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韓国文化の恨と言うのは、つまりは文字通り恨んで恨んで、絶対許さないぞ!と言うことなんですか?
それとも何か、もっと深い意味があるのですか?

A 回答 (4件)

 御質問をいただいていたのに気が付かず返事が遅くなりました。

難しい御質問ですね。確かに日本の植民地時代の記憶というのは体験者が多数生存しておられるわけですから、ついこの間起きたような新しい歴史なわけで韓国・朝鮮の、また中国や他の国の人々にとっても共通した感情があるわけでしょうが(我が国の一員である沖縄も)殊、韓国・朝鮮において件の「恨」なることばが近世以前から存在していたらの前提ですが、そうであるなら、ひとり日本国に対しての恨みの気持ちだけを意味しているのではないと思います。もっとも一般の韓国・朝鮮の民衆は単純な意味で使用しているのかも知れませんけれども。韓国・朝鮮の人々の怒り、悔しさには倫理に反した政策を行った日本に対する憤りだけではなく力負けした悔しさ、いやそれ以上に、こんな日本に従わなければならなかった情けなさ、自国を守ることができなかったことのコンプレックス、非道な行いをした日本があろうことか世界第一級の経済発展を遂げたことに対する割り切れなさ羨ましさ・・・と、それはもう複雑な感情であろうと思います。
 しかし視点を変えてみれば、どこの国でも、特に軍事力が強くなれば他国に征服欲を催すのはありがちな成り行きで当の朝鮮半島だって条件さえ揃っていれば
加害者側には絶対にならないと誰が断言できましょうか?その昔は日本も何度も蒙古に襲われたことがあったということですね。国家の問題も個人のレベルに引き付けて考えてみると分かり易いと思います。人間というのは不可解なもので一般には在日の人々というのは強制的に或いは自国にいては食べていかれないような状況に日本がしたから渋々移住せざるを得なかったという経緯がよく知られていますが実際はそういう事情と一切関係なく日本へ来た人も大勢いるのです。それがまた彼の国の人たちの心中を複雑にしているかと思います。本国においては在日韓国人に対して少々微妙な態度で接することがあると聞いたことがありますが、上に述べたような心理も絡んでいるのかなと考えます。私の周囲で知る限りの在日の人たちを見ていて、いつも不思議に思うのは非常に強く連帯感を感じているようでもあり反面お互いに軽蔑し合っている様なふうにも見える。それこそ日本人よりも同胞のほうを低く見下げているかのように感じられることがあるくらいです。多分とても複雑な感情を閉じ込めているのでしょう。
 私が「恨」ということばに深い意味が含まれているのではないかと感じたのは昔ふとした機会があって目にした冊子に「青山にあり」(記憶違いかも分かりません)という彼の国の昔の詩が載っていまして、そのなかの一節に「石のごとく我は泣く」とありまして、そのことばに深く感じ入るものがあったからです。
 何しろ専門知識がないもので答えになっていないでしょうね、本当に御免なさい。
 
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「恨んで恨んで、絶対許さない」だけではないと思います。


ハン 1 【恨】 〔朝鮮語〕植民地時代の抑圧の中で、朝鮮の民衆の中に蓄積されてきた痛恨・悲哀・怒りなどの感情。[大辞林(国語辞典)から]
ここで単に「怒り」だけでなく「痛恨」「悲哀」がともに入り混じった感情であることが重要であると思います。
アメリカ原住民が白人に武力征服されて持つ「怒り」とかアメリカの黒人が差別に対して白人に抱く「怒り」とは異なり、大韓民国・朝鮮民主主義人民共和国の人々が日本人に対して抱く「怒り」には、「痛恨」と「悲哀」の念が混じっているのです。

わかり易くそれを説明しますと、文明的にも文化的にも日本より優れた国である朝鮮国がいわば野蛮な状態であった日本国に、稲作文明、宗教・彫刻・陶磁器・文字・音楽・法令等々あらゆる文明を伝授してきたにもかかわらず、ちょっと西洋文明をかじっただけで、増長して征韓論などとけしからんことを言い出し、先輩に刃向かって武力で征服し野蛮な行いをやりたい放題にやって威張りかえってきた。野蛮人たる日本人に対する朝鮮国の気の緩みがあったことに対して「痛恨」「悲哀」の念を抱くと同時に、いやそれ故にこそ、その「怒り」は遺伝子のレベルで朝鮮民族に刻み込まれており、反日教育など全く受けていない若人であっても、ほんの少しのきっかけさえあれば遺伝子のハンの念に呼応して「怒り」となって爆発することがあるのです。これが「ハン」の文化であり、反省の念をもって、今後数百年は消えることはないと考えておくべきものと思います。
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国民性ってものでしょうね、、、


被害者意識っての 探してみると恨の内容 わかると思います。。。
どこかで 植え付けられたんでしょうね、、、
国民のほとんどが そうですから、、、
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こんにちわ。

何故こういうことに緊急の疑問を持たれたか分かりませんが身内に在日韓国人がいる縁で私なりに理解していることをお知らせしましょう。御存知のことと思いますが韓国・朝鮮においては日本の植民地時代に象徴されるように国家・民族レベルで苦難の歴史を背負っております。日本の植民地時代以前の歴史については残念ながら私は詳しくないのですがエネルギッシュな日本列島、大国中国大陸に挟まれた地理的条件からも脅威を感じる機会は多々あったのではないかと想像します。こうした国家レベルでの苦難の歴史の積み重ねから来る民族全体が共有する潜在的意識及び情熱的で、悲劇的現象に対する感受性の強さという民族気質から来る悲壮感を「恨」という一字に託したものであり、日本人が普通に使用する恨みという意味よりももっと深い、むしろ我々が言うところの「無常感」を激しく表現したものかと感じております。少なくとも単純に誰かを指して恨みを抱くというようなことでなく、言わば、この世界全体に対する、どうしようもない悲哀感を訴えていることばではないかと考えています。独断かも知れません、御免なさいね。
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この回答へのお礼

つまり、恨とは日本や、中国にのみ起こる感情で、韓国、北朝鮮、在日にかかわらずある感情と言うことですか? 何か、例をあげてもらえると分かりやすいと思うんですが。韓国の反日感情イコール恨と、考えていいでしょうか?

お礼日時:2004/11/10 22:07

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