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小泉さんは今までの総理大臣と比べても、首相在位がずいぶん長いですよね。
素朴な疑問なんですが、なぜこんなにも長い間続けられているんでしょうか?

今年の2回目の訪朝の時も、拉致被害者の家族の皆さんの小泉さんに対する非難は相当なものでした。本人はわりとひょうひょうとしていて、動じた感じはしなかった気もしますが。今回のイラクの自衛隊派遣の延長の件でも、野党からは痛烈な非難を浴びて支持率も急低下しています。
就任時に掲げた「構造改革」も口だけで、実際にはまだ何一つ実行されていないという意見もあります。このような状況の中でも退陣せずに政権が存続できている理由は何なのでしょうか?単に時期首相候補がいないだけなのですか?

A 回答 (10件)

 正確に言うと、一時期の首相があまりに在任期間が短すぎただけでしょう。

細川、羽田内閣の非自民連立政権は小所帯の寄合いでまとまりがとりにくく、野党として自民党がつよい勢力を持っていたために簡単に崩壊してしまいました。与党(与党連合)の基盤が極めて脆弱だったせいです。
 その後の村山、橋本の自民・社会連立政権は、細川、羽田時代とはちがって比較的強固な与党連合を持っていました。連立の相手がかわってからの橋本、小渕政権も同様です。森は当初からワンポイント・リリーフの意図でつくられた政権であったために、与党が首相を守りきる意思がなかったのでしょう。
 つまり、与党が強固な政権(議会で多数を占める。連立の場合には小さな政党がたくさん集合するのよりも、大政党が二つ三つ集まるほうが安定感が高く、各政党間にしっかりとした連携がある)は長持ちし、弱い政権は短命に終わるという政治の常識どおりにことが進んでいるといえるのではないでしょうか。
 構造改革を掲げて自民党内で評判がわるく、小渕という有力なライバルがいた橋本でも2年、小渕も2年足らず、首相の座にありました。小渕はあのままゆけばかなりの長期政権(ポスト小渕がいない、という小泉とほとんど同じ理由で)になった可能性が高いのですから、橋本内閣以降の自民党には長期政権を維持する基礎体力はあるといえます。
 要はその基礎体力の上に立って「支えるに値する首相か」「その人が首相でなかった場合のデメリット<首相であるメリット、かどうか」ということでしょう。「首相でなかった場合のデメリット」の最大のものは、首相候補がいないまま自民党が野党となることです。それがいかにつらいことか、細川、羽田政権時代に彼らは骨身にしみて知っていますから「小泉デモ」いないよりましということなのでしょう。橋本も小泉も政策は大してかわりませんが(むしろ橋本のほうがある面においてはより意欲的な行政改革へのとりくみを見せた)、橋本のときは「橋本でなくても小渕がいる」、小泉のときは「小泉でなくてだれがいる?」なのが最大の違いであるといえます。首相の首を切ってその後継がいるのならいいが、いなかったら野党になるしかないわけですから。
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いままでがコロコロ総理大臣が替わりすぎていたいうこともあるのではないでしょうか。

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小泉さんについては、思ったより他の政治家と違う事が出来ていると思いましたが、明らかに日本の社会を悪くしていっていますね。

就任前の首相候補4人のうち、一番中身のない話しか出来なかったのに、人気とパフォーマンスで首相になってしまい、そのうち抵抗勢力と折り合うようになり、手の施しようがない状態ですね、今は。最悪なのは、政権与党の中で、この変人の変わりがいないというのが厳しいですよね。でも、小泉さんが評価されている分野というのは、国内外の有識者が約15年~20年以上も前に言われていた事ばかりで、それに手を付けただけで英雄扱いしているのも、困ったもんだと思います。それは、先を見通している人なら全然前にやっていた事を、他の政権が先延ばしにしてきただけの事ですから。三位一体の改革も、小さな政府にして、財源を地方に完全に移す事によって、各地方の諸事情にあった行政を、スリム化する事で、費用の圧縮ときめ細かなサービスをするのが本来の狙いのはずが、逆に地方の首を絞めているような気がしてなりません。単純に日本にリーダーが育つ素地がないという事なのでしょうか?愚行でも動く人がもてはやされているだけだと思いますし、いまだに既得権益を政治家が引っ張り込む事を投票行動の中に期待する動きがありますから。本当に難しいですね。政党ではなく、政策集団がイニシアチブを取れる政治体制に移る日を願うだけです。
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参考程度に


小泉さん支持してます。
議員内閣制ですから議員さんであれば、誰でも総理にはなれるチャンスはありますね。歴代総理で、まともな仕事を1つされた方は中曽根元総理の国鉄解体、民営化ぐらいでしょうか。そのほかのかたがたは負債を増やしただけですね。金をばら撒いただけの総理もいれば、災害に自衛隊の派遣すら出来なかった社会党系の総理もいましたね。小泉さんは、道路公団、金融自由化と郵政民営化が公約ですからそれをやってもらうといいんじゃないですか。自衛隊の派遣問題などは、小さなことですね。何をわれらが言おうが50年も前から公務員としているのですから、それ相応の仕事はしてもらわないとこまりますね。税金分はしっかりどこなれ仕事をせよだけですね。
小さな政府に一歩でも近づけないと、つまるところ大増税になりますね。潰すこと出来なくて増税反対もないですね。現状の省庁も福祉も何もかも今までどおりのばら撒きであれば、自民・民主・共産・公明といわずサルでも総理はできますよ。議員、公務員みんな首にしてもやるという議員がいれば、いいけど当選しないのですね。小泉さん、道路公団、郵政ぐらいだけど、やる間は応援ですね。民主党は次回を狙うのなら何を潰すか明確にすれば、次回支援してもいいかもね。でも相変わらず何も変わらなければ、社会党のようにお払い箱になるかもね。
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>「構造改革」も口だけで、実際にはまだ何一つ実行されていないという意見もあります。



日本は、北朝鮮や中国のように独裁国家ではありません。小泉さんが、この点を改革しようとしても、議会制政治では、足を引っ張る族議員もいます。小泉さんが、100を叫んでも6,70%位で妥協せざるを得ないこともあるでしょう?>何一つ実行していないと言う方に聞きたい、100%は先に述べた通り誰がやっても出来ません。郵政、道路公団、良し悪しは別にしても、変化しつつ在る事は事実でしょう?

これは、別問題ですが、世界中が、イラクに大量破壊兵器は無かったが定説ですが、私は、戦後60年にもなって、中国や国内でも猛毒が発見されていることを思うと私は、??? なのです。
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衆議院選挙で勝った現職の総理大臣は長期安定政権になります。


参議院選挙で負けてもあまり責任問題にはならず、幹事長が責任を取って交代する程度です。
それほど総選挙で勝つことは永田町では重みがあることなのです。
下がったとは云え、支持率も50%程度を維持しています。森さんは20%くらいでなかったですか。。

本人および周辺でお金の問題がないのとマスコミのあしらいかたが上手なことも理由では。。

橋本派と江藤亀井派を封じ込めたのも大きいと思います。
野党の批判は痛烈とは思えません。例えば靖国問題ではA級戦犯の戦争責任はふれても天皇の戦争責任の問題になると何も言えないし言わない。
証人喚問すれば『新聞によると、週刊誌の。。』まるで責任のがれの『記憶にございません』と同意語でしょう。
民主党が政権を取ったら730兆円の借金が無くなるのですか。自民党が政権の時の借金だから自民党に返してもらうというわけにいかんでしょう。
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簡単な話なんですけど、『じゃあ誰が次にやるのか』ってことです。

自民党の国会議員の中にここまで野党の批判を飄々とかわせて且つ、言う事をころころ変えない人はこの人ぐらいですし、野党が政権を取るとして『誰がやる?』ってことです。
野党の人たちは批判がお仕事。自分が責任を持ってやる時になると自民党とあんまり変わらない内容になって、自分の党の政策等は押し込めてしまう傾向があります。
その為自民党の長期政権があるのですが、今の野党第1党の民主党にしても元をただせば自民党ですから、変わったところで中身はあんまり変わりません。
その為選挙で逆転がほとんどないんですよね。構造改革に関しての批判にしても最近の首相の中では比較的公約を守っている人です。トップダウンが出来ない状態にされているので、自分の権利を守ろうとする族議員の反対が多いんです。
自分考えをしっかり持っている首相なので立派な人だと思います。最近は疲れてきたのか変な人事を行いますが、会見も多いので記者が馬鹿な質問しなければもっと支持率は上がるでしょう。
派遣延長にしても、復興支援で行ってる(名目上だけでも)隊がほかの国の軍隊がいないと危険だから帰るというのは今まで人を出してこなかった日本にとっては、国際社会に『やるじゃないか日本自衛隊』と思わせる機会を失うことになり、発言力を削る原因となります。現野党が今政権担当になったら同じようにする可能性は大いに有ります。
政治家は自分の保身の為に国民受けのいい事を言っているだけ、代替案のない野党は政権担当にはなり得ないので政党の交代はありえない。与党にはリーダーシップを取れるのがいないから小泉陣営の退陣もありえない。と言うことから長続きしています。
若手の意見はほとんど通らないので、変えるなら2世議員の制限と、一定年齢以降の立候補の制限と政党制の解体が必要。政党の意見ではなく自分の意見に会ったほうに自由に賛成できる議会制民主主義の再構築が本当の構造改革になるのではないでしょうか?
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政治なんて全く分かりませんが…


小泉政権が続いているのは、小泉さん自身が辞める決断をしない限り、続けることのできるシステムになっているからではないでしょうか。

それを支えているのは、未だにそこそこある支持率だと思います。これは、他にいないからと北朝鮮問題などは小泉さんが辞めるといろいろ影響があるというのもあるかもしれません。そして、何より米国との良好な関係だと思います。米国の強力なバックアップが小泉さんを支えているのだと思います。
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素人の意見です。



やはり次期候補がいないというのが、最大の原因でしょうね。

今、イラク問題、北朝鮮問題、構造改革などなど、大変な問題がたくさんありますよね。
小泉さんがどういう政策を取ったところで、非の打ちどころがない完璧なものなんてないでしょう。
周囲はその欠点を突付くことぐらいしかできないようですし・・・。

与党内でも、なんだかんだ言っても小泉さんほど人気があって、「結果」を出す自信がある人がいないんでしょう。
今よりもよくできる自信がないから、与党内からはなかなか次期候補が出ない。
首相にはなりたいが、批判しかできない野党もそれほど支持を集められないという状況なので、小泉さんが長期政権になっているのでしょう。

個人的には、数名だけでも北朝鮮から連れて帰ってきた小泉さんは歴史的成果を上げた首相だと思います。
今までの人は見て見ぬフリでしたし、もし小泉さんがやらなければ、今後の首相も何もしなかったでしょう。

実行力については批判が多いようですね。
問題があることを世の中に教えたから、変えられないことへの批判が出ているんですよね。
他の人はそういう問題が存在することを隠していたから、目立たなかっただけではないかと思います。

こんな意見もあるということで・・・。
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野党は批判しますが、国民が政治に関心薄なので、


下ろす為の決定的なパワーソースがないんでしょうね。
時期候補もいませんし。

だんだん自分さえよければいい人が増えて、首相なんか誰でもいいと思ってるんではないでしょうか。
私も首相が小泉だろうが、なんだろうがどうでもいいと最近は思っています。
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