされたのかもしれません。
今まで,日本のマスコミ各社の基準では,呼び捨てされるのは,芸能人やスポーツマンなど(ただし一般の記事中では敬称つき),歴史上の人物などに限られ,刑事事件の被疑者や被告人は何らかの呼称がついていますので,この呼び捨ては異例のことといえます。
読売のサイトに「おことわり」かなにか出ていないかと探してみましたが,ちょっと見当たりません。

さて,原語(ブッシュ大統領のオリジナルの発言ということですね)では何といっているかと言いますと,意外に思われるかもしれませんが,Mr.つきの場合が案外あります。もちろん,彼を「主要な容疑者」(prime suspect)と呼んでいることは周知のとおりです。
たとえば,10月11日午後8時からの記者会見では,bin LadenとMr. bin Ladenが2回ずつです。
(議事録はhttp://www.whitehouse.gov/news/releases/2001/10/ …
しかし,もっと多いのは,最初は敬称なしのフルネーム(Osama bin Laden),あとはheで受けるというパターンです。ただ,一般的にはフルネームにはMr.はあまりつきませんので,これは呼び捨てのカウントに入れるべきではないでしょう。
(前出の,敬称付きを原則としている各新聞でも,フルネームのときはMr.などはつけていません。)

このことからも,ビンラディン氏という言い方が反米的だとか,テロの返り討ちを恐れているなどの指摘は当たらないといえます。

それと,質問文で(回答文でもですが)無意味な伏せ字の使用はかえって誤解を招くと思います。No.1のような回答が出てくるのは当然でしょう。
長々と失礼致しました。

参考URL:http://www.ft.com/,http://www.iht.com/,http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=135575
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この回答へのお礼

ご丁寧なご回答ありがとうございます。
xxx氏と表記したのは心情的意味合いがあります。口にしたくも無い気持ちからです。テロという文字と氏と言う文字で誰かを特定できる記号のつもりです。いわゆる伏字という概念はありませんでした。ただ、ご説明を読んでいて、自分の中に成長と変化が起きつつあるのを感じます。
TV局はツインタワーの衝撃画面で商売し今度は報道スタンスを変へアフガンの爆撃被害者側に付いて画面づくりし解説では反米論調を取っております。国民の心も感化されて反戦投書が多いいそうです。政府の姿勢に棹差す報道と解説よって喚起された逆流。それを利用し小泉改革内閣粉砕をしたい既得権者・反対勢力・野党の便乗も見られます。
米国非難は安易で特派員や支局の安全な事もあり、業者はいつもその手を使います。他の国にたいしては出来ません。近しい国に対しては反発が強いのかも知れません。同様に、自分も生活に密接しているTV報道に反発し、いつもいらいらしてしまうのです。それが氏付呼称に反発を感じる原因でした。業者ルールがあるのは知って居ますがこの場合の個人を肩書付で呼べる工夫を期待したいのです。あさはら教祖とあさはら氏との呼称による受け手の心理の違い私固有の物かもしれませんが。絶大な力を持っているのに、肩書きの付け様が無い 1個人 って理解の外ですから。

解りやすい文章を書ける方が うらやましく存じます。
一呼吸おいてから閉めさせていただきます。ありがとうございました。

お礼日時:2001/10/15 08:43

おそらく、ウサマ・ビンラディンのことだと思いますが、


ブッシュ大統領は、彼の名を当然、呼び捨てにしています。

多分、イスラム圏の国以外で、ウサマ・ビンラディンに
「氏」を付けているのは、日本だけではないでしょうか。
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この回答へのお礼

ご返事ありがとうございます。
NHKは番組によりゆれているようで、氏を付けてから呼び捨てに言い直す解説者も居ます。思惑があって呼び捨てにしたくない時に肩書きを付ける手がありますが、ウサンクサイ個人に付けるアイデアは言葉を商売にしている業者にも無いのでしょうか?
何十年も続けられたアフガン国内の悲惨さに無関心だったTV局が、今だけイスラムの一般市民の犠牲に嘆き悲しみ反米スタンスを取ることは、単に放送局が被テロを回避したい打算に過ぎないのかも。
アメリカとその同盟国を対象にテロを行うと明言されているのにもかかわらず、富士銀行をはじめテロの犠牲になった悔しい被害者を交通事故のように扱いたい勢力があることの一環なのでしょうか。

お礼日時:2001/10/14 09:49

呼びかけならMr.President、ナレーションならPresident Bushです。


会議等でPresident同士が呼びかける時はMr.Presidentか相手の名前を呼ぶでしょう。公的,私的、くつろいだ場かどうかによっても変ります。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時:2001/10/15 07:03

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