幼稚園と保育園の違い

保育系の大学に通っている者です。

tomtakさんの回答に少し補足なのですが、
幼稚園は「教育をするところ」で、学校教育法が基本となっています。
保育園は「保育に欠ける乳幼児を保育(養護・養育)するところ」で、児童福祉施設となっています。

保育園も3歳児以上は幼稚園の内容を取り入れ教育的なものをするようにとなっています。

あと、下の回答をみるとほとんどの方が「厚生省」「文部省」とかかれていますが、現在は「厚生労働省」「文部科学省」なのでお間違えのないように(＾＾)

幼児教育科卒の元保育士です。

【幼稚園】
・管轄：文部省
・免許：幼稚園教諭免許
・入園基準：満３歳以上であれば、入園可能
・保育時間：8:30～14:30頃(預かり保育を実施している園も多い)

【保育園】
・管轄：厚生省
・資格：保育士資格
・入園基準：生後２ヶ月以上・保育に欠ける乳幼児
・保育時間：7:30～19:00(夜間保育している園もある)

幼稚園は預かり時間が短いので、
「専業主婦or短時間のパートの方」が預ける事が多いです。
午前中のみの日もありますし、昼過ぎに降園の日が殆どですから
フルタイムで働くのは、少し無理がありますよね。

保育園では、子どもが３歳未満のうちから働きたい方や
早朝＆夕方以降も働く方が預ける事が多いです。
待機児童が多い場合は、入園の優先順位があって、
内職やパートの方より、フルタイムの方の方が入園し易いですし。

『保育に欠ける乳幼児』という事なので
・両親が働いている。
・両親などの介護の為。
・妊娠や、下の子どもの育児の為。
など、ちきんと証明できないと、預ける事は出来ません。
（保育園しかない地域では、無条件で預かる園もあるそうですが）

■＃１さんの回答に補足させて下さい。
＞分かりやすく言えば、「幼児向けの教育機関が幼稚園」、「単に預かってくれてるだけの所が保育園」です。

「単に預かってくれてるだけの所」とは、
時間単位で預かってくれる託児所などに当てはまるかと思います。
託児所でも、設定保育や行事を行っている園も多いですけど。

こういった書き方をすると、双方の違いを知らない方に誤解を招く事になりそうで・・・。
「幼稚園は勉強・保育園は預かるだけ…」のように。

保育園でも、午前中は設定保育を実施していて、
幼稚園と同じ様に、沢山の行事もありますし
年長クラスでは、午睡の時間に「ひらがな・数字」の勉強もしています。

午睡が有る無いか、預かる時間の長さ等の違いはありますが
日中過ごしている内容に、大差はないと思います。

思いつくままに違いを列挙します。

対象年齢
　幼稚園；３才、４才、５才の３年間
　保育園；０才～５才まで

入園時期
　幼稚園；原則３才、４才の春（５才からはまず入れない）
　保育園；原則いつでも可

預かり時間
　幼稚園；３才９時～１１時（１３時）
　　　　　５才９時～１４（園による）
　保育園；親の勤務条件しだい

入園条件
　幼稚園；誰でも抽選を受けられる。
　保育園；共働きなど仕事のため育児できない人優先

が、公立の幼稚園と保育園の先生って同じ位置付けなんですかねぇ？　私学振興協会とか言うところの新任教育実習では、両方の新任保育師さんが参加してました。引率は保育園の園長先生でしたが・・

幼稚園－文部科学省の所管・幼稚園教諭の免許が必要

　　　　授業で、早いと午後すぐに帰っているようです。

保育園（所）－厚生労働省の所管・保母・保父免許が必要
　　　　　　　保育と言うことで、夜遅くまで子供を預かっています。

幼稚園は文部省の管轄で、保育園は厚生省の管轄です。

幼稚園は小学校に準じた教育要項です。

質問からずれた回答かもわかりませんが、幼稚園は文部科学省の管轄、保育所は厚生省（←今の名称忘れました）の管轄です。

分かりやすく言えば、「幼児向けの教育機関が幼稚園」、「単に預かってくれてるだけの所が保育園」です。

詳しいことは参考URLをご覧ください。

参考URL：http://www.ans.co.jp/kis/diffe.htm