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ヒトラーはなぜユダヤ人を迫害したのでしょうか。宗教の違いも関係あるのですか。どうか教えてください。

A 回答 (7件)

 まず、背景として元々ユダヤ人はどこの国でもあまり良い印象は持たれていなかったようです。

宗教的には、その拝金主義的な思想が一番の理由でしょうか。政治的には、個人主義的な思想で、ドイツ国内でも第一次大戦では従軍せず(全員がそうだったのかは知りませんが)、個人的な経済活動に力を入れていたために、戦争に負けて帰ってきた元兵士やその家族からは軽蔑されていたようです。金融恐慌に加え、ベルサイユ条約でドイツは莫大な借金を抱え、さらに意気消沈し自暴自棄になっていました。

 そういう背景があった時に、ヒトラーが反ユダヤ的な発言をくり返し、ドイツ人に優越感、さらには特権意識を芽生えさせることによって人気を上げてきました。その人気を持続するためには、ユダヤ人を差別するしかなく、さらに首相、総統へと権力を伸ばしていくためには、更なる民衆の支持が必要となり、挙げ句の果てには、ユダヤ人の市民権を剥奪することにより、純血主義による100%近いゲルマン人の支持を得ることになります。迫害が激しくなったのは、本人やゲベルスなどの取り巻きによる自己暗示とゲルマン系国民による期待によってどんどんエスカレートしていったのではないでしょうか。よくナチスは選挙で票を誤魔化したと言われていますが、別に無理に誤魔化さなくても、十分政権を奪える程の支持をもつようになっていきました。よく言えば公約を守ったと言えるのかも・・・。集団ヒステリーの典型ではないでしょうか。
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この回答へのお礼

詳しく教えてくださって有難うございます。
宗教の違い以外にも経済が深く関わっていたんですね。参考になりました。

お礼日時:2005/01/25 09:21

私が指摘しているのは、


1934年、政権を握り、同年、アウトバーン着工、40万人雇用。

ここまでは良いのですが、気になる点が一つ。
翌年、ユダヤ人虐殺に突入している点です。

この時点で、40万人雇用と言う、無茶苦茶な税金使用の為のバックフラッシュがあったと想像しています。

更に軍需拡大、一体、どこからお金は降ってきたのでしょうか?
国債以外考えられないのです。

公務員が増えてもGNPは逆に減少します。
物資も渇望します。

この方法は、一時的に良くはなっても民間企業が復興しなければ継続は不可能な技法です。
民間が軍需に走っても結局破綻します。
※内需に走らなければいずれ経済破綻に再突入します。

その結果が破綻隠しの暴走(戦争)だったと推測します。

国債を支払う国を無くし、更に残りは賠償金でまかなう方法であったのではないでしょうか?

40万人雇用。ではこの技法は現在何故取らないか?
一時凌ぎで効果が薄いのです。

いくら公共事業を拡大しても、企業は借金を銀行に返すだけで紙幣は流通しないのです。

日本政府を見れば、残ったのは、
※公共事業拡大による巨額な国債だけです。
更に国民の負担です。

ヒトラーだけが天才でこれを世界で1人だけ解決出来る。

私は、申し訳ないのですが、
絶対信じません。
借金(国債)で、今楽に見せかけ、ごまかしただけだと思っているのです。
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長文で、ごめんなさい。



#3さんの意見に賛成しながらも、自信なしです。(ごめんなさい)

ヒトラーがケインズ以前に先見的な明を持ちケインズ流の経済学を用いた事(公共投資によりドイツ経済の復興を実現させたこと)は、間違いありません。根本的な失業率の低下を実現していますから。

表題の質問に戻り、
>ヒトラーはなぜユダヤ人を迫害したのでしょうか。宗教の違いも関係あるのですか。どうか教えてください。

私見として、「宗教」でしょう。「選民思想」を含め。

当時の時勢から鑑みて。キリスト教徒にとって、「ユダヤ教徒」がどのような存在であったか?キリストを十字架にかけたのは、「どのような人達」=「ユダヤ教徒」です。

「キリスト教徒」vs「ユダヤ教徒」の歴史は、シェイクスピアの「ベニスの商人」を読んでみてはいかがでしょうか(なぜシャイロックなのか)。私個人人として”シェイクスピア”は、尊敬しています。が、宗教上の隔たりは感じます(個人としてです)。

”プロテスタント”の成立以前においては、宗教上、限定的に「金貸し」」禁止です。限定解除の条件は、”異教徒”です。

答えにはなっていませんが、改めて、「自信なし」とさていただきます。
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自信なしで回答しているとは言え、嘘を言うのはよくありません。



>しかし、政権を握ったナチス党は、
>経済改革は何も出来ませんでした。
>むしろ、返って悪くなって行きました。

ヒトラーは経済面では、たいへん有能な指導者でした。
破綻していたドイツ経済を復興させたのは、ヒトラーの手腕です。

ヒトラーは、当時は有効性が疑問視されていたケインズ経済学
の考え方を先取りし、軍備拡張と公共事業投資でドイツ経済の
建て直しに成功します。

詳しい内容は、下記の質問のNo.7で解説しています。
『ヒットラーを称えていました。』
 http://okweb.jp/kotaeru.php3?q=310655

参考URL:http://okweb.jp/kotaeru.php3?q=310655
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当時のドイツは、第一次世界大戦後の賠償金などで国家財政は破綻寸前でした。



当然、激しい演説で力で国民を引っ張るナチス党が政権を握ったからと言って、
「口で良い事をほざいても、金や食料は空から降っては来ません」

ここでやるべき事は、
「経済政策の公約、実行」
「物資、食料の増産、確保」
「不景気対策、融資優遇、失業者の雇用」
こういった、現実的な救済でした。

しかし、政権を握ったナチス党は、
経済改革は何も出来ませんでした。
むしろ、返って悪くなって行きました。

これでは、
「政治や経済に対する能力が全く無く、口先政権で役に立たない。」
これがばれてしまいます。

政府の責任では無い。ユダヤ人が悪いのだ。
こう「責任逃れ」をしたのです。

更に、戦争と言う「国家の一大事」を自作自演して人の目を経済に向けないようにしました。

「ヒトラー」こいつはただの「アホ」だこう言う非難をする人間は処刑、家族まで連帯責任を負わせました。
連帯責任。これは、軍隊で使う手で、ヒトラーは軍隊で学んで来ました。

V2ロケットを作るヒトラーを見て、
ロンメル将軍は、こうつぶやきました。

「愚かだ。その予算と物資があれば戦闘機が100機。戦車なら千両作れる。これですぐに戦況を挽回出来る」

ロンメル将軍は、ヒトラーから、
「毒を飲むか、家族全員処刑か、好きな方を選べ」
こう迫られ、自ら毒を飲みました。
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ヒトラーが若い頃、感銘を受けた本に(題名は覚えていませんが)


「国家を繁栄させるためには、ユダヤ人を排除しなければならない。」
と言う内容の事が書いてあったそうです。
ちなみにその書籍の扉のイラストに、鈎十字のマークが入っていたそうです。

以上はちょっと話が出来すぎのような気もしますが、
個人的には、No.1の方の理由と、
(要職にユダヤ人がついている事も多かったようです。)
第一次世界大戦の賠償金などで国力が落ちてきて、
ドイツ国民と国の国威発揚のために、
ユダヤ人への迫害が利用されたように思います。
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簡単にいうと、ドイツ人(ゲルマン民族)の職の確保のためです。

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