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堀江氏とフジの戦いを見ていて気になった事なんですが。

もしかして、ネットの上の広告では、電通みたいな大手が「大手を振るっている」状況ではないのでは?
代理店無しで広告を貼れるし、自分のサイトで広告収入だって得られるんですから。 これも一種の「中抜き」では?

この戦い、裏では広告代理店が参加しているような気がします。
どなたかネットでの広告についてレクチャーしていただけませんか?

A 回答 (4件)

ネット広告のシェアの場合、これからは


ポータルサイトの力が重要になります。

ポータルサイトとはヤフーや楽天など
電源を起動した時に、最初にマイホームページに
設定している、又はよく訪れるHPです。

さて、具体的にですが、現在、
ヤフー&オーバーチュア連合が圧倒的に強いです。
2位にgooleや楽天がありますが、たいした
影響力はありません。

例えば、ヤフーで「ノベルティ」と検索した場合、
上にスポンサー欄が出てきますが、この上位2社は
1クリック500円の広告代となっており、
クリックされるだけで、その広告主に500円の
請求がきます。
※この広告手法をクリック保証型広告と言います。

わかりやすく言うと、牛丼特盛を1杯タダであげて
宣伝しているものです。

当社でも現在では平均クリック単価が120円位に
なっていますので、当社では「自動販売機」広告
と言っています。

このクリック保証型広告で、圧倒的な力と存在感が
あるのがヤフー&オーバーチュアです。
特に「ビジネス」に関する売上に寄与しますので、
商品を売りたいECサイトは、この広告を利用して、
売上を3倍増を実現させています。

ネット広告がラジオを抜いて、広告の四媒体と一翼
を担っているのは、このためです。

もちろん大手広告代理店などの力は強いですが、
ネット広告の主役はほとんどが零細企業のECです

さて、ライブドアですが、このサイトに広告を
だしても、ほとんど意味がありません。
ただ、それは、ライブドアだけではなく、ほかの
弱小ポータルサイトはすべて同じです。

つまり一強多弱の状況です。

世界的な戦略として、ヤフーの下にMSNの
サイトが下請けとして連動してますので強いです。

ただ、最近、マイクロソフトの反乱が話題となり、
ヤフーの下請けをやめて、独自路線を模索している
様子もありますので、ヤフーの天下もMSNの反乱
によって大きく変化するかもしれません
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この回答へのお礼

刺激的な回答を拝見して、実際に申し込み一歩手前まで体験してしまいました。画面の小さなスペースに、このような仕組みが有ったのかと。原始的な広告であるポスティングでお客を捕まえる事と比較すると、ホントにおもしろいですね! 

ライブドアが、本気かどうか「?」ではあるものの、自社のサイトへの導入口としてラジオを、という発言を裏から表から検討もできますね。一つ言えることはラ・テ局の人達には恐らく信じられないようなスピードで、ブロードバンド化が進んでいる現在、堀江氏が明確なネットと放送の融合を示していないと報道番組でのお定まりのコメントは、ピンとはずれと思えます。 この流れはむしろ日常的にネットを暮らしのツールの一つにしている一般人(私のような)にとっては「さっさと仕組みを作ってよ」と待ち構えているわけですから。物言わぬ(自分の判断を表に出さない)日本人が、大きく変わりつつある事を恐れている人達が「既得権益」に連なっているのでしょうか?

非法人でも広告が出せるということですから、個人向けスポンサーサイトとして別枠課金システムで、かつ遊び心に満ちた広告を考えてもおもしろいですね。
ご教示、ありがとうございました。

お礼日時:2005/03/24 10:14

端的に言うと電通、博報堂をはじめとする大手がやはり強いです。



既存メディアのテレビ業界と比べでみます。
1)テレビ局(フジ、日テレ)等
Yahoo!や楽天、Googleに相当します。
→広告(CM)を露出している人たちです。どれだけの集客力があるかが勝負で、Yahooがやはり日本ではNo.1でしょう。

2)広告を作る会社(多くは中小企業)
前出のサイバーエージェント、まぐクリック等
→既存メディアに比べるとベンチャー系の元気な企業が多いですし、作るだけではなく配信の仕組みを作り上げているところが勝ち組ですね。

3)広告代理店(電通、博報堂等)
サイバーコミュニケーションズ(CCI)とデジタルアドバタイジングコンソーシアム(DAC)が2強です。
広告を出したい企業から広告をかき集め、2)の仕組みを利用して1)に広告を依頼します。
→同時に1)の広告枠を相当量押さえていますし、広告を出す企業(スポンサー)をどれだけ獲得しているかが勝負の分かれ目です。

ここから本題に入りますが、実は3)の2強は電通、博報堂等の大手広告代理店が支配しています。
何故ならCCIは電通の直系子会社、DACは博報堂、アサツー、東急エージェンシー等の電通以外の大手の共同出資の会社です。
この業界構造はテレビ等の既存メディアと全く変わらないですね。
ネットとテレビはメディアが違うだけで、スポンサーを押さえた者が勝者になります。
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この回答へのお礼

回答、ありがとうございます。

ポータルサイト、製作会社、代理店と仕組みを整理していただき、そうか、リアルな世界と同じなんだと、判ってみればあたりまえ、と、多少、興ざめです・・・。大手にはかなわないのかと。 教訓:熱くなるな←ライブドアと同じような心境です。

お礼日時:2005/03/28 00:51

 ネット広告分野でも電通や博報堂の力はバカにできないですよ。


博報堂系列のDACは昨年度、170億円以上を売り上げています。
これだけでネット広告全体の1割近い数字です。

 電通は数年前にインターネット・ビジネス局を設立しています。
最近ではネット広告の出稿クライアントに大手企業が増えており、
従来型の代理店が活躍できる場が広がっています。

 ネット広告ではこれまで、テレビや雑誌に広告を出さずにネットに
広告費を集中投入する小さな企業が多かったのですが、大手企業では
他メディアの広告と平行してネット広告を利用することで、メディア
ミックス効果を狙っています。この場合ネット広告の専業代理店では
対応できないんですね。なにしろラ・テや新聞雑誌に出稿するための
ノウハウがないんですから。

 その点、#1さんが指摘したグーグルやオーバーチュアは、自前の
サイトやシステムを持っている点で有利です。本当の中抜きは代理店を
通さないことですから、グーグルのビジネスモデルは今後も有望でしょうね。

参考URL:http://www.dac.co.jp/

この回答への補足

ご紹介いただいたサイト、やっと時間ができたので読ませていただきました。大変参考になりました。

ネット上の広告はテレビのCMのようにのん気に眺めていられないんですね! 丸裸になってる気分です。消費者としては対抗手段を考えねば。ビデオの広告飛ばし同様の機能が―広告マスキングのようなもの―PCだからこそできるでしょう。
あっ、そんなPCの広告、お断り!ですかね。

補足日時:2005/03/28 01:02
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この回答へのお礼

詳細な回答、ありがとうございます。
業界外の人間なのですが、広告業は「今」を測る一つのファクターなので関心があります。

興味深い数字と現状をご教示いただき、ありがとうございました。

お礼日時:2005/03/23 10:11

シェアはよく知りませんが、ネット広告代理店大手は、


サイバーエージェント・オプト・日広・トランスコスモス・セプテーニ・まぐクリックの6社です。

最近は検索連動型広告である「オーバーチュア」や
「グーグルアドワーズ」の代理店業をしているところが
売り上げを伸ばしているようです。
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この回答へのお礼

早速に回答、ありがとうございます。
連動型はネットの特性を生かせるという事でしょうか。

かつては広告が「文化」の時代があり、気に入ったポスター(なんか古めかしい響きです!)を企業にお願いして手に入れ、狭い部屋に飾った事もありました。 
試したことが無いので判りませんがプリントスクリーンでコピーしてペイントに貼り付ければネット広告も収集できまるかもしれませんね。動画は無理でしょうが。

お礼日時:2005/03/23 09:44

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