プロが教えるわが家の防犯対策術!

他のカテゴリで似たような質問をしたのですが、
すみません。

ちょっと前にあった白い巨塔というドラマについて
ですが、確かにあれはドラマだから誇張している
というのはわかります。
でも、実際に大学病院とかにはあんな医者が
本当にたくさんいるのでしょうか。
民間病院のほうが、良心的なスタッフが
多いのでしょうか。
総回診というのは教授の権力を誇示して
拝み奉るための儀式のように見えてままならない
のですが、どうでしょうか。
部外者なので病院の実状というものが
よくわかりません。
お願いします。

A 回答 (6件)

他の方と重複しますが私の感想を書きます。



もう40年位前の小説ですから、当時はあったかもしれませんが今では殆どの話がありえないのではないでしょうか?

やたら大学病院や教授の権威とか権力志向の医師の姿を描きたかった様ですが、今とはちょっとずれてますね。確かに大学勤務医の中には助手→講師→助教授→教授→病院長(学部長、学長)→地域中核総合病院院長で上がり、というすごろく人生を夢見てる人はいますが、昔と違い今では、「教授になっても業者との癒着による賄賂が全くない」「教室員のバイト料のピンはねが出来ない」「市中病院も独立採算性をとっており教授だからといって経営能力がなければ退官後の就職先がない」「教授の絶対的権力の源であった人事権も薄れて来つつある」等々ないないづくしで、権力を握ってもうまみがなくなっているのが現状です。更に今では面と向かって教授を批判したり、逆らう人間も出てきてます。教授の威光も地に堕ちたものです。

助教授が一派を引きつれ高級クラブに行くなんて夢もまた夢です。第一いくら教室員に人気があっても、決めるのは教授会ですから、自分の味方を教室内に作ってもなーんの意味もありません。大学の給料知ってますか?教授、助教授クラスで手取り50万位、賄賂がなければあんな世界ありえません。

教授回診も教室としての治療方針が一貫してないといけませんから当然行われますが、教授も全ての疾患において最先端の治療を網羅している訳ではありませんから、ごくたまーにトンチンカンな事を仰る事もあります。そういった場合は我々教室員がきちんと治療方針を変更します。市中の病院の方に良い医者が多いかどうかという点ですが、これは場合によるでしょう。市中病院では基本的に主治医が一人で治療方針を決定します(もちろんカンファランスがある所もあります)ので、いいDrであれば問題ありませんが、そうでない場合は悲惨です。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ありがとうございました。
総回診というものがどういうものなのか
よく分かりました。
大学病院や教授の概要についても今まで
知らなかった部分がよくわかりとても
参考になりました。

お礼日時:2004/10/23 14:15

>実際に大学病院とかにはあんな医者が本当にたくさんいるのでしょうか。



あんな医者とは誰を指しているのでしょうか?
財前医師のような医者は程度の差があれいるでしょう。しかし里見医師のようなレベルの低い内科医はほとんどいないでしょう。
又研修医がいましたが、自分の指導医に相談もせずに、学会先の教授に電話をして指示を仰ぐような非常識な研修医も全く存在をしないでしょう。

その科に入院した患者さんの最終責任者は教授です。医師は患者さんを診察もしないで治療方針を決める事など出来ません。その為教授も患者さんを何らかの方法で診察をするのですが、一度に回診をした方が効率的ではあります。

熱心な教授は、回診以外にも時々患者さんの診察をする事が有ります。しかしあまり頻繁にそれをすると、受け持ち医を信用していない事も考えられますし、患者さんも受け持ち医に不信感を抱く可能性もあります。なんでも程度問題でしょうか。
最も最近の教授回診は、科によっては受け持ち医と学生しかつかない事もよくありますね。

当たり前ですが民間病院でも大学病院でも良い人もいるし良くない人もいますよ。但し大学病院には患者さんが押しかけてきますので、どうしても診てあげるような感覚に陥りがちですが、民間病院は患者さんに対する対応が悪いとすぐよその病院へ行ってしまいますので、やはり違うでしょう。

参考URL:http://okweb.jp/kotaeru.php3?q=815831
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ありがとうございました。
総回診がどういうものか。
民間病院と大学病院の違いとその理由と
いった点について今までわからなかったことが
わかりとても参考になりました。
ありがとうございました。

お礼日時:2004/10/23 14:13

総回診は本来は次の理由があります。


1.入院患者さんは、システム的には各教授の担当になりますが、実質的には教授の下にいる「助教授」「講師」「助手」あるいは「副手・研修医」(大学により呼び名は違います)といった医師が診療にあたっています。
回診の際には直接教授が患者の容態を確認し、診療方法の確認・修正を行ったりします。
2.そうであれば、本来は直接の担当医だけでいいのですが、もう一つの理由があります。
それは大学病院の機能としては「診療・教育・研究」という3本柱があります。ここで「教育・研究」のために、多くの人間を引き連れて、色々な病状・症例の患者を実際に研修医等に見せたり、難症例を何人かで検討する必要があります。
>実際に大学病院とかにはあんな医者が本当にたくさんいるのでしょうか
たくさんいます。ある時間に実際に診療にでているのは大学病院にいる医師の数分の1と思っていいでしょう。
では残りの人間は何を行っているかというと「教育・研究」を行っています。

という理由により回診が行われるのが本来なんですが、確かに「白い巨塔」は誇張され過ぎですが、まったくうそではない所が恐い所です。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ありがとうございました。
やっぱりドラマだから誇張はされているんですね。
でも、そういった傾向もあるという現実と
大学病院の内情についてよくわかり、理解が深まり
ました。参考になりました。

お礼日時:2004/10/23 14:12

こんにちは


以下のような本が出ているようですので、一度ご覧になられてはいかがでしょうか?
すべて事実として鵜呑みにするのはいけないかもしれないですが、読み物としては面白いと思います。
*******************
医者だから言える大学病院の「本当の話」―それでもまだ、「大学病院」に行きますか?
王様文庫
米山 公啓 (著)

参考URL:http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4837960 …
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ありがとうございました。
サイト名まで教えていただきありがとうございます。
今度読んでみようと思います。

お礼日時:2004/10/22 17:31

ドラマ放映中に、出産のために大学病院に入院していました。


「教授の総回診」というのがあり、「わ、ドラマと一緒だ」と思いました。
母子手帳に「分娩取扱者」として、先生の名前を書き込む場所があるのですが、他にも立ち会ってくださった先生方がいたのに、今まで診察もしてもらったことのない先生の名前が書いてあったので、「どうしてこの先生の名前になっているんですか?」と看護婦さんに聞くと、「この先生の方が偉いから。じゃあ、他の先生の名前を書いておくね。」と、偉い順に4人書いてくれました。
(ちょうど外来の診察が終わった先生が、いっぱい分娩を見に来てたので)
だから、やっぱり上下関係は、しっかりあるように思えます。
でも、先生方はみんな親切でしたし、機械なども最新のものが揃っているので、やはり何か大きな病気になったら、ここの病院にかかろうと思いました。

私も部外者ですが、患者から見た感想でした。
総回診は、確かに何を診てもらったのかよくわかりませんでしたけどね。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ありがとうございました。
大学病院の実態について今まで
知らなかったことがよく分かりました。
参考になりました。

お礼日時:2004/10/22 17:30

似たようなことは多いと思います。

それは医療関係だけではありません。
    • good
    • 1
この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。
政治欄カテゴリでも私の質問に
ご回答をいただきありがとう
ございました。
参考になりました。

お礼日時:2004/10/22 17:16

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!