英語学習

１．TOEICで800点かつ英検準1級というところで足踏みしているということですので、自己分析されている通り、やはり語彙不足が大きな原因となっている可能性が高いように思われます。

では、その対策ですが、聴解や読書を通じて不明語彙を確認していく（いわば消極的な語彙増強）というより、単語集などを使った積極的な語彙習得＝ボキャビルをお薦めします。

　獲得語彙の水準をどう測るかは難しいところがありますが、英検1級（および多くの場合TOEIC900点）を獲得している人は、通例、1万語程度の語彙を有していると言われています。これに対し、準1級を取得するためには6,000～8,000語くらいの語彙があれば可能になってくると理解しています。換言すれば、数千語の語彙を増やさなくてはいけないわけですから、読んだり聴いたりという消極的な方法では、効果を出すまでに時間がかかりすぎると思います（よしんば聴解などで知らない単語を掘り起こして覚えたとしても、結構忘れてしまいます。獲得していない語彙は何度か忘れながら覚えなおすという過程を経て定着していくわけですが、この水準の語彙はそうそう出現しませんので、結局、投入努力の割には結果が出せないということになるかもしれません）。

２．他方、「積極的な語彙増強」というのは決して楽ではありません。何と言っても、たいへん無味乾燥。聴解・読解はそれ自体におもしろみがありますが、単語を覚えるというのはまさしく“作業”であり、実際に読んだり聴いたりして使う機会がないとありがたみすら感じられないからです。……であればこそ、こうした作業はできるだけ効率的に進める必要があり、そのための方法については別の質問に対しての回答で触れていますので参照してみてください（No.2）。

http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=1253206

　もちろん、ここでご紹介したのはあくまでも数例の方法論に過ぎませんので、自分なりのやり方を見つけていただければいいと思いますが。

３．誤解なきよう補足したいのですが、私は聴解や読書を通じて語彙増強を図ることを何ら否定しているわけではありません。むしろ、副次的な方法として有効だと考えていますし、ある程度獲得語彙が増えてくればときに覚えた語彙を実例の中で確認できるはずです。そのことによって作業の効果を実感できるでしょうし、使用されている実例を目に耳にすることで学習結果を一層定着させていくことにもなると思います。

４．しばしばこの水準の語彙増強については、「実際には使いもしない難しい単語覚えなどは無用だ」などという批判が聞かれることがあります。ただ、実際のところ、英検1級などの試験で問われているような語彙は、新聞やTVニュースなど普通の知的水準を持った人を対象にしたメディアにおいて結構出てきます（この程度に高い水準では個々の単語１つ１つが頻出する度合いはそう高くありませんが、1,000語、2,000語と学習が進むと「あれも覚えた」「これも覚えた」と思い当たることがしょっちゅう出てくるはずです）。
　やや繰り返しめいてしまいますが、こうした語彙は決して試験にだけ出てくるわけではなく、実際に使われるものであることを強調しておきたいと思います（私自身もかつて英検1級、TOEIC900点台を取りましたが、今でも語彙のブラッシュアップを続けています――当然ながら、意味がある作業だと確信しているからです）。
　応援していますので、がんばってください。

参考URL：http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=1253206

私は、ひたすらテレビを見ています。

TOEICが800点であれば、リスニングは問題ないと思いますので、テレビを見て、知らない単語が出てきたら調べる、という方法をおすすめします。TOEICや英検に役立つかどうかは分かりませんが、ボキャブラリーは増やせると思います。

TOEIC、英検対策でしたら、参考書や単語帳で勉強されてみてはどうでしょう。特にTOEIC対策の単語集はたくさん出ていますよね。