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マクロ経済に関する質問です。

ISバランスの式を求めるとき、GDP(GDE)の支出面からの式は、
 GDP = 民間消費 + 民間投資 + 政府支出 + 輸出 - 輸入
となっていますが、民間消費と民間投資の違いがよく分かりません。
消費も投資もお金を使うことですよね。消費は後に残らないもので、
投資は将来返ってくるということなのでしょうか?

処分面からの式が、
 GDP = 民間消費 + 税金 + 貯蓄
となっていて、 IS の式が
 貯蓄 - 民間投資 = (財政支出ー税金)+(輸出 - 輸入)
となりますが、この貯蓄と民間投資の違いも分かりません。
というか、どちらか分かれば、もう片方は分かると思うのですが。

貯蓄というのは、結局、どこかへ投資していることを意味しているような
気がしてなりません。

あと、民間のなかには、企業と家計が混ざっているのだと思いますが、
1つ目の式は企業だけを、2つ目の式は家計だけを考えるのでは、
間違いですよね。

A 回答 (2件)

再び登場です。

二つ目の式は、ゼロでもいいじゃありませんか。長期的に見たらそうなると思いますよ。
貯金された現金を黙って銀行の金庫の中に入れていたら、銀行は商売にならないし、税金だって政府が使うだけのお金を国民から徴収している訳だから(税金=政府支出)となるべきです。輸出入だって、最終的には均衡させないと国の貧富の差が限りなく広がってしまいます。

と、まあここまでは建前論。実際には政府支出は税収よりも多かったりするし、国の貧富の差は広がりつつあります。

この回答への補足

ご回答、ありがとうございます。

超長期でみれば、差し引きゼロになるかもしれませんが、実際の各年の収支は、政府収支も貿易収支もゼロになっていません。また、民間収支(と言っていいのかな? "貯蓄-民間投資"のことです。)が常にゼロになるのなら、"政府収支"=-"貿易収支" という恒等式が導き出せると思いますが、実際にはそうはなっていないようです。ということは、民間収支もゼロにならないわけです。すなわち、貯蓄≠民間投資になります。疑問は、貯蓄と民間投資の違いはどういう点にあるのか、ということです。

例えば、銀行の普通預金や定期預金は貯蓄で、証券会社で株や国債やMRFを買うことなどは投資と、一般的になっていると思います。しかし、これって結局、リスクの種類や大きさの違いだけで、普通預金も国債も本質的な部分は同じじゃないのでしょうか?

なんか勘違いしていますか?

この文章を書いていたら、民間投資には資産の増減が含まれているような気がしたのですが、やっぱり、これは、収入であって支出ではないですね。よくわからん。

補足日時:2001/09/10 15:18
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経済分析を仕事にしてるんですが、こういう基本的なことって大学以来忘れてしまっているので今一つ自信がありませんが、



まず、二つの式とも企業も家計も混ざっています。

二つ目の式から行きましょう。もしお金が手元にあったらどうしますか?財布に入れておくってのは別にすると、「使う」か「税金を払う」か「貯金する」のどれかですよね。これは企業にとっても同じです。
で、ここから1つ目の式とからんでくるんですが、支出面からみると、使ったお金は使ったお金です。税金は当然、政府が使うから「政府支出」に勘定されます。銀行に預けたお金は、銀行が他の会社に貸出しします。銀行からお金を借りた会社はそれを元手に機械を買ったりして、お金を稼いで銀行に返します。だから貯蓄は「投資」にまわるのです。

ものすごく単純化するとこんな感じだったと思います。

この回答への補足

回答ありがとうございます。イメージはわいてきました。 でも、まだわからないのは、「貯蓄は「投資」にまわる」ということは、同じ金額になってしまうような気がします。それでは、3つ目の式の左辺は0になってしまう。。。

0にならないということは、貯蓄しても投資に回らない部分があると思うのですが。。。 国債を買うことは、貯蓄であっても投資でない??? 政府にお金が行くから。

補足日時:2001/09/05 18:33
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