プロが教えるわが家の防犯対策術!

大学の推薦までに英検があと1回しかなくどーしても1級が取りたいんです。

そこで問題なんですが、今まで英検を勉強せずにここまで来てしまい勉強のしかたがわかりません 涙。。
そして、この前の1級試験では落ちてしまったのです。

1)単語が駄目でした。
  単語の覚え方を教えてください。
2)長文も半分しかとれず・・・
  どうしても、長文を読んだら話に入りこんでしまい、客観的に答えられなかったり、時間を忘れてしまい後になってあせるのです。。
  どうしたら客観的に長文が読めるようになるのでしょう??

*作文とリスニングには問題ありませんでした。

A 回答 (3件)

作文とリスニングに問題がないということでしたので、基本的な英語力はお持ちなのだと思われ、例えば準1級であればまず合格されていたのではないでしょうか。

英検1級と準1級との差はは、1級の方が問題が複雑になって難しくなるというところもありますが、より高度な語彙力が求められているというところが格段に異なると理解しています。一番最初の短文穴埋め問題(しばしば語彙問題と言われる)は言うに及ばず、長文読解問題なども、10,000語程度以上の語彙がなければまともな正答率が得られないのではないでしょうか。

前置きはさておき、ご質問に対する回答は以下の通りです(ただし、私も最後に英検1級に合格してから件の内容改定がなされており、その「傾向と対策」まで完全分析したわけではありませんので、ご参考までに)。

1.語彙力の向上
 通常の大学入試で求められる語彙水準が5,000~6,000語に対し、英検1級では上述の通り10,000語以上(理想的には15,000語くらい)も必要と言われています。ということは、普通の受験生以上に5,000語ほども覚えなければなりません。
 で、その対策ですが、基本的には、地道に覚えていくしかないと思います。ただ、そうは言いつつ、若干、工夫のしようはあると思います。下記は、私なりのサジェスチョンです。
(1)覚え方
a. 語呂合わせで単語と訳語の連想づくりをする
 とにかくものすごい数の単語を覚えなければならないわけですから、単なる丸暗記ばかりしていると、そのうちわけがわからなくなってしまいます。何らかの連想づけをするには、ダジャレのようなものでも何でもいいので適当な語呂合わせを作れば、後から思い出すきっかけがつかめます。
 語呂あわせというと、えらい英語の先生方はたいてい顔をしかめますが、なかなかバカにしたものでもありません。少なくとも、自分の経験ではかなり役に立ちました。もちろん、実際に覚えてしまった後は、語呂合わせそのものは忘れてしまっても構いません。
b. 語源をから単語の連想づくりをする
 英語ができるようになった人がしばしば進める方法で、英語に対する根本的な理解度を高める意味でも有益です。しかし、正確な語源を調べていくのも簡単ではありませんし、語源をなすつづりが同一でも違った意味をなすことも多いので、語源だけで語彙力を速く増強するためには効率的ではないでしょうね。語源とか言葉の背景を紹介されているものをたまたま見つけた範囲内で、連想づけをするヒントにすればいいのではないでしょうか。
c. 似たような単語をまとめて覚える
 単語を覚えていくうちに、似たような綴りの単語が出てきます(例えば、tout、taut、taunt、など)。似ているものを見つけたときには、できるだけこまめに依然覚えていた似たような単語を思い出し、リズムをつけて覚えていくといいでしょう。思い出す過程そのもので、かなり定着します。
d. それでもダメなら、ひたすら丸暗記する
 単語の連想づけをするには、以上のような工夫をできる限り使っていけばいいわけです(1つの単語に1つの覚え方と、こだわる必要もありません。実際、自分も、語呂合わせで覚えた単語を、後から語源を調べて記憶の再定着を図ったことがあります)。ただ、どれも全然うまくいかないという、困り者も必ず出てきます。そういう場合は、余計なことを考えるのはよして、丸暗記に走る以外はありません。ただ、丸暗記ばかりしていると、そのうちわけがわからなくなりますから、なるべくa、b、cいずれか(あるいはその複数)を活用した方がいいとは思いますが。
(2)方 法
a. ソフトの活用
 覚える単語のネタは、書籍でも何でもいいのですが、自分の場合、ALCが出しているソフト「Power Words」が結構役に立ちました。英検1級にも役立つ十分なボキャブラリーが扱われているのが、最大のお薦めのポイントです。
 上記のような工夫をしても、単語覚えそのものはかなり無味乾燥なので、そのうち嫌になってきますが、Power Wordsに限らず、ソフトウェアを使うと、とにかく進度が上がり、終わっていくのがいいところです。なお、Power Wordsの場合、何度もキーボードに綴りを打ち込む訓練をさせられますので、定着度が比較的高く見込めるように思われます。
 このほか、ALCから「速脳英単語」というソフトも出ています(扱われている語彙はPower Wordsと同じ)。自分としては、Power Wordsをより評価しているのですが、好みもあるかも知れません。
 なお、以上のほかの英単語記憶ソフトは、英検1級を受けようとする人が覚えるべき単語数としては不足しているように思われますので、お薦めはしません。
b. 単語カードの利用
 覚えたい単語だけを、いつでもどこでも持ち運べるという利点があります(非常に古典的な方法ですが、語彙の記憶は、本来細切れの時間を使えるという性質がありますので、こうしたモバイル性のある方法は、いまだに有益だと思います)。また、単語カードを作る過程で、自分の手で字を書きますから、そこでもある程度覚えていけるという側面もあります。
c. 同じ教材を最低3回転する
 上記とはちょっと違った意味でのサジェスチョンですが……。
 書籍にしてもソフトにしても、一度、通して終えてみると、覚えていたはずの単語が相当忘れ去られています。たいていの人の場合そうなりますので、全然がっかりする必要はありません。忘れたら覚えればいいわけで、また忘れた後に覚えた単語は定着度があがります。そのためにも、辛抱強く、同じ教材を3度以上は回転させるのが有益ではないでしょうか。
<追記>
よく語彙力増強の秘訣として、「語源から増殖すればいい」「英英辞典を使え」「単語を含む文ごと覚えて文脈を理解すべき」とか主張するする人がいます。いずれも、獲得した語彙に対する理解度や英語そのものの理解度を向上させるには有益だと思います。ただし、語彙力を効率よく(比較的短期間で)増やしていくという目的からすると、あまり適切な戦略とは思えません。

2.長文読解対策
 ご質問の「客観的に答える」というのがどういう意味なのかわかりかねるところがありますが、内容を正確に把握するためには、かなり高度な集中力を時間一杯継続させる訓練が必要だと思います。そのためには、基本的には、問題をたくさん解いていくことだと思います(少なくとも、現在市販されている過去問、模擬問題などは全部こなすべきでしょうね)。
 長文内容一致選択の問題に限ってのサジェスチョンですが、問題文を先に読んでおくことです。その際、質問のキーワードだけに下線を引っ張っておきます(TOEICの場合と違い英検の場合は問題文に書き込みをすることが認められています)。その上で、本文の中で問われているところを探し出す目的で読み込んでいけばいいということになります。とはいいつつ、非英語圏学習者の悲しさで“ななめ読み”というわけにはいかず、かなり力を入れて読まないと見過ごしてしまいます。読む過程そのものでは、変にテクニックに走らず、最低限返り読みをしないで済むよう読み進めていけばいいと思います。
 このような訓練をしてある程度要領がつかめると、読解速度は飛躍的に向上するはずです。仮にそれでもあまり効果が出ないということであれば、語彙力が不足に帰せられる可能性が高いのではないかと思われます。この場合は、上記1.のようなボキャビル対策に返らざるをえません。

 いずれにしましても、ご健闘をお祈りします。仮に受験に間に合わなかったとしても、こうした訓練は後から(大学の一般入試にも、社会人になってからも)決して無駄にならないと思います。あくまでも個人的な感想ですが、英語の実戦力向上という観点からは、TOEIC以上に英語検定1級の方が優れていると感じていますので。
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こんにちは。

1級を以前に取った者です。私も勉強せずに受けたら、3点差で落ちてしまい、悔しくて勉強して受けなおしました。

私のとった方法ですが、ご参考までに紹介させていただきます:

1)市販の単語帳を、通学時間などの、時間と覚える単語数を決めて暗記。(出題頻度順に章分けされているものをお勧めします。)1番目と2番目の章を暗記するだけでも違いますよ。それと、私はソースネクストという会社から出ている英検対策ソフトをパソコンにインストールして、遊びがてらパソコンでも単語暗記の練習をしていました。(確か、このソフトは私が使っていた単語帳に対応しており、復習としてとても便利でした。)

よく英検1級の単語は専門的過ぎるという声を聞きますが、私は英検の単語をやってすごく役に立ったと思います。覚えた単語が新聞やニューズ・ウィークによく出ている単語だと感じました。だから、今後の役に立つものだと思って頑張って覚えてください。

2)長文は要約などもあるので焦りますよね。私は筆記の模擬試験を試験時間より10分短めの設定で解く練習をしました。これで、時間配分が結構身につきます。(結局本番では時間ギリギリで終わりましたが。。。)「何分までに終わらせる」と時間を決めて処理していくと、時計を気にしながらなんで、結構事務的(というか客観的)に処理できると思います。

それと、練習の時に時間のかかる長文・作文から解きはじめ、残りの時間で他の部分をやってみたりもしました。(でも、本番ではお勧めできません。いざとなるとこれをやると焦ると思います。)

長文の解き方ですが、まずさっと全体に目を通し、次に問題文を読み、最後に問題文に回答しながらもう一度(今度は一回目よりちょっと時間をかけて)読むようにしました。

最後に、余計なことかもしれませんが、2次試験についてもちょっと言及させていただきます。Luvwhatさんはリスニングと作文が問題なしとのことなので、きっと会話にも不自由されていないと思うのですが、1次を受かられたら2次の練習もされた方が良いと思います。時間配分を掴んでいないと焦って失敗するかも。2次の時は下記のURLをご参照あれ。私はこちらのサイトを参考に、試験までの1週間毎日20分即席スピーチをする練習したおかげで優秀賞をいただけたと信じております。

参考URL:http://ww3.tiki.ne.jp/~hershey/
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以前合格したものです。




単語の暗記ですが、例文を勉強するといいと思います。例文を理解することによって、その文章に伴うイメージにも助けられて、単語がよく定着します。よくある市販の単語帳みたいに、英単語とその日本語訳というパターンでは、なかなか頭に入りませんね。

読解は、文章を先に読むのではなく、問題を読んでから、文章を読む方に切り替えてはどうでしょうか?文を最初から最後まではじめに読むのではなく、問題の答えを文章の中に探しながら読む、という感じです。答えがわかれば、全部読む必要もないので、時間の節約になります。

万遍なくとれていなくても、全体で合格点に届けばいいのですから。伸ばすなら、読解ですね。配点では、ここが大きいですから。一つ正解につき、2点ですから、正解すれば点数の稼ぎどころになりますが、間違えれば失うところも大きいです。前回の合格者の平均点はどうだったのかわかりませんが、毎年の傾向として、単語の方は、合格者もあまりとれていないのではないでしょうか?それに対して、読解の点数を落としている合格者は少ないようです。いずれにしろ、合格するには、配点に注目した方がいいです。

健闘をお祈りします。

参考URL:http://www.eiken.or.jp/keisiki_kaitei/index.html
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この回答へのお礼

わかりやすい説明ありがとうございます。
単純なんですけど。なんか、やれる気がしてきました
単語は文章で覚えるようにします。
また、問題をよんでから文章を読むやり方に早速切り替えて練習してみようかと思います。
本当にありがとうございました。

お礼日時:2005/03/06 03:59

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