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掲示板の議論でよく、それは日教組の影響でと片付ける方がみうけられますが、
わたしの体験(20-10年ほど前に小・中学生だった)から言うと日教組がそんなに力をもっていると感じたことがありません。
中学は坊主頭で、国旗・国歌にそもそも疑問なんてありえなかった。今だと新聞に載りそうな暴力教師も多数いました。
都市部と地方でかなり違うものなんでしょうかね?
ご存知の方がいたら、過去から現在にわたって地方と都市でそれぞれ何割ぐらいの教師が日教組支持教師だったか教えていただけませんか?

また日教組ってのは私の学生時代よりも著しく衰退してるようですから近年起きるような問題とリンクするのが適当なのかはかりかねますがこの点もご存知の方ご意見お願いいたします。
私としては、赤い人たちよりもノンポリな人がはびこってきた結果だと思いますが。

A 回答 (8件)

日教組も県によって全然、違うそうです。


組織率の高い山梨は選挙支援はするが国旗、国歌がどうのこうのといった政治的な運動には不熱心だそうです。
解放同盟の強い地域では日教組も政治色が強い(広島など)とも聞きます。
はたまた栃木のように日教組がほとんどゼロといった県もあります。
地域格差はあると思います。それは日教組の組織率が高い=思想教育が強い、とは必ずしもならないのもミソで、組織率が高くても思想教育は何もしない山梨県教祖の例が顕著です。
いまは日教組は3割切ってますが昭和50年代まではほぼ5割超でした。
日教組は「教師は聖職」というのを否定したんですね、「教師は労働者」だ、と。全部が全部という訳ではありませんが、昭和20年代末期には「生徒を人質にとる」と批難されるような極端な思想教育が一部にあったのは嘘ではありません。
大方、どこの集団でもそうですが、何事かに熱心な少数の人々に、大多数の無定見な人たちが引きずられるというのがよくあるパターンです。組織率が落ちても「日教組が、日教組が」と言われるのは、例えば100人の先生の集団の中に、国旗だ、国歌だというのに熱心な10人の先生がいるとしますと、本当は特に意見はない残り90人はそれに流される訳ですね。付和雷同というのではなくて、そうした「空気」に異をはさみにくい感じになる訳です。
日教組がその実態以上に過大?評価されるのは、そうした教育界全体を覆う「空気」のせいだと思います。後は過去の日教組の行状でしょうか。創価学会が今でもバッシングされるのは昔の折伏大行進の強引な勧誘の記憶の残滓ですが、それと似たように過去の嫌なイメージがまだ日教組という言葉にあって、拒否反応を起こす人が多いという事かもしれません。そして日教組の中でも突出して思想教育に熱心な人はスポットライトを浴びやすい、すると目立ちますね。実は思想教育なんてどうでもいい日教組の人の方が多いと思うのですが、「木を見て森を見ず」で一部の過激?教師の言動を見て、「これが日教組か!」と早合点してる部分もあるかとも思います。
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この回答へのお礼

なるほど日教組もいろいろだったんですね。
誰しも自身の義務教育経験は特定の時期の9年しかないので、他の地域、過去のことなどわかって参考になりました。

お礼日時:2004/12/26 12:19

5番です。


>日教組の反対を押し切って盛っていったのは
のネタを。
学校内におけるいじめ対策における教員の役割に関係した最高裁判決があります。
いじめを行っていた生徒に対して.いじめられていた生徒をかばった教員がいます。校長は「学校内秩序を乱した」として教員を処罰し.処罰無効の訴えを最高裁は否定し.「学校ない秩序の維持」として.いじめの法的根拠を与えたのです。

したがって.法令を守る義務のある公務員としての教員は.いじめを肯定する義務が発生し.いじめを行っている生徒の支援といじめられている生徒の放置義務が発生しました。
これが.学校内におけるいじめを正当化する法的根拠であり.文部省の教育方針でもあるのです。
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この回答へのお礼

具体例を教えていただき、ありがとうございました。

お礼日時:2004/12/28 20:33

今までの回答にあるように日教組は都市と地方というより、特定の「県」で組織率が高かったとか、この「県」ではこういう方針だった、という面が強いと思います。



>日教組ってのは私の学生時代よりも著しく衰退してるようですから近年起きるような問題とリンクするのが適当でない
というのは、私もその通りだと思います。また
>赤い人たちよりもノンポリな人がはびこってきた結果
というのも、いじめへの対応などを見ると、そう感じられます。

すでに1980年頃、社会学者の小室直樹さんが同様の主張をしています。(小室.氏は明らかに右派、見方によっては極右の論客で、日教組教育には批判的なのにも関わらず。)
その著書『偏差値が日本を滅ぼす』の中で、当時の校内暴力などの荒れを日教組のせいにする意見に対し、
「各県ごとに、日教組の組織率と校内暴力発生率とに相関があるのか?また近年、校内暴力が激増したけれども、日教組の組織率が増えたとか、日教組の子どもへの接し方が変化したのか?」という疑問を呈しています。
ただ、#1の方の回答にもあるように、日教組の一部組合員が「秩序を破壊して無責任な体制を先導した」のは否定できないと思います。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。
小室氏の「痛快!憲法学」などには目を通しておりましたが、なるほど小室氏がすでに言ってたんですか。
大変参考になりました。

お礼日時:2004/12/26 11:46

私の地区では


日教組の連中が動いていたころは結構まともな教育をしていました。
1960年代以降.日教組の教育方針を否定した日教組ににた名前の団体が自民党系政治団体ができて.日教組の連中を迫害したのです。
大体1割以下の人を除いて日教組から新団体へ移動しました。残る人々も退職と同じに日教組から去りました。

「日教組の責任」と宣伝していますが.戦争直後に作られた教科書は公平な内容でした。それを戦前体制美化の内容に書き換えていったのが文部省教科書審議会であり.これを否定するのが日教組。日教組を迫害する(職場いじめする)のが新団体。
という流れでした。日教組組合員がいじめられる姿を見て.多くの児童生徒がいじめ方を学んだことも多子化です。

現在のような教育状態に.日教組の反対を押し切って盛っていったのは.文部省です。文部省の権力は強く.日教組組合員といえども文部省の小間使いの地位(公務員)に過ぎませんから.たいした力もないです。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。
新団体などについても調べてみたいと思います。

お礼日時:2004/12/26 12:26

No1 再びです。


やはり政治カテかなという気がします。

公務員は法律で決められた業務を忠実に履行しなければなりません。その法律が間違っていると個人的に考えるならば、公務員を辞めればいいことです。

市役所に生活保護を申請しに行ったときに、「あなたは申請事由を満たしているが、私と考え方が合わないので、受理しない」などと言い出したら、法治国家の根底が崩れてしまいます。

日教組は上の様なことを子供を人質としてやったというのが、私の考えです。 現在の教育の荒廃、人心の荒廃に対して、責任は重いと思います。
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この回答へのお礼

再度のご回答ありがとうございました。
ご指摘のとおり、子供相手に特定の運動をしたという例も多数あり、それに関しては非難されるべきと思います。

お礼日時:2004/12/26 12:32

直接の回答ではありませんが。


日教組の組織率は都市と地方の違いというより、県による違いとか学校による違いが大きいと思います。三重県や広島県は多い。
また、ほとんどの教師が日教組に加入している学校でも、普通の常識的な教育をしているところも沢山あります。
しかし、国旗や国家を否定する教育をする教師もいます。教えられた生徒も染まります。小学生が国旗を掲揚した校長にむかって「自分たちの気持ちを傷つけたことについてあやまってほしい」などと言うのは、やはり影響があるのではないでしょうか。(国立二小学校)
なお、近年起きるような問題というのが何をさすのかがよく分かりません。

参考URL:http://www.geocities.co.jp/WallStreet/4759/inyou …
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。
私も小学生が自発的に国歌・国旗に疑問を持つのはありえないと思っており、そんな小学校をニュースとして特異的に取り上げているのか、広く全国くまなくそんな感じなのか知りたいと思い質問させていただきました。
近年起きるとは問題とは、例えば学級崩壊、学力低下、ゆとり教育とかでして、日教組の勢力図とリンクしてないように感じています。

お礼日時:2004/12/25 20:01

今のわが国の公教育の荒廃を招いたのは


紛れもなく日教組ですよ。

教育現場に政治を持ち込んだんですから。
「社共代理戦争」などといわれてね、、。

今は組織率3割程度かな、。
ちなみにうちの家内も教員ですが、教育現場では、今ではむしろ組合活動皆無のどっちらけ状態だそうです。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。
どっちらけなのもよくわかります。
会社の組合もどっちらけのようです。
今問題なのは無関心、無責任、過度の個人主義のような気がしていて彼らのような集団で闘争する方々とうまくつながらない感じがして質問させていただきました。

お礼日時:2004/12/25 20:17

教育問題のカテゴリなので、私の回答は的はずれかもしれませんが、私は以下の様に考えます。



それまでの教育は儒教が基本になっていました。日常の生活でも学校の教育でも儒教的精神が元になって、年長者を敬い、自らを律し、他者に寛容の精神が重視された教育でした。

しかし、日教組は本来、組合活動ができない公務員でありながら、組合を結成し、自らの権利だけを要求し、義務を果たさず、儒教的な考えを衰退させて行きました。

その結果、現代に於いて、権利のみを主張し、義務を果たさない人間、責任を他人に転嫁する人間、自分が常に被害者であり、加害者は他にいるという考え方をする人間が増えてきたように思います。

>掲示板の議論でよく、それは日教組の影響でと片付ける方がみうけられますが、

と一刀両断にしてしまうのも問題かと思いますが、実際、日教組に勢力があった、1969年あたりと上記のような考え方をする人間が増えたきたように私自身は感じます。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。
政治カテのほうがよかったかな。

なるほど儒教的精神ということを考えると、
戦前派が現役からいなくなったこととリンクしてると解釈できるのかもしれません。

お礼日時:2004/12/25 19:52

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