外国人が持っている日本のイメージ

職場で外国からのお客様を受け入れることがあります（韓国、中国が多いです）。

直接の回答でなくて申し訳ありませんが、私が参考にしている「国際観光振興機構」のホームページをご紹介します（参考URL）。このページ（主要国別外国人旅行者の特性）では、韓国・中国・香港・台湾・米国からの旅行者からの日本のイメージや、おもてなしのヒントが掲載されています。
勤勉、清潔、礼儀正しいなどが主にあげられている国民性で（中には、自国を差別していると感じているところもあるようです）、観光で見たいものとしては、伝統文化・食文化・温泉・ハイテク・自然景観などがあげられています（それも、相手国によって様々ですが・・・）。

参考URL：http://www.jnto.go.jp/info/support/tokusei.html

端的に判るのはハリウッド映画での日本の描き方でしょう。

少し誇張はあるでしょうが、「トラトラトラ」だったと思いますが、真珠湾攻撃の作戦会議が野外の幔幕の中で行われていました。　　まるで戦国時代の軍議でした。
その他同様な間違いではなく、日本をそのように見ているという光景はいくらでもあります。
最近では「ラストサムライ」でも作法などずいぶんと良くなりましたがまだ違和感があります。
未だに紙と竹、木の家に住んでいるという印象が残っています。

外国人もこのような情報で日本を理解している人が多いでしょう。　
日本にある目的でやってくる人はそれなりに情報を集めて秋葉原に直行するかも知れませんし、寺社、木造建築に関心を示すかも知れません。
人それぞれです。

イギリス人をはじめ、ロシア人、中国人、韓国人、台湾人に友人をもつ者です。

大方の外国人がもつ日本のイメージは、やはりハイテク技術でしょうね。

プラズマやビデオのようなデジタル家電、カメラや双眼鏡などの光学機器、腕時計や電卓などの精密機器、ホンダやカワサキなどのオートバイ　・・・　世界中の大都市を歩けばどこでも日本企業の広告を目にします。

日本製品をいくつ所有するかが、ステータスシンボルになっている国もあります。

その一方、お寺や大仏、ニンジャにサムライ、ゲイシャにフジヤマなど、古いパターンの日本のイメージもあるようです。

特に欧米系の人にこの傾向が強いと思います。

従って、私が日本のお土産にするのは、いつも日本の伝統的な民芸品　（扇子とかコケシとか）、あるいはその反対に、高価ですが思い切ってデジタル製品を用意していきます。

とても喜ばれます。

但し中国や韓国の人たちは、上に挙げたような古い日本の伝統的なものには、あまり興味がなさそうです。

京都や奈良を案内した事がありますが、退屈そうでした。　 考えれば、彼らは歴史的遺物でも、もっと巨大で壮大なスケールのものを自国内で見ているので、日本のものは　「えっ？　これだけ？」　という印象があるようです。

一方、日本人の国民性としては、礼儀正しい、約束を守る、カネに汚くない、おとなしい、というイメージが強いと思います。

一般的に言って、黄色人種なのに日本人は別格扱いされているように感じました。　 欧米の空港の入国審査でよく感じさせられます。

カナダ在住ですが、タクシーを利用の際、ドライバーと話していて、

『日本はハイテクノロジーで、知的で、とっても良い国。』『物価が高い』
『日本大好き、食べ物がおいしい。』などと言われる事が多々ありました。
さらに、『チップをはずむのは日本人』と言われた事もあります。

その中で、日本に行った事があると言った人はいませんでしたが＾＾；

質問の趣旨とはズレますが、映画「Kill　Bill」の先行試写会をアメリカで行ったときに

日本のシーン（西洋人の持っている勘違いした日本のイメージを正しく再現している）
で爆笑していたのは日本人の記者だけで、他の人は真面目に見ていたそうです。