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アメリカの総人口が約2億6000万人。
日本はアメリカの約半分の人間がカリフォルニアより
狭い国土(しかもそのほとんどは山林で住居には適さない)に暮らしているという異常な状態ですが、もともとなぜそんなに人口が増えたのでしょう??諸外国に比べ医療制度が万人にアクセスしやすいという事もあるでしょうが国民皆保険制度が整ったのはここ30年くらいの事だと思います。国別で人口が1億人を超えているのは米国、中国、インド、ロシア、(いずれも大国)ぐらいだと思いますがアジアの小さな島国の人口が1億人を超えてしまったという異常事態はいかにして起こったのか教えてください。

A 回答 (5件)

海外から食糧を買ってこられる金があるから


 自然界で生物個体の生息数は、食糧供給量に依存すると考えられる。
 日本列島での1600年ごろの人口が1,000万台、1720年を2,600万台とすると120年間で2.6倍の増加があり、これが幕末には約3,000万人になっている。ということは食糧生産が増加したと考えられる。つまり鎖国していて海外から食糧が供給されないならば、日本列島で養える人口は3,000万人程度と考えられる。これは農水省のHPからも分かる。
 農水省のHPによると、日本国民の食糧自給を確保するには、「国内500万haに加え、海外に1,200万haの農地が必要。このような私たちの食生活は、国内農地面積(491万ha(平成10年))とその約2.4倍に相当する1,200万haの海外の農地面積により支えられています。」とある。
 幕末期よりは食糧生産性は上がっているので、日本列島では3,000万人以上養えるが、単純に計算して、土地が3.4倍になれば、3,000万人の3.4倍、10,200万人が養えることになる。これだけしか養えない土地にこんなにも多くの人が飢え死にしないで生活しているのは、海外から食糧を買ってきているから。そして買える金があること。食糧以外の生産性の高い、ハイテク商品を輸出して、その金で食糧が買えるから。食糧自給率40%ということは、残りの60%は工場労働者が作った製品を輸出しているから。つまり、日本の食料の40%は農家が生産し、残り60%は工場労働者の働きによっている、と考えられる。
 日本の食料自給率が低いことを不安がる人もいるが、食糧生産が減少して自給率が下がったのではなくて、人口が増えたから自給率が下がったと言える。むしろ「こんなに狭い国土に、こんなに多くの人が食べていけるほど、日本は工業生産性の高い国だ」と理解すべきだと考えます。
 なお、工業生産性の低い国で、人口が多く、時々食糧危機により、栄養失調・餓死者が出るのは、その国で養える以上の人口を、先進国の援助によって養っているから。一時的にそれ以上に人口が増えると、飢饉が起き、養える人口に迄低下する。
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この回答へのお礼

レスありがとうございます。
日本は貧乏になったらおしまいということですね。

お礼日時:2005/02/08 14:04

『人口から読む日本の歴史』から数字を引用します。



日本の人口は、江戸時代初め頃には1200万人前後でした。
それが1720年頃までに3000万人に増加します。
江戸時代が始まって、戦争がなくなり、
農業技術の発達や開墾などで人口増の条件になったわけです。

しかしそれから明治維新頃まで、あまり人口(全体として)は変わりませんでした。
それが明治になってから再び増えだし、
昭和20年頃で1億人程度いました。
この間の人口増加はおよそ年1%です。

これは、医療の進歩によって、死亡率が減ったという理由がひとつ。
もうひとつ、近代化によって産児制限をする必要が無くなったことがあります。
江戸時代には日本の各地で、嬰児殺し、いわゆる間引きが行われていた証拠があります。
農耕地の拡大に限度があるとすれば、人口が増えると一人あたりの所得が減少するので、
それを防ぐために、積極的・消極的な産児制限を行っていたわけです。

しかし近代化によって、農村で余った労働力を工場に送るようなことが可能になり、
産児制限が行われなくなり、人口が増えたものと考えられます。
さらに、大日本帝国政府は、国力増強という立場から、
国策で多産を奨励していました。

人口増加の経過は以上のようなことですが、
これでは「なぜ狭い日本がこんなに多いのか」の答にはなっていませんね。

私見ですがそれは降水量の違いだと思います。
地理的なことを考えてみると、
日本は世界でも雨の多い地域であり、
農作物(米)を作る上で有利だったことがあるでしょう。
世界の多くの地域では、雨がいつも降るというわけではなく、
農業生産はどうやったって制限されます。
日本の場合、水に関してはそれほど深刻な不足はありません。
山が多いという欠点はあるにしても、
がんばれば棚田を作って農作ができます。
そういえば、バングラデシュもきわめて雨の多い地域です。
(ただし、上記の通り、明治以降の人口増加は別の要因によるものです)

参考URL:http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4061594 …
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この回答へのお礼

レスありがとうございます。
水ですね! 人間に必要なのはやはり水ですから
重要なポイントですよね。

お礼日時:2005/02/06 12:30

孔の開いた風船を膨らませてるイメージを考えてください。



現在の人口は増やそうとする力と死ぬことや流出で減らす力、そして全体の容量といったもののバランスです。
ベビーブームのように一時的な増やそうとする力の増大は全体的に一気に増えますが、増加に対抗する力も働きやがて安定します。
死による減少は健康維持や医療により抑制されるので風船の孔を小さくするように働きます。
また、文化、経済、食料などは日本という容量を決定し、人口密度が高い要因とも言えるかもしれません。

ところで・・
世界の人口のランキングをちょいとみてみたのですが・・
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%BD%E3%81%AE% …

人口密度と比較して・・
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%BA%E5%8F%A3% …

日本以上にバングラディッシュの人口密度の高さにおどろかされます。
人口自体が日本より多く、さらに人口密度も3倍近いです。

日本は周りを海に囲まれ、流入においても流出においても制限をうけますが、バングラディッシュは一応陸続きで囲まれていることを考えると人口密度の突出はおもしろい現象だと思います。
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この回答へのお礼

レスありがとうございます。
バングラディッシュって確か世界一貧しい国
だっと記憶があります。そんな食料もまともに
ありそうにない国で人口が増えるなんて不思議です・・・。 

お礼日時:2005/02/06 12:33

まあ、太平洋戦争のころから1億(実際には7千万くらい)はいたわけですし、


江戸時代、江戸は世界でも一番人口の多い都市だったことを考えると、
そのころからある原因を考えるのが良いかもしれません。

たとえば、米と魚中心の食文化。
魚は牧場を作って囲い込む必要がありませんからその分土地を別のことに使えますし、
米は単位面積あたりでは最も人を養いやすい作物です。

実際、人口密度の高い国を調べると、その多くが米を主食としています。

その他、気候、地形の面から衛生的で、疫病が少ないことも影響しているのでしょう。

参考URL:http://www.jica.go.jp/jicapark/kokusai/0404/4dat …
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長生きやベビーブームでは?

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この回答へのお礼

レスありがとうございます。

お礼日時:2005/02/08 14:05

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