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中越地震に被災された方の、早期復興を心よりおいのりしております。

地震保険とはどういったものなのでしょうか?
私が理解しているのは、
1・地震に際しての、建物の崩壊などのに適応
2・地震を起因とする火災による建物の延焼などに適応
と理解しているのですが、違いますか?

この保険の支払い額は1、2どちらの場合でも
建物の「最建築費用」分まで支払われない。で正解でしょうか?
(仮に建設時3000万の建物なら3000万の支払い)
また被災時、保険金の支払額は、建物の現状価値価格のみの支払いなのか、
保険を掛けた時点での建物価格の?%の支払いになるのでしょうか?

と、なるとナゼ地震保険に加入なさるのでしょうか?
やはり、多少なりとも保険が出た方がいいから・・・という理由でしょうか?
また、地震保険は火災保険のように長期ではかかられないと聞きました。と、言う事は簡単に掛けたり、外したりが出来るということでしょうか?

真剣に加入しようか思案中です。
御助言をお願いします。

A 回答 (7件)

>1・地震に際しての、建物の崩壊などのに適応


>2・地震を起因とする火災による建物の延焼などに適応
と理解しているのですが、違いますか?
その通りです。

>この保険の支払い額は1、2どちらの場合でも
建物の「最建築費用」分まで支払われない。で正解でしょうか?
(仮に建設時3000万の建物なら3000万の支払い)
一部の保険会社では火災保険金額と地震保険金額を同額で引き受け可能な商品はあることはありますが、一般的には"違います"と答えさせていただきます。
仮に建物に3,000万円の保険金額を掛けた場合、地震保険で掛けられる保険金額の範囲は900万円~1,500までの間になります。(火災保険金額の30%~50%)

>また被災時、保険金の支払額は、建物の現状価値価格のみの支払いなのか、
保険を掛けた時点での建物価格の?%の支払いになるのでしょうか?
地震保険が支払われる場合、「全損」「半損」「一部損」の3段階しかありません。
例えば地震保険を1,500万円で掛けていてた場合、建物の全損は1,500万円(100%)、半損の場合は750万円(50%)、一部損の場合は75万円(5%)になります。 これ以外のパターンはありません。

>と、なるとナゼ地震保険に加入なさるのでしょうか?
やはり、多少なりとも保険が出た方がいいから・・・という理由でしょうか?
地震保険に加入されている方の考えは様々かと思います。当然ご質問の内容のような考え方の方もいらっしゃるかと思われます。
地震保険に関する法律の趣旨としては、被災物件の完全復旧ではなく被災者の生活の安定に寄与することを目的にしているそうです。

>地震保険は火災保険のように長期ではかかられないと聞きました。と、言う事は簡単に掛けたり、外したりが出来るということでしょうか?
地震保険は最長でも5年間の契約になります。
1年間ごとに自動更新されるか5年ごとに更新される方が多いように思います。
基本的には火災保険の引き受けには地震保険のセットになっていると考えられたほうがいいでしょう。
保険期間の途中からの中途付帯も可能です。
※ 今のお住まいが昭和56年6月以降に新築されたのであれば、登記簿や建築確認書などのように"新築年月日"のわかる公的な機関が発行する資料のコピーを地震保険加入時に添付されると、わずかではありますが"建築年割引(10%)"という割引が適用されます。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

>地震保険に関する法律の趣旨としては、被災物件の完全復旧ではなく被災者の生活の安定に寄与することを目的にしているそうです。

私が常々感じていた、地震保険に関する疑問が払拭されました。
地震保険をかけても、建物自体の完全復活は、余分に高価な保険を掛けない限り難しそうですね。
そして、無知なもので分からないのですが、たとえ建物が(地震、火災共に)無くなっても、やはりローンの支払い責任はあるのですよね?流石にこれまで、消滅しませんよね。

Secretdesireさんは専門家のようですので、併せてお聞きしたいのですが、
阪神淡路大震災の時は地震保険(地震を起因とする火災も含む)は下りたのでしょうか?
以前、このことで裁判になっているとういnewsを聞いた覚えがあるもので。

お礼日時:2004/10/26 13:46

#3です。


確かに地震保険の保険料はかなり高くなるというイメージがあります。
火災保険や地震保険の保険料は、場所(地域)と構造によって決められます。それによっても違いますが、保険金額は火災保険の半分で、保険料は火災保険の倍といったケースもあります。まあそれだけリスクが高いということですね。

また#3にも書かせていただきましたが、「地震保険の保険金額が火災保険の半額」という点ですが、最大100%まで補償のできる商品もあります。

この回答への補足

【補足欄ですがお礼として・・・】

多くの方に回答を頂き、大変勉強になりました。
この場をお借りしてお礼申し上げます。

補足日時:2004/10/29 19:23
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この回答へのお礼

ありがとございます。

「100%保障」もかなり魅力ですね。保険料の見積もりをかけて、それから考えて見たいと思います。

お礼日時:2004/10/29 19:07

最近の建物は、建築基準法の改正もあり、かなり耐震構造となっていますが、やはり地震保険は必要だと思います。


とくに、大地震の際は、建物だけでなく家財も甚大な被害が発生します。
保険金支払の際も、建物の損害額の査定には多少時間を要しますが、家財の査定は比較的容易で保険金の支払も早いと聞いております。
建物の地震保険とともに、家財の地震保険にも加入を検討してください。

地震保険の追加知識でも、、

地震保険は、S39年の新潟地震を契機に、S41年にできた「地震保険に関する法律」に基づき、「被災者の生活の安定に資することを目的」として、損害保険会社と政府が一体となって運営している保険です。

この地震保険と自賠責は、加入した保険会社が破綻しても100%補償されます。

ただ、1回の地震による保険金総支払限度額が4兆5千億円を超えた場合は、加入金額で按分され支払われる保険金が減額されます。

ちなみに、平成7年兵庫県南部地震(阪神・淡路大震災)
では、65千件・783億円の支払がなされています。

H15年の地震保険の加入率は、全世帯数の17.2%、H5年から10%加入率がアップしています。やはり、阪神・淡路大震災の影響でしょうね。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

そうですか・・・。阪神・淡路大震災後からは地震の件の加入率がアップしてるのですね。
「天災は忘れた頃にやって来る」でしょうからね。

地震保険に対する疑問、疑念も払拭されたので、前向きに検討します。

お礼日時:2004/10/27 10:23

#1です。


私の場合ですが、中古物件(土地建物)を購入したんです。
火災保険の担保で、思ったより建物評価が高く保険金額が
借り入れと同じでありました。よって全壊の場合、家が建つ、半壊の場合借金して立て直し、一部なら補修というパターンを想定しました。以上を考えますと築浅の中古物件は保険の分でも得するような気がします。
 そしてまた最近地震が少なかったためいやな予感がしたこと。
 またもし来ても行政をあてにしたくないため。 
奇しくも引っ越しは新潟の地震の日でした。
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この回答へのお礼

再三の回答ありがとうございます。

我が家の場合bottanさんと違って、
「全壊=更土地にして実家に戻る」
のパターンしかありえませんが、前向きに検討したいと思います。

>奇しくも引っ越しは新潟の地震の日でした。
この言葉に背筋も凍る思いです。近頃おもうのですが「天災は忘れた頃にやって来る」ですね。

中越地震の被災者の早期復興を願わずにはおれません。

お礼日時:2004/10/27 10:19

【ANo.2のお礼より】


>たとえ建物が(地震、火災共に)無くなっても、やはりローンの支払い責任はあるのですよね?
残念ながらあります。 車のローンや電化製品等のローンも同様です。

>阪神淡路大震災の時は地震保険(地震を起因とする火災も含む)は下りたのでしょうか?
以前、このことで裁判になっているとういnewsを聞いた覚えがあるもので。
当然ですが地震保険に加入されていた方に対しては、損害の程度に応じた保険金が支払われております。
裁判で争われていた案件は震災の数日間後に延焼してきた建物に対しては地震保険ではなく火災保険での対象になるのではないか? という件がありましたが、結局裁判の判決でも火災保険では対象にならないとなりました。(半焼以上の場合であれば火災保険からも地震火災費用が保険金額の5%でなおかつ300万円程度が限度ですが支払いの対象になります)
あとは某共済の地震に際しての約款の落ち度による訴えは共済側が敗訴しましたよね。
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この回答へのお礼

再三の回答ありがとうございます。

阪神淡路大震災のnewsが頭から離れなかったもので、地震保険自体に疑念がありました。
ですが、SerectDesireさんのお陰で全て解決しました。

保険自体には保険金が「全壊」でも、50%の支払いしかない事はかなり不満ですが、前向きに検討してみたいと思います。

お礼日時:2004/10/27 10:12

ここでいう「地震保険」は住宅の建物・家財を補償するものですね。



保険金支払い要件については理解されているようです。特に地震による火災については火災保険本体で補償されると誤解されがちですが、それは違います。火災保険からはお見舞金程度のものがでるのみです。また類焼・延焼もそうですし、地震発生から数時間後に出火した場合なども自身が原因と考えられるので、補償されません。一般と火災保険で補償されないのは、地震時には通常の消火活動ができないなどそのリスクを通常時と同様に考えるのは無理があるとされているからです。

地震保険の支払いの元になる数字は「時価」なので「再調達価格」といわれる数字とは関係がありません。保険金額は火災保険の保険金額の30~50%で設定することになっています。ということは地震時に全損となった場合でも最大で「時価の50%の保険金が下りる」のみということです。

>なるとナゼ地震保険に加入なさるのでしょうか?
これはそれぞれの価値観でしょう。半分しか出ない保険は意味がないとする人もいれば、半分でもいいから保険金が欲しいという人もいるでしょう。tcrmさんはどちらでしょう。全く違う価値観かもしれませんが。

長期の契約ですが、5年までの契約は可能です。いずれにしても火災保険とセットでしか契約できません。ですから基になる火災保険が1年契約なら地震保険も1年契約となります。本体部分より長い保険期間を設定することはできません。また基の契約の保険期間中に地震を付帯することもできますが、その場合は基の保険の満期日に地震保険の満期日をあわせることになります。

とここまで書いたのは損害保険会社と政府の共同事業です。
一部の保険商品には「地震保険上乗せ特約」をつけることによって、地震保険金額が倍になるものがあります。
つまり本来30~50%の倍ということになるので、その特約をつければ60~100%までの地震保険になります。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。


契約期間は最長5年ですか。その後、延長、解約など決める事が出来るのですね。

地震保険は保険料が高いと聞いていたので、少し尻込みしてましたが、契約期間が変更できそうなら、今はまだ、自宅が「築浅」なので掛けておくのも、一案かもしれませんね。

お礼日時:2004/10/27 10:06

最近保険に入りました。


タイムリーな記事が以下のURLに・・。

参考URL:http://money.msn.co.jp/insure/column/columncon.a …
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この回答へのお礼

ありがとうございました。
お教えいただいたURLも覗いて見ました。

大変厚かましいのですが・・・。
最近保険に入られたとの事。入る決め手は何だったのでしょうか?
又、記事にも出ていましたが、「保障されない範囲を補う保険」にも加入されましたか?
差しさわりの無い範疇でかまいません、どうかお教え下さい。

お礼日時:2004/10/26 13:33

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